Blue Prism Decisionをインストールする

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Blue Prism® DecisionはBlue Prism Hubインストーラーを使用してBlue Prism® Hubとともにインストールされる、ライセンスによって管理されるプラグインです。Decisionには前提条件があり、追加コンポーネントであるBlue Prism Decision Model Serviceに依存しています。これはコンテナイメージとして頒布されます

以下はDecisionの論理アーキテクチャを図示したもので、プラグインのフロントエンド、Decision Model Service、Blue Prismインタラクティブクライアント(図中のBlue Prismビジネスオブジェクト)間のインタラクションを示しています。

対象者

このガイドは、ネットワーク、サーバー、データベースの構成と管理の経験を持つITの専門家を対象としています。インストールプロセスでは、Webサーバーとデータベースのインストールと構成に精通している必要があります。

このリリースはHubとDockerコンテナの両方のインストールに依存するため、Blue Prismでは、Dockerコンテナのインフラストラクチャに関するITポリシーを十分に理解している場合にのみ、Decisionをインストールすることを推奨します。また、2022年の次回リリースもMSI経由で利用できるようになります。

インストールの概要

Blue Prism Decisionをインストールするには、以下を実行する必要があります。

  1. Decision用のSSL証明書を作成します。

    ステップの前提条件:

    • このセクションには、概念実証(POC)、価値実証(POV)、および開発環境での自己署名証明書の使用に関する情報が記載されています。提供されたスクリプトにはOpenSSLが必要です。

      自己署名証明書は本番環境では使用しないでください。

  2. Blue Prism Decision Model Serviceコンテナをインストールします。これには、Decisionが使用するModel Learning APIが含まれています。

    ステップの前提条件:

    • Linuxコンテナを実行できるDockerホスト。
    • コンテナ用のディスク容量(500MB).

    詳細については、「前提条件」を参照してください。

  3. Blue Prism Hubをインストール - Blue Prism Hubのインストールウィザードで、Model Learning APIの URLとSSL証明書の詳細を指定する必要があります。

    ステップの前提条件:

    すでにHub 4.5がインストール済みである場合は、「インストールのトラブルシューティング」を参照して、インストールの更新に関する情報を確認してください。

  4. HubにDecisionプラグインをインストールする

    ステップの前提条件:

    • Hubへの管理者アクセス権。
    • Decisionのライセンスファイル。
  5. Decisionプラグインへのアクセスを構成します。ユーザーに、Decisionへのアクセス権を持つ役割を割り当てます。

    ステップの前提条件:

    • Hubへの管理者アクセス権。
    • Decisionへのアクセス権を必要とするユーザーのリスト。
  6. Decisionを使用するようにBlue Prismを構成する

    ステップの前提条件:

    • Hubへの管理者アクセス権。
    • Blue Prism 6.4.0以降と、[システム]タブで認証情報とオブジェクトを構成できる十分な権限があること。
    • Blue Prism DecisionのAPI.bpreleaseファイル。