Blue Prism 7.1.2:2022年12月

このリリースについて

次の表は、このBlue Prismエンタープライズリリースに直接関連するコンポーネントをまとめたものです。

コアコンポーネント

Blue Prismエンタープライズインストーラーには、以下のコンポーネントが含まれています。

データベース

501

このリリースはBlue Prismデータベースのこのバージョンを必要とします。これは、このデータベースバージョンを使用する最初のBlue Prismリリースです。

ブラウザーの拡張機能
(Chrome、Firefox、Edge)

7.1.2

最新の互換性情報については、Blue Prismオンラインヘルプのブラウザー互換性マトリックスを参照してください。

追加コンポーネント

このBlue Prismリリースでは以下のコンポーネントを使用できますが、お使いのBlue Prism環境で必要な場合は個別にインストールする必要があります。

Login Agent

7.1.2

Blue Prism 6.7以降、Blue Prism Login Agentの機能更新はありません。このリリースのBlue Prismで提供されるLogin Agentのバージョンは、Blue Prism 6.7で提供されるバージョンと同じ機能を持っています。

Data Gatewaysエンジン

1.4

このバージョンのBlue PrismでData Gatewaysを使用するには、Data Gatewaysエンジン1.4をインストールする必要があります。

Blue Prismポータルで[製品]>[Blue Prismエンタープライズ]>[Extras]の順に選択して、インストーラーをダウンロードします。

Blue Prism API

7.1.2

APIを使用するには、インストールされるBlue Prism APIバージョンが常にBlue Prismエンタープライズのバージョン番号と同じである必要があります。

Blue Prismポータルで[製品]>[Blue Prismエンタープライズ]>[Blue Prism 7]の順に選択して、インストーラーをダウンロードします。

互換性のあるBlue Prism Hubコンポーネントとプラグイン

以下のコンポーネントはBlue Prism Hubのリリースの一部ですが、特定のBlue Prism機能を利用するために必要です。

Authentication Server

4.7

このBlue Prismエンタープライズのリリースでは、今回のBlue Prismのリリースに含まれる関連する新機能を活用するため、このバージョンのAuthentication Serverが必要です。

詳細については、「Authentication Server構成ガイド」を参照してください。

Control Roomプラグイン

4.7

Blue Prism当リリースの機能を活用するには、このバージョンのControl Roomプラグインが必要です。Control RoomのプラグインはBlue Prism APIに依存します。

詳細については、「Control Roomプラグインガイド」を参照してください。

Blue Prism 7.1.2は現在、Authentication Server 4.6以前のBlue Prism Hubとの併用を想定していません。

このパッチリリースを適用する

このバージョンにアップグレードするには、Blue Prism環境全体で次のすべてのコンポーネントにこのパッチリリースを適用して機能させる必要があります。

インタラクティブクライアント ランタイムリソース アプリケーションサーバー

はい

はい

はい

このリリースにアップグレードする前に、「アップグレード通知」で詳細をご確認ください。

既知の問題

このリリースで顕著な問題のリストは、知識ベースで維持されます。詳細については、こちらをクリックしてください。

セキュアな開発ポリシー

Blue Prismのセキュアな開発プロセスは、市場をリードする組み込み型のセキュリティ文化であり、次の4つの主要原則を通じて優れたセキュリティを提供することに重点を置いています。

  • 教育 – 最新の知識、情報、トレーニングを開発チームに提供します。
  • 評価 – 業界標準のフレームワークとセキュリティツールを使用して、当社製品を定期的にレビューします。
  • 排除 – 基準、コンプライアンス、パフォーマンスの評価を通じて潜在的な脅威を取り除きます。
  • 進化 – 当社のセキュリティプログラムを継続的に改善して、当社の製品技術との整合性を確保し、新たな脅威に効果的に対応します。

Blue Prismのセキュアな開発は、OWASP ASVS、ISO 27034、GDPR第25条の標準と慣行に基づいています。詳細については、Blue Prismの「包括的でセキュアな開発プロセス」を参照してください。

Blue Prismコアコンポーネント

バージョン7.1.2のBlue Prismコア機能に、以下の機能強化、修正、および若干の改善点が追加されました。

Active Directory統合

変更の説明

参考資料

ドメイン認証情報を追加中または編集中に認証情報を確認するときに、Active Directoryドメイン向けに手動で構成されるドメインコントローラー名のマッピング(こちらの説明を参照)がBlue Prismに読み込まれない問題が修正されました。この問題が原因で、ドメインコントローラー名のマッピングをドメインに設定する必要があるActive Directory環境(たとえば、Active Directoryマルチサイトインフラストラクチャを使用する環境)のユーザーはActive Directory認証を使用してBlue Prismにログインできなくなっていました。

BP-11085

BP-10791

以前の7.1バージョンでは、シングル認証ADデータベースをバージョン7.1にアップグレードする前に、Blue PrismのActive Directory(AD)既存ユーザーがActive Directoryから削除され、かつ削除されたユーザーと同じユーザープリンシパル名(UPN)を持つ新規ユーザーがアップグレード後に追加された場合、ADユーザーリストがBlue Prismと同期されると、削除されたユーザーのアカウントが誤って再アクティブ化され、新規ADユーザーの一意のセキュリティ識別子(SID)で更新されていました。

この問題の原因は、Active Directoryで削除されたユーザーのSIDをシステムが検出できず、UPNを使用して検索したことにあります。これが誤ったマッチング動作につながっていました。今回のリリースでこの動作が更新され、Active DirectoryでSIDに基づいて検出されないユーザーは、Blue Prismデータベースで自動的に削除され、UPN経由で検索されなくなりました。

BP-10970

Active Directoryユーザーが既存ユーザーまたは削除されたユーザーと同じユーザープリンシパル名(UPN)を持つ場合でも、セキュリティ識別子(SID)が異なれば、追加できるようになりました。

BP-13060

Blue PrismでActive Directoryユーザーを同期し、1人以上のユーザーの識別名(DN)がnullである場合、エラーは発生しなくなりました。

BP-11651

構成済みActive Directoryドメイン名設定とデータベースのActive Directoryドメインレコードの間で、大文字・小文字の違いにより発生していたエラーは、Active Directoryユーザーがデータベースに直接接続してBlue Prismインタラクティブクライアントにログインすると発生しなくなります。

BP-11274

Active DirectoryユーザーのUPNにActive Directoryドメインのドメインネームシステム(DNS)名と異なるエイリアスサフィックスが含まれている場合、telnetコマンドとWebサービスリクエストを使用してそのユーザーを同期し、Blue Prismにログインできます。たとえばcorp.dir.company.com(DNS名)とcompany.com(エイリアスサフィックス)の場合に、UPNが[email protected]のケースです。管理者が手動で構成する場合を除き、ユーザーに使用できるエイリアスサフィックスはBlue Prismで自動的に決定されます。エイリアスサフィックスを構成するオプションのデータベーススクリプトをBlue Prismポータルからダウンロードできます。

BP-10681

ユーザーのActive Directoryグループメンバーシップを認証中に判断する際のパフォーマンス、およびユーザーに割り当てられた役割をBlue Prismに表示する際のパフォーマンスが改善されました。詳細については、「シングルサインオンのトラブルシューティング」「」を参照してください。

BP-12047

検知したActive Directoryドメインを保存するキャッシュの動作に関して次の点が改善されました。

  • データキャッシュを現在入力中であることをActive Directoryユーザーに知らせるメッセージがBlue Prismログインページに追加されました。
  • Active DirectoryユーザーがBlue Prismに最初にログインしたときに生成されるデータキャッシュを含むSQLキャッシュがBlue Prismに追加されました。この機能をサポートするために、新しいデータベーステーブル「dbo.BPACache」が追加されました。
  • 最大キャッシュ期間のデフォルト値が1440分(24時間)に更新されました。以前のデフォルトは30分でした。この更新はユーザーが接続構成画面で[データベースを更新]をクリックすると更新されます。詳細については、「シングルサインオンのトラブルシューティング」「」を参照してください。
  • 新しいAutomateCコマンドラインパラメーター「/requestactivedirectorycacherefresh」を使用する場合、次の時点で入力されたキャッシュ内の保存データの更新がこのパラメーターによりトリガーされます。
    • データベースへの直接接続の確立時。
    • Blue Prismアプリケーションサーバーの起動時。
    • [システム] > [セキュリティ - サインオン設定]でActive Directory認証の有効化時。

      詳細については、「コマンドラインオプション」「」を参照してください。

BP-11271

BP-11675

BP-11673

BP-11670

アプリケーションモデラー

変更の説明

参考資料

64ビットJavaアプリケーションに対してプロセスを実行する場合に、[すべてのアイテムを取得]アクションを使用してJavaテーブルのデータを自動化するときに、「算術演算により、オーバーフローが発生しました」というメッセージをトリガーするエラーが発生しなくなりました。これは、長い値が整数値に変換されるように変換メカニズムを更新することで修正されました。

BP-3786

BP-11882(BP-11136)

値が0を超える[インデックスを照合]属性を使用するアプリケーション要素で作業する場合の次の問題が修正されました。

  • BP-5374でバージョン6.10.3に、BP-6163でバージョン7.0.1に導入されたJavaの変更点により、Java Access Bridgeスパイモードを使用して自動化されるJavaアプリケーションが断続的にクラッシュすることがなくなりました。
  • Javaアプリケーションから値を動的に読み取る読み取りステージのGet Element Boundsアクションが、正の値ではなく負の値を誤って返すことがなくなりました。

BP-11684(BP-11128)

BP-11743(BP-9214)

以前のBlue Prismバージョン6.9から7.1.1では、[待機] > [存在を確認]([待機] > [Webで存在を確認]ステージと条件の組み合わせでなく)を使用する場合、アプリケーションモデラーが[すでに実行されているブラウザー]に設定されると、修復可能な検証警告の代わりに修復不能なエラーメッセージが表示されていました。今後はアプリケーションモデラーで選択したアプリケーションタイプに関係なく、検証警告が表示されます。

BP-12328

Control Room

変更の説明

参考資料

以前のBlue Prismバージョン6.10.0から7.1.1では、ラインタイムリソースでプールコントローラーの役割を担っていたものの接続が失われるかオフラインになった場合、そのランタイムリソースは再起動後に引き続きプールコントローラーの役割を果たそうとしていました。ただし、別のランタイムリソースがすでにプールコントローラーの役割を引き受けていたため、再起動後に再びオフラインになっていました。この動作が更新され、以前プールコントローラーの役割を担っていたランタイムリソースは、再起動後に通常のリソースプールに追加され、別のアクティブなランタイムリソースがプールコントローラーの役割を引き受けるようになりました。

BP-11751

認証情報マネージャー

変更の説明

参考資料

以前の7.1バージョンでは、[認証情報の詳細]画面の[追加プロパティ]セクションに認証情報のパスワードプロパティを順番に追加すると、すべて最後に入力したパスワードとして保存されていました。この問題は修正され、現在では追加された順序で保存されるようになっています。

BP-12470

データベース設定

変更の説明

参考資料

Blue Prism 7.1へアップグレード後に既存のデータベース名を使用して[接続構成]で[テスト接続]ボタンをクリックしたとき、エラーは発生しなくなりました。このエラーは[データベースを作成]オプションを使用して古いデータベースを置き換える場合にのみ発生し、[データベースをアップグレード]オプションを使用した場合は発生しませんでした。

BP-11285

Blue Prismインタラクティブクライアントの接続構成画面で[スクリプトを生成]をクリックした後に作成されるスクリプトが更新され、データベースに必要なネイティブ管理者ユーザーが作成され、スナップショット分離が有効になりました。バージョン7.1ではこの機能は[データベースを構成]ボタンが削除されたときに誤って削除されました。

BP-12226

インタラクティブクライアント

変更の説明

参考資料

AutomateCコマンドへのアクセス中にエラーが発生した場合に表示されるメッセージがより役に立つ内容になりました。

BP-11238

AutomateCコマンドラインを使用して非英語ロケールのヘルプを表示する場合(たとえば.\automatec.exe /locale de-DE /help)、このヘルプは誤って英語で表示されていました。この問題が修正され、Blue Prismでサポートされている場合は、AutomateCヘルプが指定されたロケールで表示されます。

BP-12930

Process StudioとObject Studio

変更の説明

参考資料

Blue Prismが6.10以前から7.1にアップグレードした後に、[説明]フィールドにブレース(波括弧)が含まれる場合、既存のプロセス、ビジネスオブジェクト、アクションが利用できないか、エラーになる問題を修正しました。

BP-11762

インポートされたWebサービスが[Process StudioとObject Studio]にある[アクションのプロパティ]ダイアログの[ビジネスオブジェクト]ドロップダウンに表示されるようになりました。以前はWebサービスをインポート後に「BPAWebServiceAsset」テーブルは入力されませんでした。

BP-12361

Blue Prism 7.1.0および7.1.1では、Process StudioとObject Studioで時間データアイテムが使用され、かつコロン(:)を時刻の区切り文字として使用しない地域にユーザーのマシンが設定されている場合、インタラクティブクライアントまたはランタイムリソースが予期せず閉じることがありました。日付/時刻の形式が更新され、このシナリオでこうしたエラーは発生しなくなります。

BP-12862

システムマネージャー

変更の説明

参考資料

システムマネージャーの[システム - タイムアウト]という新規セクションに、Blue Prism自動化で使用されるタイムアウトパラメーターが表示されます。デフォルトの構成が特定の環境で問題を引き起こしている場合にこれらを変更し、環境全体で自動化を最適化できます。変更は必ずBlue Prismのガイダンスに基づいて行い、開発環境でテストしてください。パラメーターとその機能の詳細については、「タイムアウトパラメーター」「」を参照してください。

BP-11330

以前の7.1バージョンでは[匿名のパブリックランタイムリソースを許可]オプションが[システム] > [システム - 設定]で選択されている場合に、[システム] > [セキュリティ - ユーザーの役割]にある[役割メンバーシップ]画面でランタイムリソースの役割を更新すると、匿名リソースが役割から誤って削除されていました。この問題により、/resourcepc /publicスイッチを使用する場合、このリソースは開始されませんでした。今後この問題は解消されます。

BP-12856

ブラウザーの拡張機能

以下の表は、このリリースと互換性のある各Blue Prism拡張機能が導入された時期と、評価対象となるブラウザーのバージョンを示しています。評価対象の最新のブラウザーバージョンについては、ブラウザー互換性マトリックスを参照してください。

ブラウザー Blue Prism拡張機能のバージョン 利用可能日

Chrome

7.1.2

2022年12月

Edge Chromium

7.1.2

2022年12月

Firefox

7.1.2

2022年12月

ブラウザー拡張機能リリースノート

変更の説明

参考資料

ChromeまたはEdgeのブラウザー拡張機能を使用してWebページがスパイされた場合、そのWebページからファイルがダウンロードされると、そのページを強調表示したり再度スパイしたりすることができない問題が修正されました。ChromeまたはEdgeのブラウザー拡張機能は、ダウンロードがトリガーされるとBlue Prismから切断されなくなります。

BP-12070

ネイティブメッセージホストがブラウザータイプを検出する方法が、パフォーマンスカウンターに依存しない方法に更新されました。侵害または無効にされたパフォーマンスカウンターによってネイティブメッセージングホストが正しく起動しない問題があったためです。

BP-12300

32ビットまたは64ビットの外部アプリケーションマネージャーモードを使用した場合に、Blue Prismがブラウザーアプリケーションを正常に終了できるようになりました。以前は外部アプリケーションモデルを使用してアタッチされたブラウザーアプリケーションを終了しようとすると、エラーが発生していました。

BP-8741

以前のBlue Prism7.0.1から7.1.1のバージョンでは、ページのタイトルを指定せずに、プロセスID(PID)のみを使用してChrome、Edge、またはFirefoxのブラウザーページへのアタッチを試みると、エラーが発生しました。PIDの入力時にウィンドウタイトルのチェックを排除することで、このエラーは修正されました。

BP-9101

Blue Prism Enterpriseの32ビットバージョンに、ネイティブメッセージングホストの32ビットバージョンが含まれるようになりました。以前はネイティブメッセージングホストの64ビットバージョンが誤ってインストールされていました。

BP-12472 (BP-12427)

Chrome、Edge、またはFirefoxのブラウザーの自動化時に[待機]ステージで使用される[親ドキュメント読み込み完了]アクションによって、親ドキュメントが読み込まれたかどうかがチェックされるようになりました。以前は常にtrue値を返すように誤設定されていました。

BP-9336

ブラウザー自動化で使用されるシステムタイムアウトパラメーターをChrome、Edge、Firefoxのブラウザー拡張機能設定で構成できるようになりました。これによりシステム管理者は、特定のマシンの自動化を最適化できます。

BP-11332

ウィンドウのタイトルが変更されてもBlue PrismがWebページにアタッチされたままになります。以前はブラウザーインスタンスのウィンドウタイトルが変更されると、ブラウザー拡張機能が検出されずエラーメッセージが表示されていました。

BP-12246

アタッチを試みているブラウザーに指定したウィンドウタイトルが間違っている場合、具体的なエラーを示すメッセージがすぐに表示されるようになりました。以前は60秒間待ってから、ブラウザーの拡張機能を検出できなかったという一般的なメッセージがBlue Prismに表示されていました。

BP-12292

複雑なWebアプリケーションの自動化を試行して失敗したためにブラウザーが閉じられ、複数の例外が処理されないという断続的に発生していた問題が修正されました。 今後こうしたエラーはすべてログに記録され、適切に処理されます。

BP-13098

追加コンポーネント

Blue Prism API

Blue Prism APIは、Blue Prism HubなどのコンポーネントがBlue Prismデータベースに接続するための共通のインターフェイスを提供します。また、カスタムソリューションがRESTful APIを使用してプログラム的にBlue Prismと対話するために使用できる、一連の定義済み機能も提供しています。

このリリースでは、Blue Prism APIに対して、次の機能強化、小規模な改善、修正が行われました。本リリースのAPIリファレンス、インストールガイド、使用許諾契約書は、こちらで確認できます。

エンドポイント

変更の説明

参考資料

/api/v7/health

新しいエンドポイントと「GET Health」リクエストが追加されました。このリクエストは関連データベースの健全性を返します。リクエストがtrueの値を返す場合はデータベースが正常な状態にあることを、falseを返す場合は正常でないことを示します。正常でない理由として次のシナリオが考えられます。

  • データベースのアップグレードが必要。

  • データベースの認証情報が正しくない。

  • データベースサーバーがオフラインである。

BP-12128

/api/v7/scheduleLogs

/api/v7/scheduleLogs/{scheduleId}

エンドポイント向けのGETリクエストが更新され、新しい期間パラメーターが追加されました。これによりユーザーはスケジュール期間別にスケジュールログをフィルタリングできるようになりました。期間は開始時刻から終了時刻までの時間の長さで、「D.HH:MM:SS」形式で表示されます。日付値はオプションで、返されない場合、形式は「HH:MM:SS」になります。

BP-12111

/api/v7/schedules/{scheduleId}/tasks

/api/v7/schedules/{scheduleId}/tasks/{taskid}

エンドポイントに対するGETリクエストで、タスクのsessionCount プロパティが返されるようになりました。これによりユーザーはタスクのスケジュールされたセッション数を取得できます。

BP-12110

/api/v7/workqueues/{workQueueId}/items

/api/v7/workqueues/{workQueueId}/items/batch

GETワークキュー項目POSTワークキュー項目のリクエストが更新され、次のプロパティを返すようになります。これによりユーザーは次のデータを使用してフィルタリングと並べ替えを実行できます。

  • sla – サービスレベルアグリーメント(SLA)の基準が達成されなくなる前に、ワークキュー項目の完了に要した時間。これは「DD:HH:MM:SS」形式で渡されます。

  • slaDateTime – SLAの基準を達成するために項目の完了が必要な日時。「DD:MM:YYYY HH:MM:SS」形式で渡されます。ワークキュー項目がこの日時より前に処理された場合、SLAの基準内にあります。

  • withinSLA – ワークキュー項目がSLAの基準内で完了したかどうかを示します。

  • processName – ワークキュー項目のプロセス名。

  • isSuggested – Directorコンポーネントが次に処理する最適な項目としてキュー項目を推奨した場合。

BP-11230

BP-11949

/api/v7/workqueues/{workQueueId}/items/batch

POSTワークキュー項目リクエストが更新され、無効なdeferredDateが渡されたときにエラーメッセージが追加されるようになりました。以前は一般的なエラー応答が返されていました。

BP-12296

BP-11577

互換性のあるBlue Prism Hubコンポーネント

Authentication Server

Authentication Serverは、Blue Prismプラットフォームの3つの主要コンポーネント (Blue Prismエンタープライズ、Blue Prism API、Blue Prism Hub)にまたがるユーザーに一元化された共通の認証を提供します。詳細については、「Authentication Server構成ガイド」「」を参照してください。このリリースでは、Blue PrismエンタープライズのAuthentication Server構成に、次の機能強化、小規模な改良、修正が加えられました。

変更の説明

参考資料

AutomateC /serverconfigコマンドに次のオプションのスイッチとパラメーターが追加されました。

/serviceaccount <clientId> <clientSecret>

これによりユーザーはクライアントIDとサービスアカウントのシークレットを指定できるようになります。このアカウントはBlue PrismがAuthentication Serverと通信し、Authentication Serverインスタンスを指定しているときに、Blue Prismサーバーのユーザーインターフェイスを使用せずに、スクリプトを使用してBlue Prismのインストールを実行するために作成されます。

上記のパラメーターを既存のサーバー構成で使用すると、既存の認証情報は入力された新しい値で上書きされます。

詳細については、「コマンドラインオプション」「」を参照してください。

BP-10945