スケジュール構成を更新する
スケジュールマネージャーでは、タスクやセッションの作成や編集など、すべてのスケジュール構成の詳細を更新できます。
スケジュール
[スケジュールを編集]ページでは、すべてのスケジュール構成の詳細を更新できます。このページにアクセスするには[スケジュールマネージャー]ページで関連するスケジュールの省略記号アイコン(...)をクリックし、[編集]を選択します。詳細ドロワーの[編集]アイコンを使用して開くこともできます。
[編集]オプションは、関連するスケジューラー許可がアカウントで有効になっているユーザーにのみ表示されます。
[スケジュールを編集]ページは、[詳細]と[スケジュール]の2つのタブで構成されています。
詳細
[詳細]タブには、次のフィールドがあります。
フィールド |
説明 |
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名前 |
スケジュールの名前。 |
説明 |
スケジュールの説明。 |
初期タスクを選択 |
スケジュールがアクティベートされたときに実行される最初のタスクです。 |
必要に応じて編集を行い、ページの右上にある[保存]アイコンを使用して変更を保存します。
スケジュール
[スケジュール]タブには、次のフィールドがあります。
フィールド |
説明 |
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開始日 |
スケジュールの開始日。 |
開始日時 |
スケジュールの開始時刻。 |
タイムゾーン |
タイムゾーンを使用するかどうかを定義します。デフォルトでは[タイムゾーンを使用]に設定されます。[タイムゾーンを制限しない]を選択した場合、スケジュールはHub Control Roomを運用しているアプリケーションサーバーのタイムゾーンを適用します。 |
タイムゾーンを選択 |
スケジュールの実行時に適用されるタイムゾーンです。 |
サマータイムに合わせて調整 |
選択したタイムゾーンでサマータイムの変更を反映し、スケジュールを自動的に更新するかどうかを決定します。 |
繰り返す |
スケジュールを繰り返すかどうかを決定します。デフォルトでは[繰り返し]に設定されます。 |
繰り返し – 間隔 |
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繰り返し – 頻度 |
[繰り返し – 間隔]と合わせて、スケジュールを実行する頻度を決定する際に使用します。 |
カレンダー |
スケジュールがカレンダーで指定された特定の日にのみ実行されるかどうかを決定します。デフォルトでは[カレンダーを制限しない]に設定されていますが、[歴日を使用]を選択した場合は、スケジュールに適用するカレンダーをドロップダウンリストから選択できます。 |
終了日時 |
有効期限を指定すると、指定した日時以降はスケジュールの実行が停止されます。デフォルトでは[なし]に設定されます。 |
毎分実行する
スケジュールを毎分実行するように構成するには:
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[繰り返し – 間隔]フィールドから[分]を選択します。
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[頻度]フィールドで、時間(分)を定義します。毎分、2分ごとなど、最大999分間隔で実行するように構成できます。
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[開始日時]と[終了日時]を入力します。デフォルトでは、スケジュールは実行予定の間隔ごとに実行されますが、スケジュールを実行する時間範囲を設定することで、さらに制限を加えることができます。
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必要に応じて[歴日を使用]を選択すると、事前定義済みカレンダーで定義されている稼働日に対して、分ごとにスケジュールを実行するように構成できます。ドロップダウンリストから必要なカレンダーを選択します。
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ページの右上にある[保存]アイコンを使用して、変更を保存します。
時間間隔で実行する
1時間ごとに実行するようにスケジュールを構成するには:
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[繰り返し – 間隔]フィールドから[時間]を選択します。
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[頻度]フィールドで、時間を定義します。1時間ごと、2時間ごとなど、最大999時間間隔で実行するように構成できます。
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[開始日時]と[終了日時]を入力します。デフォルトでは、スケジュールは実行予定の間隔ごとに実行されますが、スケジュールを実行する時間範囲を設定することで、さらに制限を加えることができます。
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必要に応じて[歴日を使用]を選択すると、事前定義済みカレンダーで定義されている稼働日に対して、時間ごとにスケジュールを実行するように構成できます。ドロップダウンリストから必要なカレンダーを選択します。
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ページの右上にある[保存]アイコンを使用して、変更を保存します。
毎日実行する
毎日実行するスケジュールを構成するには:
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[繰り返し – 間隔]フィールドから[日]を選択します。
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[頻度]フィールドで、日数を定義します。毎日、2日ごとなど、最大999日間隔で実行するように構成できます。
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必要に応じて[歴日を使用]を選択すると、事前定義済みカレンダーで定義されている稼働日にのみスケジュールを実行するように構成できます。ドロップダウンリストから必要なカレンダーを選択します。
毎週実行する
毎週実行するようにスケジュールを構成するには:
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[繰り返し – 間隔]フィールドから[週]を選択します。
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[頻度]フィールドで、週数を定義します。毎週、2週間ごとなど、最大999週間隔で実行するようにスケジュールを構成できます。
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[繰り返し]フィールドから必要なオプションを選択します。デフォルトでは、スケジュールは毎週、[開始日]と同じ曜日に実行されます。これは[カレンダーの最初の稼働日]または[カレンダーの最終稼働日]のいずれかのオプションを選択し、ドロップダウンリストから定義済みのカレンダーを選択することで変更できます。
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ページの右上にある[保存]アイコンを使用して、変更を保存します。
毎月実行する
スケジュールを毎月実行するように構成するには:
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[繰り返し – 間隔]フィールドから[月]を選択します。
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[頻度]フィールドで、月数を定義します。毎月、2か月ごとなど、最大999か月間隔で実行するようにスケジュールを構成できます。
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[繰り返し]フィールドから必要なオプションを選択します。デフォルトでは、スケジュールは毎月[開始日]と同じ日付に実行され、指定した日付が存在しない月はスキップされます。スキップする代わりに、月の最終日、または構成した日付が特定の月に存在しない場合は翌月の初日にスケジュールを実行するように構成できます。これは[30日が存在しない場合]ドロップダウンリストから適切な値を選択することで設定できます。
スケジュールは、月の何番目の曜日に実行するかを指定して構成することもできます(例:第1金曜日、最終水曜日など)。これは、[今月の特定の日]オプションを選択し、関連する[週]と[曜日]を構成することで有効化されます。
指定されたカレンダーに従って、毎月の最初または最後の稼働日に実行するようにスケジュールを構成することもできます。これは、[カレンダー上の特定の日]オプションを選択し、ドロップダウンリストから関連する[日]とカレンダーを構成することで有効化されます。
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ページの右上にある[保存]アイコンを使用して、変更を保存します。
毎年実行する
スケジュールを毎年実行するように設定するには:
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[繰り返し – 間隔]フィールドから[年]を選択します。
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[頻度]フィールドで、年数を定義します。毎年、2年ごとなど、最大999年間隔で実行するようにスケジュールを構成できます。
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ページの右上にある[保存]アイコンを使用して、変更を保存します。
タスクとセッション
[タスクとセッション]ペインでは、スケジュールのタスクとセッションを管理できます。これを開くには、[スケジュールマネージャー]ページで関連するスケジュールの省略記号アイコン(...)をクリックし、[タスクとセッションを表示]を選択します。
タスク
タスクとは、スケジュールのコンポーネントを表すものです。同時に実行されるセッションのセットを定義し、スケジューラーが次に実行するタスクを決定できるように、それらのセッションの組み合わされたステータス結果を提供します。
セッション
Blue Prismセッションとは、リソースに割り当てられたプロセス(またはオブジェクト)の単一のインスタンスを表すものです。セッションは状態(保留中、実行中、完了など)を維持します。また、セッションを開始したユーザー、開始時刻、終了時刻、詳細なセッションログなどの補足情報を保持するために使用します。各タスクには、任意の数のセッションを含めることができます。タスクがトリガーされると、各セッションが最初に作成されます。すべてのセッションが登録されてホストリソースに保留されてから、それらのセッションが実行されます。
[タスクとセッション]ペインには、次の情報と機能が表示されます。
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タスクの数 – スケジュールが構成したタスクの数を表示します。
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タスクを追加 – 新しいタスクを追加します。このオプションで[タスクを追加]ページが開きます。
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ドロワーを閉じる – [タスクとセッション]ペインを閉じます。
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タスクを編集(編集アイコン) – タスクを編集します。このオプションで[タスクを編集]ページが開き、タスクの詳細を更新できます。
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タスクを削除(削除アイコン) – タスクを削除します。
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セッションを追加(省略記号アイコン) – タスクにセッションを追加します。このオプションを選択すると[セッションを追加]ページが開き、起動パラメーターを追加する前にプロセスとDigital Workerを定義できます。
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展開(矢印アイコン) – 展開すると、タスクに構成されたセッションが表示されます。
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セッションを編集(編集アイコン) – セッションを編集します。このオプションを選択すると[セッションを編集]ページが開き、セッションの詳細と起動パラメーターを編集できます。
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セッションを削除(削除アイコン) – セッションを削除します。
タスクを追加する
[タスクを追加]ページでは、タスクに必要なすべての詳細を構成できます。
タスクを追加するには:
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[名前]を入力します。
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必要に応じて、[説明]を入力します。
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[成功時]フィールドで、タスクが成功した場合に実行される内容を選択します。デフォルトでは[停止]に設定されますが、別のタスクを自動的にトリガーするように構成できます。
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[失敗時]フィールドで、タスクが失敗した場合に実行される内容を選択します。デフォルトでは[中止]に設定されますが、別のタスクを自動的にトリガーするように構成できます。
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必要に応じて、[完了後の遅延]の値を修正します。デフォルトでは[0]に設定されます。このフィールドに値が入力されている場合、スケジュール内の次のタスクの開始を許可する前に、スケジュールされたタスクの終わりに1,500秒の遅延を追加します。
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必要に応じて、[エラー発生時、タスクを中止]チェックボックスを外します。デフォルトでは、タスクはエラー発生時すぐに失敗となるように構成されています。つまりいずれかのセッションが例外によって開始または終了できない場合、タスクはただちに終了します。
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タスクがすぐに失敗するように設定されている場合、すべてのセッションとタスクは、いずれかのセッションでエラーが発生すると終了します。たとえば、リソースに接続できなかったり、ビジーでセッションを作成できなかったりした場合、またはセッションが例外を発生させて異常終了した場合、終了します。これは、セッションが失敗した場合にタスクが終了したとマークされることを示します。
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タスクがすぐに失敗するように設定されていない場合、そのセッションのすべてでエラーが発生した場合にのみタスクが終了します。そしてそのタスクは、最後に実行中のセッションが失敗したことが検出されたときにのみ終了します。エラーの原因となった個々のセッション実行はログに記録されますが、他の実行中のセッションは続行されます。すぐに失敗しなかった場合、タスクはすべてのセッションが失敗した場合にのみ終了したとマークされます。
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セッションを追加する
[セッションを追加]ページでは、セッションに必要なすべての詳細を構成できます。
セッションを追加するには:
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[プロセス]を入力するか、ドロップダウンリストから選択します。
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[Digital Worker]を入力するか、ドロップダウンリストから選択します。
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[セッションを追加]をクリックします。プロセスとDigital Workerの有効な組み合わせが入力されている場合にのみ、このボタンは有効になります。
[セッションを編集]ページが表示されます。
セッションが追加されると、セッション番号が自動的に割り当てられます。セッション番号、プロセス、Digital Workerは編集できません。
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必要に応じて、起動パラメーターを定義します。パラメーターは、名前とパラメータータイプとともに表示されます。画像起動パラメーターを追加する場合、PNG、BMP、JPG、JPEG、GIF、ICO、TIFFのファイル形式を使用できます。
セッションの起動パラメーターを構成する際に複数の画像ファイルをアップロードする場合は、画像の大きさが合計で3MB未満である必要があります。この上限を超えた場合、変更を保存しようとするとフォーム認証エラーが表示されます。
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[保存]をクリックします。