Active Directory統合

Blue Prism®は、Blue Prismを統合してActive Directoryをユーザー認証に使う能力など、さまざまな全社規模の利用を想定した能力を提供するために、Active Directory(AD)ドメインサービスを利用できます。このシナリオでは、Active Directoryは、既存のセキュリティポリシーに沿ってBlue Prismプラットフォームのユーザーアクセスを管理制御するために使用されます。これは、エンタープライズデプロイメントに推奨されるアプローチです。さらに、Active Directoryは、コンポーネント間のメッセージセキュリティを提供するために使用できます。

Blue Prismプラットフォームは、以下のような全社規模の利用を想定した多数の機能を使えるように、Active Directoryネットワークインフラストラクチャ内にデプロイする必要があります。

  • メッセージコンテンツのセキュリティと完全性 - Blue Prismコンポーネントが、適切なドメインの信頼関係を備えて構成されたActive Directoryネットワークインフラストラクチャ内にデプロイされる場合、必要なコンポーネント間通信に対して通信メッセージのセキュリティはデフォルトで有効化されます。メッセージセキュリティを有効にして接続を保護する方法については、「Blue Prismネットワークコネクティビティ」ガイドで説明しています。
  • Blue Prismプラットフォームのシングルサインオン(Active Directoryドメインサービスが提供) - Blue Prismとシングルサインオン(SSO)用Active Directoryの統合は、Active Directoryの機能を活用して、プラットフォームへのユーザーのアクセス権を認証します。このアプローチは、ログインのプロセスを簡易化するだけでなく、ユーザーアクセスコントロールを既存のネットワーク セキュリティ ポリシーと一致させます。
  • ドメインアカウントを使用するランタイムリソース認証 - Blue Prismランタイムリソースがドメインアカウントを使って認証するよう構成されている場合、プロセス自動化の一部として使用されるビジネスアプリケーションおよびシステムを認証するために、シングルサインオンメソッドを利用できます。