Hubを使用する

このセクションではBlue Prism® Hubのユーザー機能について詳しく説明します。ユーザーが表示、アクセスできるものは、割り当てられた役割によって決まります。プラグインは役割に割り当てられ、次いでユーザーが特定の役割に割り当てられて、プラグインが継承されます。

このトピックでは以下を説明します。

ローカリゼーション

Authentication Serverのログインページを開くと、Webブラウザーからローカリゼーション設定が自動的に適用されます。ログインページとHubは、ブラウザーで設定された言語設定と最も互換性のある言語で表示されます。ブラウザー設定で選択した言語がサポートされていない場合は、英語がデフォルトとして使用されます。必要に応じて、ログインページのドロップダウンリストから使用する言語を手動で変更できます。サポートされている言語は次のとおりです。

  • 英語(米国)
  • フランス語
  • ドイツ語
  • 日本語
  • スペイン語(中南米)(スペイン語 – 中南米)
  • 簡体字中国語

ダッシュボード

最初にHubを起動すると、デフォルトの表示は空白のHubダッシュボードになります。これは、Hub管理者または標準Hubユーザーのいずれでも同じです。

ダッシュボードは、自動化プロセスをカスタマイズして表示する構成設定可能なページです。ダッシュボードに表示される情報を構成するには、ウィジェットを追加します。また、利用可能な情報の異なるビューを表現する複数のダッシュボードを作成して、自動化を効率的に管理することもできます。

ダッシュボードを作成する

  1. [ダッシュボード]ページで[ダッシュボードを作成]をクリックします。
  2. ダッシュボードの名前と説明を入力します。
  3. 保存]をクリックします。

    ダッシュボードが作成されたことを確認する通知メッセージが表示されます。これで、ダッシュボードにウィジェットを追加する準備ができました。

ウィジェットを追加する

ウィジェットは、さまざまな種類の情報を視覚的に表示するために使用できるダッシュボードコンポーネントです。[ビジネスプロセスの概要]ウィジェットがその例です。各ダッシュボードには最大20個のウィジェットを追加できます。

  1. ウィジェットを追加]をクリックして、使用可能なウィジェットのリストを表示します。

  2. ウィジェットの詳細を表示するには、[情報]ボタンをクリックします。

    ウィジェットに関する情報が表示されます。たとえば、次のようになります。

    詳細ウィンドウを閉じるには[キャンセル]をクリックします。

  3. ウィジェット名をクリックして、ダッシュボードに追加します。

    ウィジェットがダッシュボードに表示され、成功メッセージが表示されます。

ウィジェットを構成する

ウィジェットには、以下を行うことができます。

  • 移動とサイズ変更 – ダッシュボード上の必要な位置にドラッグアンドドロップして、ウィジェットを移動します。また、ウィジェットのサイズは、右下隅 をクリックしてつかみドラッグして必要なサイズに合わせることができます。

  • カスタマイズ – ウィジェットの多くはカスタマイズ可能です。[ウィジェットを編集]をクリックし、必要なプラグインの横にある[オプション]をクリックします。

ウィジェットを削除する

  1. ウィジェットを編集]をクリックします。
  2. 目的のウィジェットで[削除]をクリックします。

    ウィジェットがダッシュボードから削除されます。

表示されるダッシュボードを変更する

  1. [ダッシュボード]ページで、[ダッシュボードを読み込む]をクリックします。

    使用可能なダッシュボードのリストが表示されます。

  2. 目的のダッシュボードをクリックします。

    [ダッシュボード]ページが、選択したダッシュボードで更新されます。

ダッシュボードを削除する

  1. [ダッシュボード]ページで、[ダッシュボードを読み込む]をクリックします。

    使用可能なダッシュボードのリストが表示されます。

  2. 目的のダッシュボードに対して削除アイコンをクリックします。

    確認を求めるメッセージが表示されます。

  3. はい]をクリックしてダッシュボードを削除します。

    ダッシュボードが削除されたことを確認する通知メッセージが表示されます。

Automation Lifecycle Managementプラグイン

Automation Lifecycle Managementプラグインは、操作に追加のライセンスキーを必要とするオプションサービスです。Automation Lifecycle Managementプラグインには、Business Processコンポーネントも含まれています。これは自由に使用できる、Interactフォームに必要なコンポーネントです。

Blue Prism Digital Workersは、比類のないスキルと能力を提供し、新しいリリースごとにさらなるユースケースに対応していきます。性能も重要ですが、Blue Prismでは導入サイクルの間の使いやすさを同じように検討し、企業にガードレールが提供されベストプラクティスを確実に満たすことができるようにします。

Hub内でBlue PrismのAutomation Lifecycle Management(ALM)機能を使用することで、RPA/IAへの移行の初期段階にある企業は、アプリケーション主導のコントロールのメリットを得て、デリバリーの成功の主なマイルストーンを確実に達成できます。

ALMプラグインは、ビジネスアナリストが以下を行うためのフレームワークを提供します。

  • ビジネスプロセスのプロセス定義を把握する
  • 一貫した方法で例外処理を行う
  • プロセス構造をレビューし、承認する。

さらにALMにはWireframerが含まれており、ビジネスオブジェクトとアクションを、ベストプラクティス技術を使用して効率的に定義します。これは、自動化プロセスの一部として使用できます。この方法論を使用して設計する利点は、自動化されるビジネスプロセスの構造を形成するビジネスオブジェクトとアクションを開発者が迅速にデプロイできることです。

詳細については「Automation Lifecycle Management(ALM)を使用する」と「Wireframer」「」を参照してください。

Control Roomプラグイン

Control Roomプラグインは、自由に使用できるオプションのサービスです。Control RoomプラグインはBlue Prism 7.0以降と互換性があり、Blue Prism APIが必要です。

Control Roomプラグインを使用すると、WebクライアントでDigital Workforceを監視し、スケジュールを実行できます。次の機能があります:

  • ワークキュー – ワークキュー項目のステータスを監視し、キューアクティビティを追跡します。
  • セッション – 環境内のセッションアクティビティを表示、フィルタリング、整理します。
  • スケジュールアクティビティ – 各環境で実行されるスケジュールのステータスを監視し、データをフィルタリングして、ユーザー定義ビューを作成します。
  • スケジュールマネージャー – スケジュールを管理、作成、変更し、ユーザー定義ビューを使用してアクティビティを管理します。
  • Digital Workerの健全性 – 環境内のDigital Workersを表示、監視します。

またControl Roomプラグインには、ダッシュボードウィジェットが多数用意されています。ダッシュボードウィジェットは、Blue Prism環境を一目で監視するために適用、カスタマイズできます。以下のものがあります。

  • 月次使用率ダイアリー – 1か月の各日におけるDigital Workforceの利用状況を表示できます。
  • 使用率チャート – Digital Workforceの使用率の効率を表示できます。
  • 使用率ヒートマップ – Digital Workforceのアクティビティのパターン、ピーク、落ち込みを表示できます。
  • ワークキューの構成 – ワークキュー全体のワークキュー項目の構成を表示できます。

詳細については「Control Roomを使用する」を参照してください。

Decisionプラグイン

Decisionプラグインは、運用に追加のライセンスキーを必要とするオプションサービスです。

Blue Prism Decisionを使用すると、Digital Workforce内でインテリジェントな機械学習の意思決定モデルをトレーニングおよびデプロイできます。データサイエンスの専門知識は不要です。Blue Prism Decisionのシンプルで直感的なユーザーインターフェイスを使用すると、以下ができるようになります。

  • モデルの定義 – タイトル、説明、判断タイプ、判断変数を追加します。
  • モデルのトレーニング – モデルサービスが指定した定義済みの入力変数に基づいたアクティブラーニングを使用します。統計的に精度が高い機械学習モデルを作成するためにデータサイエンスの知識が必要とされることはありません。
  • モデルの調整 – モデルの入力と結果の予測をレビューし、必要に応じてモデルの判断を上書きします。

詳細については、「Decision」「」を参照してください。

Interactプラグイン

Interactプラグインはオプションのサービスで、操作に追加のライセンスキーが必要です。またこのサービスはInteractサービスの一部を構成します。

Digital Workforceがエンタープライズの参照可能な使用事例を展開するにつれ、Digital Workersとユーザーがビジネスプロセスのエンドツーエンドの実行においてコラボレーションする必要性が一層高まっています。また、リソースに対応できる人に対する柔軟性を提供するには、Digital Workforceに仕事を割り当てる革新的な方法が必要です。Blue Prism Interactは、新規および既存のBlue Prismユーザーに、ビジネスプロセス内のDigital Workforceとのエンドユーザーインタラクションのためのコラボレーションインターフェイスを提供します。ビジネスプロセスに関連するさまざまな作業を開始、確認、受信、認証します。また、Blue Prism Interactは、ノーコードのフォームデザイナーを使用するか、Blue Prismビジュアルビジネスオブジェクト(VBO)を使用してビジネスプロセス要件に基づいてフォームを作成することで、ユーザーは動的なWebインターフェイスを作成できるようになるため、必要なスキル基準を減らすことができます。

Blue Prism Interactの機能は、2つのBlue Prismコンポーネントに分割されています。1つめは、開発者がHubとフォームプラグインを使用して、エンドユーザーが利用できるフォームを作成および公開できる機能です。2つめは、公開されたフォームを使用してDigital Workforceと連携できるエンドユーザーインターフェイスです。

詳細については、「Interactプラグインユーザーガイド 」を参照してください。

ログアウト

ログアウト]をクリックしてHubからログアウトします。

Interactを使用する場合、Interact Webアプリケーションからもログアウトします。