Blue Prism 7.1:2022年6月

このリリースについて

次の表は、このBlue Prism Enterpriseリリースに直接関連するコンポーネントをまとめたものです。

コアコンポーネント

Blue Prism Enterpriseインストーラーには、以下のコンポーネントが含まれています。

データベース

486

このリリースはBlue Prismデータベースのこのバージョンを必要とします。これは、このデータベースバージョンを使用する最初のBlue Prismリリースです。

ブラウザーの拡張機能
(Chrome、Firefox、Edge)

7.1.0

このリリースで行われた修正と機能強化の詳細については、「ブラウザーの拡張機能」セクションを参照してください。

最新の互換性情報については、Blue Prismオンラインヘルプのブラウザー互換性マトリックスを参照してください。

追加コンポーネント

このBlue Prismリリースでは以下のコンポーネントを使用できますが、お使いのBlue Prism環境で必要な場合は個別にインストールする必要があります。

Login Agent

7.1

Blue Prism 6.7以降、Blue Prism Login Agentの機能更新はありません。このリリースのBlue Prismで提供されるLogin Agentのバージョンは、Blue Prism 6.7で提供されるバージョンと同じ機能を持っています。

Data Gatewaysエンジン

1.4

Blue PrismでData Gatewaysを使用するには、Data Gatewaysエンジンのバージョン1.4をインストールする必要があります7.1

Blue Prismポータルで[製品]>[Blue Prism Enterprise]>[Extras]の順に選択して、インストーラーをダウンロードします。

Blue Prism API

7.1

APIを使用するには、インストールされるBlue Prism APIバージョンが常にBlue Prism Enterpriseのバージョン番号と同じである必要があります。

APIリファレンスおよび機能の強化や改善の詳細については、「Blue Prism API」を参照してください。

Blue Prismポータルで[製品]>[Blue Prism Enterprise]>[Blue Prism 7]の順に選択して、インストーラーをダウンロードします。

互換性のあるBlue Prism Hubコンポーネントとプラグイン

以下のコンポーネントはBlue Prism Hubのリリースの一部ですが、特定のBlue Prism機能を利用するために必要です。

Authentication Server

4.6

Blue Prism Enterprise7.1のリリースでは、今回のBlue Prismのリリースに含まれる関連する新機能を活用するため、このバージョンのAuthentication Serverが必要です。

Authentication Serverの機能強化の詳細については、「Authentication Server」を参照してください。

Control Roomプラグイン

4.6

Blue Prism7.1のリリース機能を活用するには、このバージョンのControl Roomプラグインが必要です。Control RoomのプラグインはBlue Prism APIに依存します。

Hub Control Roomプラグインバージョン4.6は、Blue Prism APIバージョン7.1に依存します。詳細については、アップグレード通知を参照してください。

ブラウザーベースのControl Roomの機能強化と修正の詳細については、「Hubリリースノート」を参照してください。

既知の問題

このリリースで顕著な問題のリストは、知識ベースで維持されます。詳細については、こちらをクリックしてください。

重要なお知らせ

このリリースにアップグレードする前に、「アップグレード通知」で詳細をご確認ください。

セキュアな開発ポリシー

セキュアな開発ポリシーの一環として、Blue Prism製品は以下のセキュリティ基準で評価されています。

  • OWASP Top 10 – アプリケーション開発に最も大きなリスクをもたらすセキュリティ脆弱性。詳細情報

  • SANS CWE Top 25 – ソフトウェア開発業界で最も一般的に見られるソフトウェアセキュリティの脆弱性。詳細情報

  • 連邦情報処理標準(FIPS)文書140-2 – 情報技術製品の暗号化モジュールに対する最小セキュリティ要件を定義した米国政府規格。

  • ペイメントカード業界データセキュリティ基準(PCI DSS)。

  • 医療保険の携行性と責任に関する法律(HIPAA)。

  • 連邦情報セキュリティマネジメント法(FISMA)。

コンプライアンスハイライトサマリーレポートを入手するには、製品サポートにリクエストしてください。

Blue Prismコアコンポーネント

バージョン7.1のBlue Prismコア機能に、以下の機能強化、修正、および若干の改善点が追加されました。

機能強化

本リリースに含まれる機能強化は、次のカテゴリーを対象としています。

Active Directory統合

詳細については、「Active Directory統合」「」、「Active Directoryドメイン」「」、および「SPNの構成」「」を参照してください。

変更の説明

参考資料

Blue PrismでActive Directoryシングルサインオンを使用する場合、Blue PrismまたはActive Directory、またはその両方で役割管理のオプションを使用して、共通のActive Directoryネットワークインフラストラクチャ内の複数のフォレストからユーザーをサポートするようにシステムを構成することができます。従来は、複数のフォレストにまたがるユーザーを収容するには、Blue Prismで直接ユーザーの役割の割り当てを管理する必要がありました。また、Active Directoryセキュリティグループメンバーシップによる役割の割り当てでは、単一の共通Active Directoryフォレスト内のユーザーしかサポートしていませんでした。

[セキュリティ - サインオン設定]画面でActive Directory認証を有効にし、Blue Prismで関連する各ドメインの適切な認証情報を構成する必要があります。

これは、以下のすべてのシナリオに適用されます。

  • Authentication Server経由でインタラクティブクライアントにログインするActive Directoryユーザー。
  • 組み込み認証を使用してインタラクティブクライアントにログインするActive Directoryユーザー。
  • /ssoコマンドラインパラメーター経由のAutomateCコマンド、ランタイムリソース、プロセスアラートの認証。
  • ユーザープリンシパル名(UPN)、ユーザー名、ユーザーID経由のtelnetコマンド/getauthtoken/user/passwordの認証。
  • ランタイムリソースで公開されているWebサービスを呼び出す場合のActive Directory認証。

  • AutomateC /rolereportコマンドを使用して、システム内の各ユーザーのすべての役割および関連する許可に関するレポートを生成する場合。

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BP-4453

手動でユーザーを作成してユーザーの作成ウィザードで役割と許可を直接割り当てるか、[役割メンバーシップ]ダイアログでActive DirectoryセキュリティグループをBlue Prismの役割にマッピングすることで、Active DirectoryユーザーをBlue Prismで作成できるようになりました。

Active Directoryセキュリティグループに属するユーザーは、初めてBlue Prismにログインするとき、または[セキュリティ - ユーザー]画面のメニューボタンをクリックすると表示される[ ユーザーをActive Directoryと同期]オプションを使用して、Blue Prismに作成されます。このオプションを有効にすると、1つのフォレストと複数のフォレストの両方のActive Directoryユーザーが同期されます。

Active Directoryのユーザーの詳細は、Blue PrismにログインするたびにActive DirectoryからBlue Prismで更新されますが、管理者は次のように[ユーザーをActive Directoryと同期]オプションを選択することで、作成方法に関係なくユーザーリスト内のすべてのActive Directoryユーザーの詳細を更新できます。

  • Blue Prismの役割にマッピングされたセキュリティグループに割り当てられた新しいActive Directoryユーザーアカウントは、Blue Prismユーザーリストに表示されます。
  • Active Directoryで無効化されたユーザーアカウントは、Blue Prismで削除済みとしてマークされます。Active Directoryで以前に無効化されたアカウントが再度有効化された場合、Blue Prismユーザーリストに再度表示されます。
  • Active Directoryから削除されたユーザーアカウントはBlue Prismで削除済みとしてマークされますが、復元することはできません。
  • Active Directoryのユーザーの識別名またはUPNを更新すると、Blue Prismに表示されます。UPNが更新されると、それに応じてユーザーのユーザー名も更新されます。
BP-4442

BP-5333

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BP-5335

BP-4597

 

Active DirectoryユーザーがHubのブラウザーベースのControl Roomへのアクセスを試みたり、Blue Prismインタラクティブクライアントへのアクセスを試みたり、/ssoコマンドラインパラメーターを使用してAutomateCコマンドとランタイムリソースを認証しようとしたりすると、次の動作が発生します。

  • そのユーザーのアカウントがまだ存在しない場合は、Blue PrismデータベースにBlue Prismアカウントが自動的に作成されます。
  • Blue Prismで直接、またはActive Directoryのセキュリティグループを介してインタラクティブクライアントにログインしようとするときに、ユーザーにBlue Prismの役割が割り当てられていない場合、ログインはできなくなります。
  • Active Directoryでユーザーアカウントが削除/無効化されると、Blue Prismで削除済みとしてマークされ、ユーザーはログインできなくなります。
  • ユーザーアカウントがBlue Prismで削除済みとしてマークされている場合、そのアカウントがその後Active Directoryで復元されると、Blue Prismの役割が割り当てられているかどうかにかかわらず、そのアカウントが復元されます。これは、管理者がユーザーリストをActive Directoryと同期させるか、ユーザーがBlue Prismにログインするか、またはBlue Prismでユーザーの詳細を編集する場合に発生します。

BP-5191

Blue Prismシステム管理者は、新しい[サインオン設定 - Active Directoryドメイン]画面を使用して、データベースに保存されているActive Directoryドメインと関連する認証情報を表示、追加、編集、削除できるようになりました。

新しいドメインを追加する場合:

  • ドメイン名はsubdomain.domain.comまたはdomain.comの形式を用いた完全修飾でなければなりません。
  • ドメイン名と必須の認証情報は、Active Directoryドメインコントローラーに対して検証されます。

認証情報は、Active Directoryドメインを作成または編集するときに保存されます。ユーザー名とパスワードは保管前に暗号化されます。

各ドメインに保存される認証情報は、Active Directoryサービスアカウントの認証情報である必要があります。このサービスアカウントのパスワードは、有効期限内であること、ユーザーアカウントでないこと、Active Directoryサービスアカウントのベストプラクティスに従う必要があります。

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アプリケーションサーバー経由で接続されたデバイス上のユーザーまたはセキュリティグループについてActive Directoryを検索する場合、ドメインに対して保存され、データベースで暗号化された認証情報が、照会を行う際に使用されるようになりました。保存された認証情報が見つからない場合、認証が必要なクエリは、Blue Prismアプリケーションサーバーを実行しているWindowsアカウントのコンテキストで実行されます。カスタム認証情報は提供できなくなりました。

データベースに直接接続されているデバイスでユーザーまたはセキュリティグループをActive Directoryで検索し、保存されている認証情報が見つからない場合、認証を必要とするクエリは、Blue Prismをローカルで起動し、実行するために使用したWindowsアカウントのコンテキストで実行されます。

BP-4796

Blue PrismデータベースのActive Directoryドメインに保存された認証情報は、これらのドメインからのActive Directoryユーザーの認証時に使用され、適切なドメインコントローラーからの読み取りが可能になります。

保存された認証情報は、次のシナリオで使用されます。

  • alerts/ssoコマンドによるプロセスアラートの認証。コマンドを認証するには、すべての適切なフォレストのドメインに対して認証情報を保存し、Blue Prismでユーザーに[プロセスアラートに登録]許可を割り当てる必要があります。
  • Active DirectoryユーザーのUPNを介したtelnetユーザーパスワードgetauthtokenコマンドの認証。

  • Blue Prismインタラクティブクライアントへの組み込み認証。

  • ランタイムリソースの組み込み認証。

  • ssoコマンドラインパラメーターを使用したAutomateCコマンドの組み込み認証。

  • Active Directory UPNとパスワードを使用して、Webサービスとして公開されたプロセスを呼び出す場合。

  • Authentication Server経由でBlue Prismインタラクティブクライアントにログインし、Active Directoryユーザーレコードを取得し、ユーザーのセキュリティグループメンバーシップを決定する場合。

単一のフォレスト環境および/またはBlue Prismアプリケーションサーバーを実行しているアカウントが環境内のすべてのドメインコントローラーから読み取りを許可されている環境からアップグレードする場合、認証情報は必要ありません。

BP-6577

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Blue Prismサーバー接続で次の接続モードを使用する場合、各Blue Prismサーバーサービスインスタンスが実行されているActive Directory(AD)アカウントに対してサービスプリンシパル名(SPN)を構成する必要があります。

  • WCF:メッセージの暗号化とWindows認証を使用するSOAP
  • WCF:トランスポートの暗号化とWindows認証を使用するSOAP
  • .NET Remoting:セキュア

これは、Blue Prismインタラクティブクライアントまたはランタイムリソースが上記の接続モードのいずれかを使用してアプリケーションサーバーに接続する場合、Microsoft Negotiateセキュリティパッケージを使用して、接続の認証に最適なセキュリティサポートプロバイダー(SSP)を選択するためです。Blue Prismインタラクティブクライアントの内部コードは、予想されるSPNをMicrosoft Negotiationセキュリティパッケージに提供します。これは、SPNがActive Directoryに存在することを条件として、Microsoft Negotiationに、New Technology LAN Manager(NTLM)SSPではなくKerberos SSPを選択するように促します。

この構成はすべてのBlue Prism環境に適用されますが、BPサーバーインスタンスが実行されているActive Directoryアカウントが、Blue Prismインタラクティブクライアントとランタイムリソースに使用されるActive Directoryアカウントとは異なるドメインに存在する場合は、以下に概説する追加の構成が必要です。

Blue Prismインタラクティブクライアントの[接続構成]画面で、次の2つの新しい設定を構成する必要があります。

  • Kerberosレルム – ユーザーのKerberosレルムがBlue Prismサーバーを実行するよう構成されたアカウントのレルムと異なる場合、インタラクティブクライアントの各Blue Prismサーバー接続に対して構成する必要があります。オプションは、新しいAutomateCコマンド/setkerberosrealm(例:/setkerberosrealm mycompany.com)を使用して設定することもできます。Kerberosレルムは通常ドメイン名と同じですが、ITチームに正しい値を確認してください。
  • NTLMを強制 – Microsoft Negotiateセキュリティパッケージは、接続の認証時にセキュリティサポートプロバイダー(SSP)としてNew Technology LAN Manager(NTLM)を選択するよう強制されます。このオプションは、Kerberosが利用できない、あるいは構成されていない場合にNTLMを使用できるように提供されています(「SPNの構成」「」を参照)。このオプションは、Blue Prismサーバー接続の認証時に、最後に使用または指定された接続(/dbconnameスイッチを使用)に対して、新しいAutomateC /forcentlm(たとえば、/forcentlm true)を介して設定することもできます。

    NTLMは安全性の低いプロトコルと見なされるため、このオプションを有効にする前にセキュリティチームに相談してください。

BP-7917

BP-8051

BP-6576

Active Directory経由のログインプロセス中にログイン障害やパフォーマンスの問題が発生した場合、システム管理者はログインプロセス中に照会する信頼できるActive Directoryドメインを手動で構成できます。少なくとも1つのActive Directoryドメインが手動で構成された場合、これらの設定はログインのプロセス中に構成したドメインのみを照会するときに使用されます。プログラムを実行してドメインの特定は行いません。詳細については、「シングルサインオンのトラブルシューティング」「」を参照してください。

手動構成のデータベーススクリプト(BP-9497-ConfigureTrustedDomain.sql)は、Blue Prismポータルからダウンロードできます。

BP-9497

ログイン時のパフォーマンスを高めるために、検出されたActive Directoryドメインを保存するキャッシュの動作は、更新間隔と最大キャッシュ期間を設定することで構成可能です。

このキャッシュは、直接データベース接続を確立し、Blue Prismアプリケーションサーバーを起動し、Active Directory認証を有効にすると、Blue Prismに入力されます。データベースへの直接接続でログインする場合、キャッシュの作成中にユーザーが正常にログインできない場合があります。詳細については、シングルサインオンのトラブルシューティング」「」を参照してください。

キャッシュ構成のデータベーススクリプト(BP-9654-SetCacheDurationAndRefreshInterval.sql)は、Blue Prismポータルからダウンロードできます。

BP-9654

認証設定

詳細なガイダンスについては、「Blue Prismでの認証」「」と「セキュリティ - サインオン設定」「」を参照してください。

変更の説明

参考資料

[セキュリティ - サインオン設定]画面は、アクセシビリティを改善し、利用可能な認証方法をより良く反映するために再設計されました。

  • 主なユーザー認証オプションの名前が次のように変更されました。Authentication Serverを介したユーザーログイン(現在のBlue Prism環境でブラウザーベースのControl Roomを使用する場合に必要です)、組み込み認証を使用したユーザーログイン(ブラウザーベースのControl Roomはサポートされていません)。
  • 既存のActive DirectoryおよびBlue Prismネイティブ認証方法は、新しい組み込み認証設定サブメニューの下に表示されます。使用可能な組み込みの認証方法は、ランタイムリソース、telnetコマンド、AutomateCコマンドを認証する場合や、ランタイムリソースに公開されているWebサービスを呼び出す場合にも使用されます。
  • パスワードルールセクションの名前がネイティブ認証のパスワード規則に変更され、より論理的な順序に並べ替えられました。パスワードルールはBlue Prismネイティブ認証にのみ適用されます。
  • ログインオプションセクションの名前がネイティブログインオプションに変更されました。また、[組み込み認証を使用したユーザーログイン]と[Blue Prismネイティブ認証]が選択されている場合にのみ表示されるようになりました。
  • Blue Prismの前バージョンで利用可能だったログインオプション[ログイン画面にユーザーのリストを表示]は、パフォーマンス向上のために削除されました。
  • 新しいActive Directoryユーザーの役割管理セクションでは、管理者はActive Directoryユーザーの役割の管理方法を決定できるようになりました。Active Directory認証が組み込み認証設定で有効になっている場合は、次のオプションのうち少なくとも1つを選択する必要があります。

    • Blue Prismで役割メンバーシップを管理 – Active DirectoryユーザーはBlue Prismの役割に直接割り当てられます。ユーザーを複数のBlue Prismの役割に割り当てることができます。

    • Active Directoryで役割メンバーシップを管理 - Active DirectoryセキュリティグループはBlue Prismの役割にマッピングされます。ユーザーを関連する複数のActive Directoryセキュリティグループのメンバーにすることで、複数のBlue Prismの役割に割り当てることができます。

    これらのオプションは、Active Directory認証が使用されるすべての状況に適用されます。

    • Authentication Server経由でインタラクティブクライアントにログインします。
    • 組み込み認証を使用してインタラクティブクライアントにログインします。
    • ssoコマンドラインパラメーターを使用したランタイムリソースとAutomateCコマンドの認証。

    • Active Directoryの認証情報を使用したWebサービスリクエストとtelnetコマンドの認証。

    組み込み認証設定でBlue Prismネイティブ認証のみが有効になっている場合、これらのオプションは画面で未選択にしておくことができます。

BP-4430

BP-5260

BP-7335

 

Blue Prismログイン画面が更新され、デプロイメントで有効な認証タイプに基づいて次のオプションが表示されます。管理者は、インタラクティブクライアントの[セキュリティ - サインオン設定]画面でこれらの設定を構成できます。

[セキュリティ - サインオン設定]画面の認証タイプ

ログイン画面オプション

Authentication Server経由のユーザーログイン Authentication Serverを使用してサインイン
Blue Prismネイティブ認証とActive Directory認証の両方が有効になっている組み込み認証を使用したユーザーログイン
  • Blue Prism認証情報を使用してサインイン
  • Active Directoryを使用してサインイン
  • Active Directory認証のみを有効にした、組み込み認証を使用したユーザーログイン Active Directoryを使用してサインイン
    Blue Prismネイティブ認証のみを有効にした、組み込み認証を使用したユーザーログイン Blue Prism認証情報を使用してサインイン

    BP-4444

    Citrix統合

    詳細なガイダンスについては、「」「Citrix統合」を参照してください。

    変更の説明

    参考資料

    Citrix統合機能に次の機能強化が追加されました。

    • ユーザーは、Win32アプリケーションに加え、Citrixの仮想Desktop環境(VDE)経由でWin64アプリケーションも自動化できるようになりました。64ビットおよび32ビットの外部Citrixモードは、いずれもアプリケーションモデラーで選択できます。
    • ユーザーはCitrix VDEにBlue Prismを完全にインストールする必要がなくなりました。Citrix VDEにBlue Prismエージェントをインストールすることを選択できるようになりました。Citrix VDEでは、アプリケーションの自動化に必要なファイルのみをインストールします。
    • アプリケーションモデラーを使ってCitrixアプリケーションを自動化する際にInternet Explorer(IE)を使用できるようになりました。Citrixを使用することをアプリケーションモデラーウィザードで指定したときに、ブラウザーベースのアプリケーション(Internet Explorer)を選択できるようになりました。Citrix VDEのIEで要素をスパイできます。

    BP-3445

    BP-3788

    BP-4471

    データベース設定

    詳細については、「新しいデータベースを作成するおよび「アップグレード通知」を参照してください。

    変更の説明

    参考資料

    Blue Prismデータベースの新規作成時に、ユーザーはシングル認証環境とマルチ認証環境のどちらかを選択する必要がなくなりました。1つのBlue Prismデータベースで、すべての環境タイプと認証方法を網羅できるようになりました。

    この変更を反映するために、[新しいデータベースを作成]画面が更新されました。[接続構成]画面の[データベースを構成]ボタンも削除されました。この操作で以前行っていた構成手順がユーザーインターフェイスで実行されるようになったためです。

    以前のバージョンからアップグレードされたデプロイメントは、データベースのアップグレードの一部として新しいデータベースタイプに変換されます。

    Blue Prism 6.10で導入されたAuthentication Gatewayを介した外部認証機能は、Blue Prismバージョン7の現在利用可能なバージョンではサポートされていません。

    BP-4242

    BP-4450

    次の機能は、サポートされているすべてのBlue Prism環境タイプと認証方法をカバーする新しいデータベースタイプに対応する必要がなくなったため、利用できなくなりました。

    • [セキュリティ - サインオン設定]画面の[シングルサインオン]セクションが削除されました。これにより、Blue Prism 6.9で導入された、シングル認証Active Directoryデータベースをマルチ認証Active Directoryデータベースに変換するデータベース変換ツールも削除されました。
    • シングルサインオン環境機能は、Process StudioおよびObject Studioでは使用できなくなりました。この機能は、シングル認証環境とマルチ認証環境を区別するためにのみ使用されていたため、不要になりました。この機能は、Process StudioおよびObject Studioのアラート、計算、選択、決定、例外、マルチ計算の各ステージに適用されました。

      以前この機能を使用していたプロセスおよびビジネスオブジェクトは、この機能を使用せずに再構築する必要があります。

    • マルチチーム環境でアクセス権を管理する場合、Process Studioの[アクセス権を管理]画面にユーザーリストが表示されなくなりました。これは以前は、マルチ認証環境でアクセス権を構成する場合にのみ表示されていました。

    • /createdb/replacedb/upgradedb/getdbscriptコマンドと併用するコマンドラインパラメーター/setadadmingroupおよび/setaddomainは使用できなくなりました。Active Directory管理グループは、[役割メンバーシップ]ダイアログでセキュリティグループをシステム管理者の役割に割り当てて構成されるようになりました。

    • 以前このコマンドで行っていた構成手順が別の方法で実行されるようになったため、/configuredbコマンドラインパラメーターは使用できなくなりました。

      • セキュリティグループが複数のドメインに存在できるようになったため、セキュリティグループが存在するActive Directoryドメインを設定する必要がなくなり、セキュリティグループをBlue Prismの役割にマッピングするときにドメインの詳細が自動的に取得されるようになりました。
      • Active Directory管理グループは、[役割メンバーシップ]ダイアログでセキュリティグループをシステム管理者の役割に割り当てて構成されるようになりました。

    BP-4259

    BP-4452

    BP-4451

    BP-5554

    ローカリゼーション

    変更の説明

    参考資料

    新しい属性識別子入力パラメーターが、読み取りおよび待機ステージのアプリケーションモデラーの属性を取得アクションに追加され、属性名パラメーターの代わりに使用されます。これにより、属性名が最初に追加された言語とは異なる言語で表示されるよう環境が構成されている場合でも、ランタイムリソースだけでなくスタジオでもプロセスを正常に実行することができます。

    従来、属性を取得する読み取りアクションや属性を確認する待機アクションを含むプロセスでは、パラメーターがローカライズされていないため、デバイスが英語以外の言語で表示するように構成されている場合、実行に失敗していました。

    この問題は、属性名パラメーターが属性の表示名を使用するため発生しました。そのため、このシナリオでプロセスが実行された場合、プロセス設計中に特定の言語で最初に追加された属性名が、翻訳された属性名と一致しませんでした。

    この問題は、以下のアクションに影響を与えていました。

    ステージタイプ アクション
    読み取り
    • ウィンドウ属性を取得
    • AA属性を取得
    • HTML属性を取得
    • JAB属性を取得
    • UIA属性を取得
    書き込み
    • ウィンドウ属性を確認
    • AA属性を確認
    • HTML属性を確認
    • JAB属性を確認
    • UIA属性を確認

    新しい属性識別子パラメーターのドロップダウンには、各スパイモードに関連付けられたローカライズ済みの属性名の静的リストが表示されます。これらはローカライズされたわかりやすいテキストとしてユーザーに表示されますが、ドロップダウンからの選択は、プロセスXMLに保存されている言語に依存しない識別子を返します。そのため、どの表示言語が選択されても動作します。

    下位互換性と新しい[属性識別子]パラメーターの使用の詳細については、「アップグレード通知」を参照してください。

    さらに、アクション名に以下の変更が加えられました。これらのアクションの表示名のみが変更され、内部IDは変更されていないため、既存のプロセスXMLは影響を受けません。

    • 読み取りおよび待機ステージアクション(上記)には、整合性を持たせるため、すべて属性を取得または属性を確認(必要に応じて)という表示名が付けられるようになりました。これは、スパイモードに関係なく、すべてのアクションが同じタスクを実行するためです。
    • Chrome、Edge、Firefoxブラウザーの[属性を取得]アクションの名前が[HTML属性を取得]に変更されました。これは実際の目的を反映しており、スパイされた属性を取得する[属性を取得]アクションとの混乱を避けるためです。
    BP-6496

    光学式文字認識(OCR)

    詳しいガイダンスについては、「光学文字認識(OCR)」「」を参照してください。

    変更の説明

    参考資料

    Blue Prismネイティブ文字認識機能は、次のように強化されました。

    • Object Studioの読み取りステージに、新しい[テキストの認識(OCR Plus)]アクションが追加されました。
    • [システム]>[システム - フォント]からアクセスできる[フォントジェネレーター]ダイアログに、新たに[OCR Plus]オプションが追加されました。
    • アプリケーションモデラーから[テキストの認識(OCR Plus)]アクションを使用して領域を自動化するときに、Blue Prism領域エディターからアクセスできる[Blue Prismフォントを生成]ダイアログに、新しい[OCR Plus]オプションが追加されました。

    これらのオプションにより、色やフォントのパラメーターを定義するための構成が少なくて済み、精度と堅牢性が向上します。さらに、正規表現ベースの曖昧さを解消することで、テキスト認識が強化され、どのテキストを選択するかをよりきめ細かく制御できます。

    BP-2335

    BP-7554

    BP-7560

     

    役割と許可

    詳細については、「役割を管理する」および「セキュリティ - サインオン設定」「」を参照してください。

    変更の説明

    参考資料

    Blue Prismシステム管理者は、ネイティブ、Active DirectoryまたはAuthentication Serverユーザーアカウント、Active Directoryセキュリティグループ、Authentication Serverサービスアカウントなど、システム内のすべてのアカウントタイプの役割のメンバーシップを1か所で管理できるようになりました。

    [セキュリティ - ユーザーの役割]画面の[役割メンバーシップを管理]ボタンをクリックすると、新しい[役割メンバーシップ]ダイアログが表示されます。管理者は、Blue Prismで既存のユーザーを検索するか、Active Directory認証が有効になっている場合はActive Directoryでセキュリティグループを検索することで、1人以上のユーザーおよび/またはセキュリティグループを役割に割り当てることができます。

    BP-4437

    BP-4438

    BP-4644

    BP-4439

    [ユーザー設定]画面の[役割と許可]タブに、認証タイプに応じてユーザーに割り当てられた役割が表示され、該当する場合は、[セキュリティ - サインオン設定]画面の環境に対して選択された役割メンバーシップオプションにも表示されます。

    BP-5846

    BP-6451

    ユーザーに直接割り当てられた役割とActive Directoryセキュリティグループに割り当てられた役割を区別するため、[ユーザー設定]画面の[役割と許可]タブの左側のパネルが更新されました。

    役割自体は左側のパネルでは編集できませんが、1つ以上の役割を次のタイプのユーザーに直接割り当てることができます。

    • Blue Prismネイティブユーザー
    • Authentication Serverユーザー
    • Authentication Serverサービスアカウント
    • [セキュリティ - サインオン設定]画面で[Blue Prismで役割メンバーシップを管理]オプションが有効になっている場合のActive Directoryユーザー

    [セキュリティ - サインオン設定]画面で[Active Directoryで役割メンバーシップを管理]オプションが有効になっている場合、左側のパネルには、ユーザーがActive Directoryセキュリティグループから継承した役割も表示されます。これらの役割はここで編集または割り当てることはできません。セキュリティグループは[役割メンバーシップ]画面を介して役割にマッピングされます。

    ユーザーがこれらの役割から受け取る許可は、右側のパネルでも表示できます。

    Active Directoryアカウントの詳細はすべてActive Directoryで管理されているため、Active Directoryユーザーの詳細を表示する画面の名前が[ユーザー設定]から[ユーザーの詳細]に変更されました。

    BP-5268

    BP-5269

    BP-5855

    修正と小規模な改善

    このリリースに含まれる修正および小規模な改善は、次のカテゴリーを対象としています。

    Active Directory統合

    変更の説明

    参考資料

    Active Directoryユーザーは、キーボードのDeleteキーを押して、Blue Prismから意図せずに削除することはできなくなります。

    BP-6350

    Active Directory認証を使用する場合、データベース構成中にBlue Prismサーバー接続モードの確認は行われなくなります。以前は、シングル認証のActive Directoryデータベースを作成するときに、サポートされていない接続モード(WCF:トランスポートの暗号化を使用するSOAP、WCF:安全でない、.NET Remoting:安全でない)が選択された場合、エラーメッセージが表示されました。

    バージョン7.1で新しいデータベースを作成すると、シングル認証環境とマルチ認証環境の区別は行われなくなるため、ユーザーがインタラクティブクライアントまたはコマンドラインツールを介してActive Directoryを使用してログインしようとすると、接続モードの確認が実行されます。

    Blue Prismサーバー接続モードの説明が更新され、Active Directory認証をサポートするどうかを示すようになりました。これによりユーザーは、サポートされていないオプションを選択できないようになりました。

    BP-4449

    BP-5812

    シングル認証のActive Directory環境から7.1データベース(すべての環境タイプと認証方法に対応)にアップグレードする場合、保存された既存のデータに基づいてActive Directoryにセキュリティグループが見つからないと、以前に割り当てられたBlue Prismの役割にセキュリティグループを再割り当てするよう管理者に促す警告メッセージが[役割メンバーシップ]ダイアログに表示されます。

    組み込みセキュリティグループはサポートされていないため、Blue Prismの役割が組み込みセキュリティグループに割り当てられている場合、管理者はカスタムグループを作成し、組み込みセキュリティグループからカスタムグループへユーザーを追加して、Blue Prismの役割に割り当てる必要があります。

    BP-5704

    Blue Prismバージョン5.0.24以前からアップグレードする場合、データベースにマッピングされたActive Directoryドメインとセキュリティグループの形式は、バージョン7.1で使用される形式に更新されます。アップグレード完了後の最初のログインは、バックグラウンドでいくつかの管理アクションが実行されるため、通常より少し時間がかかる場合があります。

    BP-7230

    Active Directoryドメインとフォレストの検索時のパフォーマンスを向上させるため、データベース呼び出しを減らすためにドメイン認証情報に、またActive Directoryへの不要な呼び出しを防止するためにActive Directoryの信頼関係に、キャッシュメカニズムが追加されました。

    BP-6954

    BP-6969

    アプリケーションモデラー

    変更の説明

    参考資料

    UIAモードで要素をスパイするようにアプリケーションモデラーを構成する場合、UIAクラス名属性はデフォルトで選択解除されます。これは、オペレーティングシステムの更新またはバージョン変更の結果としてUIAクラス名属性値が変更される可能性があるためです。この属性の値と潜在的な動的挙動を理解せずに、この属性に依存するように新しいプロセスを構成することは推奨されません。

    この変更は、値が空白かどうかにかかわらず、既存のプロセスには影響しません。

    BP-10198

    アプリケーションモデラーでアクティブアクセシビリティ(AA)モードを使用する場合、Microsoft Edge Internet ExplorerモードでWeb要素を正しく再スパイできるようになりました。以前は、ネイティブのInternet ExplorerでスパイされたWeb要素に問題が発生していました。新しい要素は、EdgeのIEモードでAAモードを使用してスパイできるようになりました。

    BP-7881

    BP-8017

    アプリケーションサーバー

    変更の説明

    参考資料

    Blue Prismアプリケーションサーバー構成の[サーバー構成の詳細]画面の[キーストア]タブで、ローカルコンピューターに加えてネットワークからもフォルダーを選択できるようになりました。場所のパスは、[フォルダー]フィールドに直接入力するか貼り付けることもできます。これにより、暗号化キーファイルをサーバーコンピューター上にない場所に安全に保存できるようになりました。

    BP-6872

    監査イベント

    変更の説明

    参考資料

    Blue Prismへのログインに使用したマシンがデータベースに存在しなくても、すべてのログインおよびログアウトの監査イベントが監査ログに正しく記録されるようになりました。これにより、ローカルデバイスシステム設定で、[ユーザーがBlue Prismにサインインしたら、このマシンで個人のランタイムリソースを起動]が無効になり、マシンがBlue Prismデータベースに登録されない問題が修正されます。

    BP-4107

    Citrix統合

    変更の説明

    参考資料

    メモリ消費量を削減するために、Citrix VDEのバックグラウンドで実行されるAppMan.Service.exeインスタンスは1つだけになりました。以前は、複数のインスタンスを同時に実行できました。

    BP-4705

    AppMan.Service.exeを終了して再起動した後にBlue PrismプロセスをCitrix VDEに接続しようとすると、タイムアウトエラーメッセージが誤って表示される問題が修正されました。

    BP-4895

    Citrix VDEで自動的にアプリケーションに送信される1KBを超えるメッセージによって、AppMan.Serviceが予期せず終了することはなくなりました。

    BP-5326

    Blue PrismプロセスをAppMan.Serviceに最初に接続してからAppMan.Serviceを閉じた後、Blue Prismインタラクティブクライアントが応答を停止する問題が修正されました。Blue Prismを閉じる前に、AppMan.Serviceの可用性がチェックされるようになりました。

    BP-4891

    以前は、AppMan.Serviceを起動してエラーが発生した場合、サービスは終了するものの作成されたトレイアイコンは通知エリアから削除されませんでした。エラー後にアプリケーションを閉じると、トレイアイコンが正しく削除されるようになりました。

    BP-3735

    プロセスが起動した後([移動]ステージの[起動]アクションを介して)やアプリケーション(メモ帳など)がCitrix VDEで起動する前にProcess Studioのプロセスが一時停止されても、エラーが誤って表示されることはなくなりました。

    BP-3529

    以前は、[ウィンドウのアクティブ化]アクションで[移動]ステージを使用してCitrix VDE経由でアプリケーションを自動化しようとしたときにエラーが発生していました。これは、必要な32/64ビットActivatorファイルがCitrixインストールディレクトリになかったためです。これらのファイルが追加されたため、現在はエラーは発生しません。

    BP-7594

    ビジネスオブジェクトがアプリケーションに接続され、別のビジネスオブジェクトがCitrix VDEを介して別のアプリケーションに接続されているときに、いずれかのアプリケーションがObject Studioで閉じられたかデタッチされた場合、Blue Prismはどのアプリケーションが閉じられたかを検出できなかったエラーが修正されました。これが修正されたため、Blue Prismはどのアプリケーションが閉じられたかを正確に検出します。

    BP-7250

    Control Room

    変更の説明

    参考資料

    スケジュールの表示許可では、ユーザーはControl Roomでスケジュールを表示するときに構成オプションを更新できなくなります。以前は、一部のフィールドが誤って編集可能になっていましたが、変更を保存しようとしたときにエラーが表示されていました。

    BP-1981

    リソースがローカルからパブリックに変更され、Control Roomの[セッション管理]画面に正常に表示されるようになりました。以前は、パブリックに更新されたローカルリソースは、ユーザーのマシンに表示されなくなっていました。

    BP-1340

    Control Roomの[セッション管理]画面でセッション情報を取得する方法が、より効率的にデータを呼び出すように更新され、データベースへの呼び出しは1回のみになりました。以前は、フィルタリングされたセッションビューに対して重複するデータベース呼び出しが行われていました。

    BP-216

    Control Roomの[セッション]画面の[環境]パネルのショートカットメニューの[開始]オプションは、ユーザーの役割でコントロールリソース許可が有効になっていないユーザーに対して無効になりました。以前は、このオプションはすべてのユーザーが使用できましたが、必要な許可なしにユーザーが選択するとエラーが発生していました。

    BP-4797

    Control Roomから、またはコマンドラインを介してスケジューラーレポート(最近のアクティビティなど)を実行する際に、Null参照例外エラーが発生していた問題が修正されました。これは、レポートに2000件を超えるエントリがある場合に断続的に発生していました。

    BP-176

    Control Roomの[キュー管理]画面にワークキュー項目とそのステータスなどの情報を入力するために使用されるデータベースクエリは、システム全体のパフォーマンスを改善するためスナップショット分離を使用するようになりました。

    BP-1570

    毎週の実行とControl Roomの有効期限日が構成されているスケジュールが、設定の有効期限日を過ぎて誤って実行される可能性がある問題が修正されました。また、これにより[スケジューラー]>[タイムテーブル]リストにこのようなスケジュールが正しく表示されるようになります。

    BP-6847

    ユーザーのライセンスに割り当てられた同時セッションの最大数に達すると、スケジュールされたセッションはトリガーされなくなり、スケジュールログにそのことを示すメッセージが表示されます。以前は、ユーザーが複数のリソースにプロセスを割り当てたスケジュールを作成した場合、セッションの最大数に達していても、これらのリソースでセッションがトリガーされました。

    BP-2696

    別のユーザーによる更新後にユーザーが[スケジュール]画面で[更新]をクリックすると、Control Roomのスケジュールツリー表示が更新されるようになりました。以前は、最初のユーザーがControl Roomから移動して戻った後にのみ変更が表示されていました。

    BP-6810

    認証情報マネージャー

    変更の説明

    参考資料

    セキュリティ強化のため、ユーザーインターフェイス全体およびデータテーブル内の隠しパスワードのフィールドには、パスワード値の長さを隠すために、標準化された15文字の数字が表示されるようになりました。この変更は、次のデータテーブルに適用されます。

    • セッション変数
    • 環境変数
    • フィールドタイプがパスワードの場合のコレクションステージ

    • フィールドタイプがパスワードの場合のデータアイテム

    • [接続構成]画面の[パスワード]フィールドなど、入力を自動的に隠すテキストフィールド。

    BP-4883

    BP-3257

    BP-1849

    /reencryptコマンドを使用してすべての認証情報、暗号化されたワークキュー項目、リソースのスクリーンショットを更新しても、空白のパスワードではエラーが発生しなくなり、最新の暗号化方式が使用されます。以前は、パスワードが空白の場合、認証情報の復号化に失敗していました。これは、データベースの再暗号化が空白のパスワードを無視していたものの認証情報キーを更新していたためです。空白のパスワードは空白でないパスワードと同様に処理されるようになったため、再暗号化と復号化が常に成功します。

    さらに、空白のパスワードは以下の場合も正常に使用できるようになりました。

    • Blue Prismインタラクティブクライアントの[セキュリティ - 認証情報]画面で新しい認証情報を作成する場合。
    • Blue Prismプロセスで認証情報VBOの[設定]アクションを使用する場合。
    • 新しいデフォルトの暗号化方式を生成した後、AutomateCを使用してデータベース内のデータを再暗号化する場合。

    BP-6763

    データベース設定

    変更の説明

    参考資料

    Azure SQL Server上のデータベースに接続する際に、Windowsイベントビューアーにデータベース接続エラーメッセージが正しく表示されない問題が修正されました。

    BP-398

    Blue PrismがSQLデータベースに接続するために使用するアカウントの最小許可セットを組み込んだBlue Prism SQLデータベースの役割は、HubのWebベースのControl Roomプラグインに入力するためのデータを取得するために必要なストアドプロシージャを実行するための適切な許可を持つようになりました。

    BP-4784

    インタラクティブクライアントとランタイムリソース

    変更の説明

    参考資料
    /nohttpフラグが有効になっているリソースに対するHTTPリクエストの処理が改善されました。このようなリソースへのHTTP接続の試行は、より詳細なエラーメッセージとともに閉じられるようになりました。 BP-288

    システムマネージャーの[レポーティング]画面にある[最終更新]フィールドに、タイムスタンプが含まれなくなりました。これは、構成された更新時間がデータベースに保存されないためです。つまりデフォルトの更新時間である「0:00:00」だけが常に表示されます。

    BP-461

    証明書のプライベートキーに関する誤解を招くエラーメッセージがランタイムリソースウィンドウに表示されていた問題が修正されました。これは、SSLおよびトランスポートレイヤーセキュリティ(TLS)のトランスポートセキュリティに関連するエラーシナリオで発生していました。

    エラーメッセージは、生成された例外のシナリオを反映するようになりました。

    BP-592(次も参照:
    BG-7509
    BG-6963
    BP-1451)
    ランタイムリソースからアプリケーションサーバーを介してインタラクティブクライアントにメッセージを中継するコールバックロジックが改善されました。クライアントIDがコールバックチャネル通信に渡され、コールバックメッセージがイベントをトリガーしたユーザーにのみ表示されるようになりました。以前は、アカウントにログインしているすべてのユーザーにメッセージが表示されていました。 BP-4374

    Blue Prismインタラクティブクライアントのステータスバーが更新され、すべてのアカウントタイプが次のように一貫して表示されます。

    前回:{date time}、現在:{date time}、ユーザー:「ユーザー名」、接続:「DB名」、接続先:「SQL Server {version number}

    前回:{date time}セクションは、ユーザーが2度目にログインした時のみ表示されます。

    BP-4443

    ローカリゼーション

    変更の説明

    参考資料

    計算ステージの[]フィールドに韓国語(ハングル)文字を入力できるようになりました。以前は、このような文字は貼り付けはできましたが、入力した場合は誤って表示されていました。

    BP-3577

    マルチチーム環境(MTE)

    変更の説明

    参考資料

    マルチチーム環境(MTE)とリソースプールの両方を使用するBlue Prism環境の問題が修正されました。MTEでは、制限されたグループのリソースプール内のリソースからのセッションは、適切な許可なしにユーザーがControl Roomで表示できなくなります。グループに適用されるアクセス権は、プール、子グループおよびそれらのコンテンツを含むすべてのアイテムに適用されるようになりました。そのため、関連するプロセスとリソースプールの許可を持つユーザーのみが制限されたセッションを表示できます。

    MTEとリソースプールの詳細については、「マルチチーム環境」「」および「リソースプール」「」を参照してください。

    BP-8020

    Process StudioとObject Studio

    変更の説明

    参考資料

    空のコレクションから読み込んだり、空のコレクションに書き込んだりするオブジェクトをデバッグする場合に、検証エラーが誤って返されることはなくなりました。以前は、Process StudioまたはObject Studioでこのようなオブジェクトを実行すると、検証エラーが誤って発生していました。

    BP-1440

    新しいバージョンのBlue Prismで作成されたビジネスオブジェクトにGetDateTimeValueアクションが含まれている場合、以前のバージョンのBlue Prismにインポートできなかった問題が修正されました。これは、アクション名がGetDatetimeValueからGetDateTimeValueへと大文字に変更されたため、以前のバージョンのBlue Prismでは認識されなくなったためです。GetDatetimeValueアクションは、XMLファイルへの保存、読み込み、書き込み、またはリリースへの追加時にGetDateTimeValueに変換されるようになりました。

    この修正は、この特定のシナリオでオブジェクトのバックポートを許可することのみを目的とします。特定のバージョンのBlue Prismで作成されたオブジェクトとプロセスは、古いバージョンにインポートしたり、古いバージョンで使用したりすることはできません。

    BP-4986

    Process StudioおよびObject Studioでは、プロセス名およびオブジェクト名のアンパサンド(&)記号が、アンダースコア(_)記号に変換されなくなりました。

    BP-5395

    データアイテムが待機ステージで参照されていないことを誤って示す検証メッセージは、データアイテムが待機ステージで参照されると表示されなくなります。

    BP-6528

    ユーザー構成

    変更の説明

    参考資料

    [セキュリティ - ユーザー]画面が更新され、ネイティブ、Active DirectoryまたはAuthentication Serverユーザーアカウント、およびAuthentication Serverサービスアカウントを含むすべてのアカウントタイプで列名が標準化されました。

    Active Directoryユーザーのユーザー詳細が更新され、ユーザーのUPN、SID、識別名が含まれるようになり、ユーザー権限終了日とパスワードの有効期限の詳細が削除されました。これはBlue PrismのActive Directoryユーザーのこれらの詳細が取得されないためです。

    BP-4440

    BP-5267

    セキュリティの改善

    変更の説明

    参考資料

    このリリースでは、サーバーのアクセス許可と通信に関するさまざまなセキュリティ改善が行われています。

    BP-9550

    ブラウザーの拡張機能

    ブラウザーの拡張機能を使用すると、Blue Prismはブラウザーで表示されるWebページやアプリケーションと連携して、それらのアプリケーションやWebページを含むビジネスプロセスを簡単にモデル化できます。

    ブラウザーの拡張機能のバージョン

    以下の表は、このリリースと互換性のある各Blue Prism拡張機能が導入された時期と、評価対象となるブラウザーのバージョンを示しています。主要な機能の詳細については、ブラウザー拡張機能リリースノートを参照してください。

    ブラウザー Blue Prism拡張機能のバージョン 利用可能日

    Chrome

    7.1.0

    2022年6月16日

    Edge Chromium

    7.1.0

    2022年6月16日

    Firefox

    7.1.0

    2022年6月16日

    ブラウザーの拡張機能のバージョンと互換性のあるブラウザーの詳細については、「ブラウザーの拡張機能の互換性」を参照してください。

    更新の適用方法

    Blue Prismでは、最新のブラウザー拡張機能が自動的にインストールされます。アクティブなインターネット接続がある場合、ブラウザーが読み込まれると、リリース後に使用可能になるブラウザー拡張機能が自動的に更新されます。または、デバイスがインターネットに接続されていない場合は、各デバイスについて手動で更新をプッシュすることもできます。オフラインパッケージを使用して拡張機能をインストールする方法の詳細については、「」「Chrome、Edge、Firefoxの統合ガイド」を参照してください。

    ブラウザー拡張機能リリースノート

    変更の説明 参考資料

    Chrome、Edge、Firefoxブラウザーを自動化するときに、次のアクションが使用できるようになりました。以前は、これらはInternet Explorerブラウザーでのみ利用可能でした。

    Digital Exchangeで利用可能なBlue Prismアプリケーションモデラー変換ツールは、Internet Explorerブラウザーの自動化からChrome、Edge、Firefoxブラウザーとの統合に移行する際に便利です。詳細については、「Digital Exchange」を参照してください。

    待機ステージ:

    • HTML属性を確認 – 要素の指定されたHTML属性が指定された値と一致することを確認します。
    • URLを確認 – 現在読み込まれているドキュメントのURLが現在のブラウザーページのURLと一致することを確認します。
    • URLドメインを確認 – 現在読み込まれているドキュメントのURLドメインが、現在のブラウザーページのURLと一致することを確認します。
    • 値を確認 – プロセスの次のステップに進む前に、HTML要素が特定の値であるかどうかを確認します。

    読み取りステージ:

    • ドキュメントURLを取得 – これにより、スパイされたWebページが現在のブラウザーページの完全なURLを返します。
    • ドキュメントURLドメインを取得 – これにより、スパイされたWebページがURLのドメインを返すようになります。URLドメインが5秒以内に返されない場合は、エラーメッセージが表示されます
    • 選択したアイテムをカウント – データプロパティで識別されたアイテム数が、[データ]ドロップダウンリストで選択されたアイテム数と一致するかどうかを確認します。
    • 選択アイテムテキストを取得 – これにより、データプロパティの出力が選択したアイテムのテキストと一致するようになります。

    • アイテムをカウントアクション – ドロップダウンリストのアイテム数をカウントし、結果を出力パラメーターとして返します。
    • HTMLスナップショットアクション(アプリケーションレベル) – 現在のブラウザーページのHTMLドキュメントオブジェクトモデル(DOM)のスナップショットを取得します。

    遷移ステージ:

    • 移動 – これにより、Blue Prismアプリケーションは、提供されたURLに基づいてブラウザーのアクティブなタブに移動します。

    • Javascriptフラグメントを挿入(アプリケーションレベル) – 提供されたJavascriptフラグメントを親ドキュメントに挿入します。以前は、このアクションは要素レベルでのみ使用可能でした。

    • Javascript関数を呼び出す(アプリケーションレベル) - ブラウザーのアクティブなタブで指定されたJavascript関数を呼び出して実行します。以前は、このアクションは要素(子)レベルでのみ使用可能でした。

    • アイテムの値入力パラメーター([リストアイテムを選択]アクション内) – HTML値属性に基づいてドロップダウンリスト内のアイテムを選択します。

    BP-5195

    BP-5194

    BP-5122

    BP-5089

    BP-5090

    BP-5083

    BP-5295

    BP-5292

    BP-5208

    BP-5211

    BP-5196

    BP-5503

    BP-5198

    BP-5297

    ユーザーは、EdgeまたはInternet Explorerを使用するときと同じ方法で、Internet Explorer(IE)モードでMicrosoft Edgeを使用してアプリケーションをアクティブ化できるようになりました。これは、アプリケーションモデラーで[ブラウザーベースのアプリケーション(Internet Explorer)]オプションを選択し、Edgeアプリケーションを指定することによって実行できます。Blue PrismでEdgeを使用してIEベースのプロセスの実行を継続する方法の詳細については、「Microsoft Edge IEモード」を参照してください。

    BP-7076

    Chrome、Edge、またはFirefoxブラウザーの起動時に、同じブラウザーのウィンドウがすでに開いている場合、Win32モードを使用して新しいウィンドウをスパイできなかった問題が修正されました。

    BP-6895

    Googleの拡張機能プラットフォームの変更とManifest V3への移行により、以前利用できたChromeまたはEdgeブラウザー拡張機能を介してWebページにJavaScriptを挿入または呼び出す機能は使用できなくなりました。これは、セキュリティ上の理由からManifest V3によって実施される制限です。詳細については、Googleドキュメントを参照してください。Firefoxのブラウザー拡張機能は現在もManifest V2を使用しているため、影響を受けません。

    既存のプロセスやオブジェクトがJavaScriptの挿入や呼び出しの機能を使用している場合、アップグレード後に設計を修正し、代わりに標準の組み込み機能を使用してこの機能を置き換えることをお勧めします。詳細については、このナレッジベースの記事マニフェストV3影響評価ユーティリティツールを参照してください。

    BP-6632

    EdgeとChromeのいずれかのブラウザーのインスタンスを他方のブラウザーを閉じた直後に起動した場合、またはブラウザー拡張機能が検出される前にWebページが開かれた場合、拡張機能が検出されない問題が修正されました。ネイティブメッセージングホストが、その後のブラウザーの起動に伴う問題を回避するために、より効率的に終了するようになりました。

    BP-9273

    BP-8684

    ビジュアルビジネスオブジェクト(VBO)の更新

    Blue Prismリリースには多数のビジュアルビジネスオブジェクト(VBO)が用意されています。新規のVBOまたは更新されたVBOは次のとおりです。VBO内の変更は、VBOが明示的に環境にインポートされた場合にのみ適用されます。

    VBOの動作は変更しない予定ですが、機能を再確認してバージョン間の互換性を確認することをお勧めします。

    オブジェクト - MS OutlookメールのVBO

    変更の説明 参考資料

    MS OutlookメールのVBOを使用して転送されたメールの情報が失われた問題が修正されました。

    • メールの件名にFWが含まれていませんでした。
    • 転送されたメールの本文に送信者情報ヘッダーが含まれていませんでした。

    転送されたメールに正しいFW付きの件名と本文が含まれるようになりました。

    BP-5764

    オブジェクト - MS Excel VBO

    変更の説明 参考資料

    Excel VBOの一部のアクションで、中国語(尔)やドイツ語(ü)など、Unicode文字が正しく返されない問題が修正されました。影響を受けていたアクションは以下のとおりです。

    • ワークシートをコレクションオフセットとして取得
    • ワークシート範囲をコレクションとして取得

    Blue Prismが値を取得する方法が変更されたため、上記のアクションでUnicode文字が正しく返されるようになりました。

    これらのアクションに新しい入力パラメーターの[メソッドを使用してデータを取得]が追加されました。このパラメーターの値オプションは次のとおりです。

    • テキスト – フォーマットされたセルの表示値。
    • - セルに日付または通貨の書式がある場合は、日付または通貨の指標を含むセルの値。
    • 値2 – 余分な情報を取り除いた、セルの基になる値。

    デフォルトはです。これは、これらのVBOアクションで以前使用されていたものと同じオプションであるため、これらのアクションを使用する既存のプロセスは引き続き正しく実行されます。

    BP-5063

    ワークシートをコレクションオフセットとして取得]アクションでStartCellパラメーターを使用する際に、セルの範囲が間違っているという問題が修正されました。これは、[ヘッダーを使用]パラメーターがFalseに設定され、最初の列にデータがない場合に発生します。Excel VBOでの範囲の処理が更新され、このシナリオでは正しいセルが選択されるようになりました。

    Excel VBOのこの新しいバージョンが以前のバージョンを上書きするためにインポートされた場合、この問題を回避するために書き込まれたプロセスでは、予期されるデータを選択できなくなる可能性があります。これらは確認して更新する必要があります。

    BP-4723

    追加コンポーネント

    このBlue Prismリリースでは以下のコンポーネントを使用できますが、Blue Prism環境で必要な場合は、個別にインストールする必要があります。

    Login Agent

    このBlue Prismリリースが利用可能になった時点における最新バージョンのLogin Agentのインストーラーは、Blue Prismインストール場所のインストーラーフォルダー内にあります。

    修正と小規模な改善

    変更の説明

    参考資料

    Login Agentは、ログアウトコマンドを実行する前に、マシンがログインしているかどうかを確認するようになりました。以前は、ユーザーがログインしていない状態でLogin Agentのログアウトコマンドを実行すると、マシンがオフラインになっていました。

    BP-425

    Login Agentのサンプルプロセスとビジュアルビジネスオブジェクトの更新

    このバージョンのBlue Prismに適用される変更はありません。

    Data Gatewaysエンジン

    以下のData Gatewaysエンジンへの変更がこのバージョンに実装されました。この機能はData Gatewaysエンジンのバージョン1.4に含まれます。Blue Prismポータルで、[製品]>[Blue Prism Enterprise]>[Extras]の順に選択すると利用できます。

    変更の説明

    参考資料

    Data Gatewaysエンジンは、最近発見されたJavaアプリケーションで使用されるLog4Jコンポーネントの脆弱性に対するセキュリティ改善のためにLogstash 6.8.23を含むように更新されました。

    BP-7322

    Blue Prism API

    Blue Prism APIは、Blue Prism HubなどのコンポーネントがBlue Prismデータベースに接続するための共通のインターフェイスを提供します。また、カスタムソリューションがRESTful APIを使用してプログラム的にBlue Prismと対話するために使用できる、一連の定義済み機能も提供しています。

    このリリースでは、Blue Prism APIに対して、次の機能強化、小規模な改善、修正が行われました。本リリースのAPIリファレンス、インストールガイド、使用許諾契約書は、こちらで確認できます。

    APIの機能強化

    エンドポイント

    変更の説明

    参考資料
    /api/v7/calendars

    環境内のすべてのカレンダーのリストを返す新しいエンドポイントとGET calendarsリクエストが追加されました。

    BP-4711

    /api/v7/processes

     

    環境内のすべてのプロセスのリストを返す新しいエンドポイントとGET processesリクエストが追加されました。

    さらに、以下のフィルタリングパラメーターが実装されています。

    • processName – プロセス名で検索します。

    • description – 説明で検索します。

    • groupName – グループ名で検索します。

    • attributesInclude – 返されたプロセスリストに含まれるステータスを制御します。サポートされているステータスは、廃止済み公開済みPublishedWebServiceです。

    • attributesExclude – 返されたプロセスリストから除外されるステータスを制御します。サポートされているステータスは、廃止済み公開済みPublishedWebServiceです。

    • sortBy – プロセスリストの順序を決定します。デフォルトの並べ替え順序はプロセス名で、アルファベットの昇順で、数字が先です。

    BP-4330

    BP-4331

    BP-4364

    このエンドポイントから呼び出されたプロセスリストは、大きなデータセットを取得するときにパフォーマンスを向上させるためにページ付けされます。デフォルトの制限はページあたり1000プロセスですが、itemsPerPageパラメーターを使用して修正できます。

    BP-4332
    /api/v7/resources

    GET resourcesリクエストが更新され、廃止済みステータスでフィルタリングする機能が追加されました。デフォルトでは、廃止していないリソースを検索しますが、retimentFilterパラメーターを使用して修正できます。

    BP-4908

    /api/v7/resources/pools

    リソースプールのリストを返す新しいエンドポイントとGET poolsリクエストが追加されました。エンドポイントをクエリするユーザーが、プールを含む関連グループの許可を持っていない場合、リクエストはプールを返しません。

    BP-4530

    BP-5294

    /api/v7/schedules

    新しいスケジュール定義が作成される、新しいPOST schedulesリクエストが追加されました。このリクエストは、スケジュールの複製にも使用できます。これはcopyFromパラメーターを使用して実行します。ここでは、複製を作成するスケジュールを指定します。複製されたスケジュールが作成され、名前の接頭辞に「コピー」が付きます。

    HUB-1405

    BP-6374

    /api/v7/schedules

    /api/v7/schedules/{scheduleId}

    /api/v7/schedules/{scheduleId}/tasks/{taskId}

    POSTおよびPUTリクエストの検証が更新されました。Blue Prismインタラクティブクライアントに合わせるために、タスクとスケジュールの説明フィールドの最大文字数制限が32,767に増加しました。

    BP-6324

    HUB-2579

    /api/v7/schedules/{scheduleId}

    既存のスケジュールを変更するPUT schedulesリクエストが新たに追加されました。

    BP-4358

    /api/v7/schedules/{scheduleId}/sessions

    DELETE running scheduleリクエストが追加されました。これにより、ユーザーは実行中のスケジュールを停止できます。使用すると、実行中のスケジュールによって作成されたアクティブなセッションはすべて中止状態に設定され、スケジュールの現在のインスタンスが停止して、それ以降の関連タスクが実行されなくなります。

    BP-6687

    /api/v7/schedules/{scheduleId}
    /tasks

    次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

    • GET schedule tasks – 指定されたスケジュールIDのタスクのリストを返します。
    • POST schedule tasks – 指定されたスケジュールIDのタスクを作成します。

    BP-4663

    BP-4489

    /api/v7/schedules/{scheduleId}
    /tasks/{taskId}

    次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

    • GET schedule tasks – 特定のスケジュールタスクの詳細を返します。

    • PUT schedule tasks – 既存のスケジュールタスクを修正します。

    • DELETE schedule tasks – スケジュール済みのタスクを削除します。削除されたタスクは監査テーブルに記録されます。

    BP-5929

    BP-4497

    BP-6782

    BP-5264

    /api/v7/schedules/{scheduleId}/tasks/{taskId}/sessions/{sessionId}

    スケジュール済みのタスクセッションを削除するDELETE schedule sessionsリクエストが新たに追加されました。

    BP-4493

    /api/v7/schedules/{scheduleId}/tasks/{taskId}/sessions

    GET schedule sessionsリクエストが新たに追加され、指定されたタスクのスケジュール済みセッションのリストが返されます。

    これは、既存の/api/v7/schedules/tasks/{taskId}/sessionsエンドポイントに対するGETリクエストと同じ機能です。これは今後のリリースで廃止される予定です。

    BP-7587

    POST schedule sessionsリクエストが新たに追加されました。これにより、指定されたタスクのスケジュール済みセッションが作成されます。

    BP-4491

    /api/v7/schedules/{scheduleId}
    /tasks/{taskId}
    /scheduledSessionParameters

     

     

    次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

    • GET schedule session parameters – スケジュール済みのタスクセッションの起動パラメーターを返します。
    • PUT schedule session parameters – スケジュール済みのタスクセッションの起動パラメーターを割り当てます。リクエストでパラメーターが渡されると、パラメーター名、タイプ、数量に対して検証が実行されます。

    BP-4620

    HUB-1380

    BP-5142

    /api/v7/schedules/logs

    このエンドポイントから取得されたログは、ScheduleNameパラメーターとserverNameパラメーターでフィルタリングできるようになりました。このエンドポイントは廃止されており、今後のリリースで削除されます。

    BP-5590

    BP-3531

    /api/v7/scheduleLogs

     

    新しいエンドポイントとGET schedule logsリクエストが追加されました。これはスケジュールが実行されたすべての時間を返します。

    これは、既存の/api/v7/schedules/logsエンドポイントに対するGETリクエストと同じ機能です。これは今後のリリースで廃止される予定です。

    BP-7730

    /api/v7/scheduleLogs/{scheduleId}

    GET schedule logsリクエストが新たに追加され、指定されたスケジュールのすべてのログが返されるようになりました。

    これは、既存の/api/v7/schedules/{scheduleId}/logsエンドポイントに対するGETリクエストと同じ機能です。これは今後のリリースで廃止される予定です。

    BP-7731

    /api/v7/sessions

    ユーザーは、新しいPOST sessionsリクエスト経由でプロセスを実行するようデジタルワーカーに指示できるようになりました。エンドポイントは、指定されたリソースIDとプロセスIDの新しいセッションを作成します。

    BP-7748

    BP-4363

    /api/v7/sessions/{sessionId}

    PATCH sessionsリクエストが追加され、セッションが更新されます。このエンドポイントは、セッションステータスを更新することで、セッションをすぐに実行するために使用できます。

    BP-4499

    /api/v7/sessions/{sessionId}/parameters

    GET session parametersリクエストが新たに追加されました。このリクエストは、指定されたセッションの起動パラメーターとその値のリストを返します。

    リソースまたは関連プロセスに対する許可のないユーザーは、パラメーターの詳細にアクセスできません。

    BP-4583

    BP-5664

    PUT session parametersリクエストが新たに追加され、指定されたセッションの起動パラメーターが更新されるようになりました。

    BP-4584

    /api/v7/timezones

    環境内のすべてのタイムゾーンのリストを返す新しいエンドポイントとGET timezonesリクエストが追加されました。

    BP-4693
    /api/v7/user/permissions 新しいエンドポイントとGET user permissionsリクエストが追加されました。これにより、現在認証されているユーザーに割り当てられている許可のリストが返されます。 BP-5404

    /api/v7/workqueues/{workQueueId}/items/batch

    POST workqueue itemsリクエストという新しいバッチが追加されました。これにより、ユーザーは一度に複数のワークキュー項目を作成できます。

    これは、既存の/api/v7/workqueues/{workQueueId}/itemsエンドポイントのPOSTリクエストと同じ機能です。これは今後のリリースで廃止されます。

    BP-7757

    /api/v7/workqueues/{workQueueId}/items/{workQueueItemId}

    新しいエンドポイントとGET workqueue itemリクエストが追加され、ワークキューから指定されたアイテムの詳細が返されました。

    これは、既存の/api/v7/workqueues/items/{workQueueItemId}エンドポイントに対するGETリクエストと同じ機能です。これは今後のリリースで廃止される予定です。

    BP-5928

    /api/v7/workqueues/{workQueueId}/items

    GET workqueue itemsリクエストが更新され、状態でフィルタリングする機能が追加されました。フィルターはデフォルトでは無効になっていますが、状態パラメーターを使用して修正できます。

    BP-5778

    該当なし

     

    APIから返される応答には、APIの現在のバージョン番号を含む新しいbp-api-versionヘッダーが含まれるようになりました。Blue Prism API 7.1.0の場合、このバージョン番号は 7.1.0.0です。

    BP-5092

    APIは、以下のファイル形式をPNGファイルに変換するために更新され、画像起動パラメーターとして使用できます。BPM、JPG、JPEG、GIF、ICO、TIFFの形式でアップロードされたファイルは、APIによってPNGファイルに変換され、Blue Prismプロセスで使用されます。

    BP-6910

    APIの修正とマイナーな改良

    変更の説明

    参考資料

    システム管理者の役割が割り当てられていないユーザーに対して、プールメンバーに関連付けられたセッションとリソースが返されなかった問題が解決されました。

    BP-5466

    ログイン時に発生したエラーは、ServerStore.CreateServerForTokenに記録され、トラブルシューティングに役立つようになりました。デフォルトでは、ログは C:\ProgramData\Blue Prism\BluePrism.Apiに保存されます。以前は、ログインの問題に関するログは記録されませんでした。 BP-6130

    APIユーザーがAuthentication Serverユーザーに正しくマッピングされていない場合に表示されるエラーメッセージが改善され、より有益な情報が得られるようになりました。これまでは、不明な障害が発生したことを示すエラーメッセージが表示されるだけでした。

    BP-6129

    /api/v7/sessions/{sessionId}エンドポイントのGETリクエストが更新され、不要な許可チェックが削除され、他の/sessionsエンドポイントとの整合性が保たれました。以前は、リクエストに[監査 - プロセスログ]または[監査 - ビジネスオブジェクトログ]の許可が誤って要求されていました。

    BP-6336

    GET /api/v7sessionsリクエストから返された応答は、正しい許可を持たないユーザー向けに改善されました。以前はリクエストは成功しましたが、空のアイテムリストが返されていました。現在は、403応答コードを正常に返すようになりました。

    BP-6327

    /api/v7/resources/{resourceId}リクエストから返された応答は、正しい許可を持たないユーザー向けに改善されました。以前は、PUTリクエストは404応答コードを返していましたが、現在は403応答が正常に返されるようになりました。

    BP-6310

    /api/v7/resources/{resourceId}リクエストから返された応答は、オンラインのリソースを廃止しようとしたときに改善されました。以前は、PUTリクエストは500の応答コードを返しましたが、現在はBlue Prismインタラクティブクライアントと連携するために、409コードと「このリソースは現在オンラインであり、リタイアできません」というメッセージが返されます。

    BP-6335

    開始時刻が終了時刻より前であることを確認するなど、日付範囲の検証がセッションとスケジュールログのエンドポイントに追加されました。

    BP-3333

    POST /api/v7/workqueues/{workQueueId}/itemsおよびGET /api/v7/workqueues/{workQueueId}/items/{workQueueItemId}エンドポイントが更新され、アプリケーションサーバーベースの暗号化キーを持つワークキューのエラーメッセージが返されるようになりました。これらのエンドポイントを使用できるのは、暗号化されていないワークキュー、またはデータベースベースの暗号化キーを使用するワークキューのみです。Blue Prism APIリファレンスには、この制限に関するより詳細な情報が含まれています。

    BP-5066

    BP-7595

    リクエストで無効なリソースIDが渡された場合、/api/v7/resources/{resourceId}エンドポイントは404応答コードを返します。

    BP-6927

    リクエスト本文の内容が含まれていないリクエストのエラー処理が改善されました。以前は、エンドポイントは400の応答コードを返していましたが、現在は500コードを返します。以下のエンドポイントについて更新しました。

    • PUT /api/v7/resources/{resourceId}

    • POST /api/v7/schedules/{scheduleId}/tasks

    • POST /api/v7/schedules/{scheduleId}/tasks/{taskId}/sessions

    • PUT /api/v7/schedules/{scheduleId}/tasks/{taskId}/scheduledSessionParameters

    • PUT /api/v7/schedules/tasks/{taskId}

    • POST /api/v7/schedules/{scheduleId}/sessions

    • PUT /api/v7/sessions/{sessionId}/parameters

    • POST /api/v7/workqueues/{workQueueId}/items

    • POST /api/v7/workqueues

    • POST /api/v7/resources/{resourceId}/sessions

    BP-6870

    /api/v7/workqueues/items/{workQueueItemId}または/api/v7/workqueues/{workQueueId}/items/{workQueueItemId}エンドポイントから返されたときに、ロックされたステータスのワークキュー項目が正しく表示されるようになりました。以前は、ロックされたアイテムはステータスが「保留中」で返されていました。

    BP-7287

    GET Sessionsリクエストが更新され、パラメーター値に検証が追加されました。これにより、sressionNumberパラメーターで数値以外の値が渡された場合の500の応答エラーの問題が解決されます。

    BP-7656

    /api/v7/resources/{resourceId}エンドポイントを使用するPUTリクエストのOpenAPI v3仕様のガイダンスが更新され、エンドポイントを使用して特定のリソースを廃止または回収する方法が詳細になりました。

    BP-4555

    OpenAPI v3仕様が更新され、日時の要素の処理がAPIリクエストと一致するようになりました。

    BP-3512

    PUT /api/v7/resources/{resourceId}エンドポイントに必要な許可をコントロールリソースから構成リソースに修正しました。

    BP-8151

    マルチチーム環境(MTE)許可がプロセスやリソースに対して設定されている場合、APIユーザーはワークキュー項目のAPIエンドポイントを利用するために、割り当てられたプロセスとリソースグループへのアクセス許可が必要になります。次のエンドポイントに追加の許可チェックが追加されました。

    • GET /api/v7/workqueues/{workQueueId}/items

    • POST /api/v7/workqueues/{workQueueId}/items

    • POST /api/v7/workqueues/{workQueueId}/items/batch

    • GET /api/v7/workqueues/items/{workQueueItemId}

    • GET /api/v7/workqueues/{workQueueId}/items/{workQueueItemId}

    追加の許可のチェックは、アクティブなワークキューにのみ適用されます。これは、アクティブなワークキューにはプロセスおよびリソースグループが割り当てられているのに対し、標準的なワークキューには特定のプロセスおよびリソースグループが割り当てられていないためです。

    BP-9583

    互換性のあるBlue Prism Hubコンポーネント

    以下のコンポーネントはBlue Prism Hubリリースの一部ですが、特定のBlue Prism機能を利用するために必要です。

    Authentication Server

    Authentication Serverは、Blue Prismプラットフォームの3つの主要コンポーネント (Blue Prism Enterprise、Blue Prism API、Blue Prism Hub)にまたがるユーザーに一元化された共通の認証を提供します。詳細については、「Authentication Server構成ガイド」「」を参照してください。このリリースでは、Blue Prism EnterpriseのAuthentication Server構成に、次の機能強化、小規模な改良、修正が加えられました。

    変更の説明

    参考資料

    ログインダイアログの表示に使用されるCefSharp Chromiumブラウザーは、Authentication Serverログインに必要な組み込みブラウザーをより安全に配信するためにWebView2に置き換えられました。

    WebView2ランタイムは、ユーザーがAuthentication Serverにサインインできるように、インタラクティブクライアントを実行するすべてのマシンにローカルにインストールする必要があります。詳細については、https://docs.microsoft.com/en-us/microsoft-edge/webview2/concepts/distributionを参照してください。

    BP-5051

    BP-5640

    AutomateCマッピングツールは、Blue PrismユーザーをAuthentication Serverデータベースに追加したり、既存のBlue Prismユーザーを既存のAuthentication Serverユーザーにマッピングしたりする場合にのみ使用できるようになりました。

    • Authentication Serverユーザーは、マッピングツールを使ってBlue Prismに自動で追加できなくなります。選択したAuthentication Serverユーザーは、[役割メンバーシップ]ダイアログを介して役割に割り当てられた時点でのみBlue Prismに追加されるようになりました。
    • Authentication Serverユーザーは、存在しないBlue Prismユーザーにマッピングできなくなります。AutomateCマッピングツールを使用している管理者が、CSVファイルにBlue Prismユーザー名を入力しないで、Authentication ServerユーザーIDを入力すると、ユーザーにエラーメッセージが表示されます。

    BP-5451

    BP-5453

    管理者は、Blue PrismデータベースとAuthentication Serverデータベースから事前入力されたデータを含むCSVファイルテンプレートを作成し、2つのデータベース間でユーザーをマッピングできるようになりました。この目的で、AutomateCコマンドラインツールに次の2つの新しいパラメーターが追加されました:/getblueprismtemplateforusermapping <pathtooutputfile> /user <adminuser> <adminpwd>および/getauthenticationservertemplateforusermapping {outputpath}。これらのコマンドの実行に必要な[Authentication Server - ユーザーをマッピング]許可は、デフォルトでBlue Prismインタラクティブクライアントの[セキュリティ - ユーザーの役割]画面でシステム管理者に割り当てられます。

    BP-3088

    BP-3153

     

    Blue Prismサーバー構成の詳細画面の[Authentication Server統合]タブが次のように更新されました。

    • ユーザーは、Blue Prismインタラクティブクライアントの[セキュリティ - 認証情報]画面で認証情報を作成しなくても、Authentication Serverへの接続に使用されるサービスアカウントのクライアントIDクライアントシークレットの値を保存できます。クライアントIDとクライアントシークレットの値は、新しい[クライアント詳細]セクションの[Blue Prismサーバー構成の詳細]画面の[Authentication Server統合]タブに直接入力できるようになりました。[Authentication Server認証情報]ドロップダウンフィールドも、[セキュリティ - サインオン設定]画面から削除されました。

      これらの変更は、RabbitMQメッセージブローカーへのリクエストがサーバーから行われ、1つのBlue Prismデータベースを指定する複数のサーバーが存在する可能性があるために行われました。

      以前にBlue Prism 7.0でこれらの設定を構成したユーザーは、デプロイメント内の各Blue Prismアプリケーションサーバーサービスについて、[サーバー構成の詳細]画面で関連するサービスアカウントのクライアントIDとクライアントシークレットを追加する必要があります。

      クライアントIDとシークレットはすべてのサーバーで異なることが推奨されますが、同じ環境内の複数のサーバーが同じ値を使用することは許可されています。

    • 新しい[テスト接続]ボタンを使用して、管理者が[接続を有効化]チェックボックスを使用してメッセージブローカーへの接続を有効にする前に、ブローカー設定の指定値が有効かどうかを確認できます。設定が有効でないと判断された場合、接続に関する問題を診断するのに役立つメッセージが表示されます。

    • 環境識別子]フィールドに無効な文字が入力された場合、ユーザーに有効な文字とスペースのセットを入力するよう促すメッセージが表示されます。以前は、無効な文字が入力されていた場合、メッセージキューの作成中にエラーが発生していました。

    BP-3593

    BP-4647

    BP-4877

    BP-4401

    BP-6700

    Blue Prismインタラクティブクライアントの[セキュリティ - ユーザー]画面のメニューボタンをクリックすると、[ユーザーをAuthentication Serverと同期]という新しいオプションが使用できます。これにより、サービスが中断した場合に、Blue PrismデータベースとAuthentication Serverデータベース間のデータをRabbitMQ更新スケジュール外で手動で同期できます。選択すると、次のようになります。

    • 新しいAuthentication ServerサービスアカウントをBlue Prism環境に追加します。

      このオプションを使用する場合、Authentication ServerのユーザーはBlue Prism環境に追加されません。[役割メンバーシップ]画面でBlue Prismの役割に手動で割り当てる必要があります。詳細は「Authentication Server構成ガイド」「」を参照してください。この仕組みによりBlue Prismへのアクセスを必要としない多数のAuthentication Serverユーザー(Interactユーザーなど)がBlue Prismデータベースに追加されないようにします。

    • Blue Prism環境のAuthentication Serverデータベースで廃止されたユーザーとサービスアカウントも廃止します。

    • Authentication Serverデータベースで廃止されていないユーザーとサービスアカウントをBlue Prism環境で復元します。

    このオプションを使用するには、インタラクティブクライアントをBlue Prismサーバー経由で接続する必要があります。

    BP-3705

    BP-3458

    BP-5516

    BP-5452

    Blue Prismインタラクティブクライアントの[セキュリティ - サインオン設定]画面の[Authentication Server経由のユーザーログイン]オプションを使用してユーザーがログインしていない場合、HubユーザーはControl Roomプラグインにアクセスできなくなります。

    • Authentication ServerとBlue Prismアプリケーションサーバー間のユーザーアカウントの自動同期では、Authentication Serverを介したユーザー認証を有効にする必要がありますが、Authentication Serverを介したユーザー認証が有効になっていなくてもサービスアカウントは同期されます。
    • 以前は、[Authentication Server経由のユーザーログイン]オプションが[セキュリティ - サインオン設定]画面で有効になっていないと、同期が正しく行われませんでした。

    BP-3810

    Authentication Server経由のユーザーログイン]オプションを選択し、Authentication ServerのURLを入力して、[セキュリティ - サインオン設定]画面で[適用]をクリックすると、すべてのユーザー認証がAuthentication Serve経由で行われることをユーザーに通知するメッセージを表示するように変更されました。

    BP-4399

    コマンドラインツール経由のBlue PrismとAuthentication Serverのユーザーマッピングが失敗した場合に表示されるエラーメッセージが改善され、AutomateCがBlue Prismサーバー接続を必要とすることを明記しました。

    BP-5467