Hub 4.1 – 2020年11月

このリリースノートは、オンプレミス構成で提供されるBlue Prism Hubの4.1リリース用です。

アップグレード

Blue Prism InteractおよびHubアップグレーダーは、カスタマーポータルからダウンロードできます。この使いやすいツールは4.0から4.1にアップグレードされます。詳しくは、「HubとInteractをアップグレードする」を参照してください。

機能強化

このバージョンのHubには、次の新機能と機能強化が導入されています。

エリア

変更の説明

認証

LDAPを用いたActive Directory認証を使用して、シングルサインオンの利点を活用できるようになりました。この接続が確立されると、ユーザーは会社のログインを使用してHubまたはInteractにサインインできるようになります。これにより、Hub管理者がローカルユーザーを設定する必要がなくなります。

インストーラー

Hubインストーラーに、以下の機能強化が行われました。

  • サーバーマネージャーの役割と機能の自動インストール - インストール後にVMを再起動する必要があります。すぐに再起動するか、後で再起動するかを選択できます。
  • インストール後に、appsettings.jsonファイル内でcustomeridキーを手動で更新するのではなく、新しい画面で顧客IDを入力できるようになりました。
  • SQL画面の強化:

    • [接続をテスト]ボタン – 入力した情報でSQL接続を正常に確立できることを確認します。接続が正常に完了しないと、インストールの次のステップに進めません。
    • 前のSQL画面から継承された値 – ユーザーは複数の画面で同じSQL情報を入力する必要がなくなります。

ツール

接続文字列の暗号化と復号のための新しいツールが追加されました。
セキュリティ上の理由から、すべてのWebサイトのappsettings.jsonファイルは暗号化されます。このファイルの構成設定に変更が必要な場合、暗号化/復号コンソールアプリケーションによって、ファイルを復号してから、再度暗号化できます。

詳細については、「Blue Prism Data Protectorツール」を参照してください。

修正と改良

このバージョンのHubには、次のような修正とマイナーな改良が加えられました。

エリア

変更の説明

認証

以前は、Hubデータベース設定でWindows認証が選択されていた場合、ユーザー名とパスワードのフィールドが引き続き使用可能でした。[Windows認証]オプションが選択されている場合、これらのフィールドは使用できなくなりました。これにより、潜在的なSQLエラーの可能性が軽減されます。

インストーラー

Hubインストーラーに、以下の改良が行われました。

  • インストーラーが、Blue Prism BaseからBlue Prism Hubに名称変更されました。
  • 最大ユーザー数の増加 – 以前は、最大プールサイズにデフォルト値が使用されていました。最大プールサイズが500に設定され、より多くのユーザーが使用できるようになりました。
  • 法的および視覚的な強化:

    • 使用許諾契約書(EULA)が再フォーマットされました。
    • インストーラー全体で、発行者名が「Blue Prism Limited」に更新されました。

既知の問題

このリリースで顕著な問題のリストは、知識ベースで維持されます。詳細については、こちらをクリックしてください。