Blue Prismプロセス履歴 - 概要

プロセス履歴機能により、Blue Prism管理者(または外部監査人)は、すべての保存でプロセスに加えられた変更を検査できます。プロセスのコピーは保存のたびに作成され、そのバージョンのプロセスは無期限に保存されます。プロセス比較フォームを使用すると、並べて比較したり、プロセス内の変更されたステージをハイライトしたりすることで、2つのプロセスをすぐに比較できます。

同じプロセスの2つのバージョンを比較できます(編集の前後など)。この機能については後述します。あるいは、任意の2つのプロセスを比較することもできます。これについては、「プロセス比較」のヘルプを参照してください。

監査のためのプロセスを選択する

管理者は、[プロセス履歴]タブの下の[プロセス]セクションで、システムマネージャーからの同じプロセスの2つのバージョンを比較できます。利用可能なすべてのプロセスがドロップダウンメニューに表示されます。これには過去のすべてのプロセスが含まれ、削除済みのプロセスも含まれます。

プロセスを選択すると、ドロップダウンメニューの下のリストビューには、そのプロセスのすべてのバージョンと、各バージョンの作成日時(つまり、[保存]ボタンが押された日時)、そのバージョンを作成したユーザー、編集サマリーが表示されます。

2つのバージョン間で行われた変更を表示するには、2つの対象バージョンを選択して[選択したプロセスを比較]をクリックします。

比較フォームを使用する

読み込みが完了すると、比較フォームには2つのプロセスが並べて表示され、変更されたすべてのステージは、次の方式でハイライトされます:新しいステージは緑、削除されたステージは赤、変更されたステージは黄。

変更されたステージにカーソルを合わせて黄色のツールチップを読むと、ユーザーはそのステージで発生した(Blue Prismが見なした)最も重要な変更を発見することがあります。このツールで検出された変更の包括的なリストは、対象ステージを右クリックして[全変更リストを表示]を選択すると表示されます。さらに、ユーザーは、プロセススタジオと同じ方法でステージのプロパティを表示すると、ステージを手動で比較できます。

このフォームのメニューにあるオプション(印刷、ズームなど)は、現在選択されているプロセスバージョンに適用されます。この選択は、プロセスの周りを囲む青のバンドで表されます。プロセス比較ツールからプロセスのバージョンを印刷する場合は、そのプロセスの一部をクリックして印刷するプロセスバージョンを選択します。そのプロセスが青のバンドで囲まれていることを確認し、[ファイル]メニューから[印刷]を選択します。