Hub 4.5 – 2021年11月
このリリースノートは、Blue Prism Hub 4.5のリリース用です。
機能強化
このバージョンのHubには、次の新機能と機能強化が導入されています。
エリア |
変更の説明 |
参考資料 |
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高可用性 |
Blue Prism Hubは、高可用性インフラストラクチャのサポートを強化しました。組織のロードバランサー、RabbitMQクラスター、SQL Serverクラスターでは、Blue Prism Hubサーバーの複数のインスタンスを使用できるため、Blue Prism環境のユーザーに対する可用性が向上します。 詳細については、高可用性構成ガイドを参照してください。 |
HUB-1164 |
インストーラーと アップグレーダー
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Hubインストーラー、HubおよびInteractのアップグレーダーに対して、以下の機能強化が行われました。
詳細については、「Hubのインストールガイド」または「アップグレードガイド」を参照してください。 |
HUB-2443
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Audit |
Hub管理者が、他の管理者のパスワードを変更できるようになりました。また、[Hub Audit]エリアの[ユーザー管理]監査カテゴリーに、新しく[パスワードを変更]イベントタイプが追加されました。パスワードの変更が生じると、Hub管理者は以下を確認できます。
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HUB-1312 HUB-1522 |
修正と改良
このバージョンのHubには、次のような修正とマイナーな改良が加えられました。
エリア |
変更の説明 |
参考資料 |
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Hubの役割 |
Hub管理者の役割を割り当てられているHubユーザーは、Hub設定ページにアクセスできるようになりました。これまでは、Hub許可を持つユーザーがHub管理者の役割を割り当てられている場合、Hub設定ページへのアクセスは拒否されていました。 |
HUB-2374 |
プラグインの更新
Automation Lifecycle Management(ALM)
このバージョンのALMプラグインに、次のような修正とマイナーな改良が加えられました。
エリア |
変更の説明 |
参考資料 |
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Wireframer |
Wireframeアクション名は、アクション名が一意になるように大文字と小文字を区別しなくなりました。2つのアクションに同じ名前(ひとつは大文字、もうひとつは小文字)が付けられている場合、エラーメッセージが表示され、2つのアクションのうち最初のアクションのみが作成されます。これまでは、2つのアクションが別々に作成されていました。 |
HUB-2913 |
Control Room
このリリースでは、Control Roomプラグインは変更されていません。
Decision – Hub 4.5の新機能
Blue Prism Decisionを使用すると、Digital Workforce内でインテリジェントな機械学習の意思決定モデルをトレーニングおよびデプロイできます。データサイエンスの専門知識は不要です。Blue Prism Decisionのシンプルで直感的なユーザーインターフェイスを使用すると、以下ができるようになります。
- モデルの定義 – タイトル、説明、判断タイプ、判断変数を追加します。
- モデルのトレーニング – モデルサービスが指定した定義済みの入力変数に基づいたアクティブラーニングを使用します。統計的に精度が高い機械学習モデルを作成するためにデータサイエンスの知識が必要とされることはありません。
- モデルの調整 – モデルの入力と結果の予測をレビューし、必要に応じてモデルの判断を上書きします。
Blue Prism Decisionは、新しくライセンス管理されたプラグインで、4.5で使用できます。詳しくは、オンラインヘルプの「Decision」「」を参照してください。
Interact
Interactプラグインの改善と修正については、「Interact 4.5リリースノート」「」を参照してください。
既知の問題
このリリースに関する重大な問題のリストについては、次のナレッジベースで維持されます。
- Hubの既知の問題については、こちらをクリックしてください。
- Decisionの既知の問題については、こちらをクリックしてください。
- Interactの既知の問題については、こちらをクリックしてください。
セキュアな開発ポリシーの一環として、Blue Prism製品は以下のセキュリティ基準で評価されています。
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OWASP Top 10 – アプリケーション開発に最も大きなリスクをもたらすセキュリティ脆弱性。詳細情報
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SANS CWE Top 25 – ソフトウェア開発業界で最も一般的に見られるソフトウェアセキュリティの脆弱性。詳細情報
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連邦情報処理標準(FIPS)文書140-2 – 情報技術製品の暗号化モジュールに対する最小セキュリティ要件を定義した米国政府規格。
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ペイメントカード業界データセキュリティ基準(PCI DSS)。
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医療保険の携行性と責任に関する法律(HIPAA)。
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連邦情報セキュリティマネジメント法(FISMA)。
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