データゲートウェイの出力タイプ
ファイル
選択済みデータを指定ファイルにエクスポートします。データゲートウェイ構成ウィザードでの出力の作成は.txtファイルにデータを送信することのみをサポートしますが、詳細出力とカスタム構成では.csvのような他のファイル形式をサポートし、編集が可能です。
この実行方法の詳細については、「データゲートウェイ構成ファイル」を参照してください。
動的ファイルパスを使用して、年、月、日、時刻の変数を使用して作成日をファイル名に含めることができます。
例:C:\Session Logs\session_logs_%{+YYYY-MM-dd}.txt
これにより、指定された場所に毎日新しいテキストファイルが作成されます。このテキストファイルには、「session_logs_2019-04-30.txt」のようにファイル名に現在の日付が含まれています。
変数をファイルパスで使用して、日付ベースのフォルダー名を作成することもできます。例:
C:\Session Logs\%{+YYYY}\%{+MM}\%{+dd}\session_logs_%{+YYYY-MM-dd-hh}.txt
これは現在の日付に基づいてフォルダーを作成し、ファイル名を追加します。例:
C:\Session Logs\2019\04\30\session_logs_2019-04-30-11.txt
動的ファイルパスの使用時に生成されるファイル/フォルダーのタイムスタンプはUTC形式です。
動的ファイルパスは、データゲートウェイウィザードおよび詳細構成を使用して作成された構成で使用できます。
HTTPエンドポイント
選択済みメソッドを使用して、指定したHTTPエンドポイント経由でデータを転送します。エンドポイントへのアクセスに認証が必要な場合は、データゲートウェイの認証情報を選択します。
Splunk
関連するAPIトークンを使用して、選択済みデータをSplunkの指定URLに送信します。
Splunk出力を正常に構成するには、Splunk構成でHTTPイベントコレクターが有効になっている必要があります。詳細は、「https://docs.splunk.com/Documentation/Splunk/7.3.1/Data/UsetheHTTPEventCollector」を参照してください。
データベース
選択済みデータを指定のSQL Serverデータベーステーブルに送信します。データベースへのアクセスに認証が必要な場合は、データゲートウェイ認証情報を選択します。
セキュリティオプションは、Blue Prismデータベースではなく、ターゲット出力データベースに関連しています。
統合されたセキュリティ - データゲートウェイは、Windows認証を使用してターゲットデータベースに接続します。接続にはデータゲートウェイエンジンが実行されるアカウントを使用します。これはBPサーバー構成の次のオプションを使用して構成されます。
- [現在のユーザーとして実行]が選択されている場合、Windows認証を使用して、Blue Prismサーバーで実行されている同じコンテキストを使用してターゲットデータベースに接続します。Blue Prismサーバーを実行するユーザーに、ターゲットシステムに対する許可を付与する必要があります。
- [特定のユーザーとして実行]が選択されている場合、Windows認証を使用して、Blue Prismサーバーで指定された認証情報を使用してターゲットデータベースに接続します。Blue Prismサーバー構成でデータゲートウェイユーザーとして構成されたユーザーに、ターゲットシステムのアクセス許可を付与する必要があります。
データゲートウェイ認証情報 - データゲートウェイは、指定された認証情報レコード内に含まれる認証情報を使用してターゲットデータベースに接続します。SQL Server認証を使用してデータベースに対して認証します。
ターゲット出力データベース
指定されたデータベーステーブルには、次の列が含まれている必要があります。
- イベントタイプを格納するinteger型のeventType列。
- JSON文字列にシリアル化されたイベントを格納するnvarchar(max)型のeventData列。
デフォルトのポート以外のポートを使用するには、サーバー名に代替ポート番号をコロンで区切って追加できます。例:bp-server-1:8001。