スケジューラー

Blue Prismには、指定された時間にプロセスを実行し、さまざまな間隔でそれらの実行を繰り返すために使用できるスケジューラーがあります。スケジューラーは構成されたBlue Prismサーバーサービスの一部として動作し、Blue Prism環境とその環境で保持されているプロセスにアクセスします。

スケジュールはバックグラウンドプロセスとして動作し、次のスケジュール起動時間まで待機して、指定時刻になるとスケジュールを実行します。スケジュール起動時間には、特定のスケジュールで構成されたタイムゾーンが使用されます。

次の図は、スケジュールワークフローの一例を示しています。

スケジュール例 - クリックして大きい画像を表示

スケジューラーの構成方法の詳細については、「スケジューラー構成」を参照してください。

トラブルシューティング情報については、「トラブルシューティング - スケジューラー」を参照してください。

スケジュール

スケジュールとは、一連のタスクを実行するポイントを意味します。各スケジュールには必要な情報がすべて揃っており、名前と説明、タイミングデータ、実行する一連のタスクなど、さまざまなデータが含まれています。

スケジュールが実行されると、まず初期タスクが実行され、そのタスクの結果に基づいて次に実行するタスクが決定されます。したがって、スケジュール内のタスクは連続して実行されます。

同じスケジュールを同時に複数実行することはできません。たとえば、12:00(GMT)に始まり、13:00(GMT)に再び実行されるように設定されているスケジュールがあるとします。13:00(GMT)になっても最初のスケジュールが完了していない場合、13:00に再度実行されることはありません。

スケジュールはControl Roomの[スケジュール]要素を使用して作成されます。スケジュールは1回のみ実行するよう構成することも、毎分、毎時間、毎日、毎週、毎月、あるいは毎年繰り返すよう構成することもできます。カレンダーを利用してスケジュールを設定できるので、スケジュールを稼働日にのみ実行したり、特定の曜日や祝日を飛ばしたりできます。

タスク

タスクとは、スケジュールのコンポーネントを表すものです。同時に実行されるセッションのセットを定義し、スケジューラーが次に実行するタスクを決定できるように、それらのセッションの組み合わされたステータス結果を提供します。

セッションは、ランタイムリソースで実行される最上位プロセスです。各タスクには、任意の数のセッションを含めることができます。タスクが実行されると、各セッションが最初に作成されます。すべてのセッションが登録されてホストリソースに保留されてから、それらのセッションが実行されます。

タスクは、[タスク]要素を使用してControl Roomで構成されます。