よくある質問 – Decision

Blue Prism Decisionを使用すると、Digital Workforce内でインテリジェントな機械学習の意思決定モデルをトレーニングおよびデプロイできます。データサイエンスの専門知識は不要です。Blue Prism Decisionのシンプルで直感的なユーザーインターフェイスを使用すると、以下ができるようになります。

• モデルの定義 – タイトル、説明、判断タイプ、判断変数を追加します。
• モデルのトレーニング – モデルサービスが指定した定義済みの入力変数に基づいたアクティブラーニングを使用します。統計的に精度が高い機械学習モデルを作成するためにデータサイエンスの知識が必要とされることはありません。
• モデルの調整 – モデルの入力と結果の予測をレビューし、必要に応じてモデルの判断を上書きします。

Decisionは、機械学習モデルを構築するBlue Prismプロセス開発者向けに設計されています。データサイエンスや統計の知識はいっさい必要ありません。

Decisionは、ノーコードの自動機械学習機能です。ユーザーに特定のコーディングや統計の知識がなくても簡単に使用できるように設計されています。ただし、Blue Prismプロセスに統合する際は、Blue Prismプロセス開発の経験が必要です。また、適切なモデルをトレーニングするには、自動化するユースケースの入力と出力を完全に理解している必要があります。

現在、Blue Prism® Decisionは本番またはビジネスクリティカルサポートを受けているお客様にご利用いただけます。詳細については、Blue Prismの販売担当者にお問い合わせください。

はい、Blue Prism® Decisionにはライセンスが必要です。

DecisionはBlue Prismポータルからダウンロードできます。

簡単な概要として、Blue Prism® Decisionのインストールプロセスでは以下を行う必要があります。

1. インストールに必要なSSL証明書を作成します。
2. Blue Prism Decisionコンテナをインストールします。
3. Blue Prism Hubをインストールします。
4. Hubにログインし、Decisionプラグインをインストールしてユーザーアクセスを設定します。

インストールの詳細と前提条件については、「Blue Prism Decisionをインストールする」および「Hubをインストールする」を参照してください。

このリリースはHubとDockerコンテナの両方のインストールに依存するため、Blue Prismでは、Dockerコンテナのインフラストラクチャに関するITポリシーを十分に理解している場合にのみ、Decisionをインストールすることを推奨します。また、2022年の次回リリースもMSI経由で利用できるようになります。

はい。Blue Prism DecisionコンテナにはDockerホストが必要です。詳細については、「Blue Prism Decisionをインストールする」を参照してください。

はい。ただし、Hubのappsettings.jsonファイルの設定を更新する必要があります。appsettings.jsonファイルへの変更はBlue Prismサポートと連携して行い、システムが確実にサポートされるようにする必要があります。詳細については、「インストールのトラブルシューティング」を参照してください。

はい。Decisionでトレーニングおよび調整されたモデルは、Decision VBOを介してBlue Prismのプロセスに統合できます。詳細については「Decisionユーザーガイド」を参照してください。

DecisionはBlue Prism 6.4.0以降をサポートしています。

使用しているDecisionのバージョンは、Webページのフッターに表示されます。Hub管理者は、Hubの「」 「プラグイン管理」ページでバージョン番号を表示することもできます。現在、すべてのプラグインのバージョンにはHubと同じバージョン番号を使用しています。

Hubでは、ライセンスの有効期限前の30日間、ユーザーに通知が表示されます。

Decisionユーザーインターフェイスでは次の言語がサポートされています。

• 英語（米国）
• フランス語
• ドイツ語
• 日本語
• スペイン語（中南米）（スペイン語）
• 簡体字中国語

ローカリゼーションについて、詳しくは「ローカリゼーション」を参照してください。

Decisionではアクティブラーニングと自動機械学習を使用します。詳細については、「Decisionモデルの概要」を参照してください。

Decisionを最も有効活用するには：

• データは表形式である必要があります（Blue Prismコレクション内）。
• ユースケースには3～8個の入力変数を含めることを推奨しますが、使用できる変数の数に制限はありません。
• ユースケースにおける現在の意思決定プロセスを完全に理解している必要があります。決定に達するまでのプロセスや考慮事項の理解が深いほど、Decisionでの変数やトレーニングを使用したモデル化が簡単になります。

Decisionでは、Blue Prismでモデルを使用する際に使用するすべての入力と出力が保存されます。予測リストには、モデルを使用した自動化と関連付けられた一意の相関ID、入力、モデルの結果、およびこの結果が発生した日時が表示されます。詳細については、「モデルの使用状況を表示する」を参照してください。

はい。今後のリリース計画について、詳しくはBlue Prismポータルの製品ロードマップを参照してください。

Blue Prismポータルからアイデア作成ポータルにアクセスできます。新しいアイデアや、既存のアイデアの評価は、ここからアクセスできます。