よくある質問
Blue Prism Interactを開始する
Interactは、企業と、そこで働く人々が他の作業に費やせる時間を増やすために開発されたコラボレーションプラットフォームです。
Interactを使用すると、Blue Prismのプロセスをフロントオフィスに拡張し、Digital Workforceと人間のワークフォースの間で作業を簡単にコラボレーションできます。
[作業の開始]ページには、必要な情報がすべて掲載されています。
2020年9月21日にInteractが利用可能になることを一部のお客様とパートナーにはお知らせしました。
はい、Interactは他の2つの形で存在しています。2020年9月21日の発表では、オンプレミスのスタンドアロンバージョンのInteractを投入しました。以前はクラウドで提供するスタンドアロン製品としてのみ利用可能でした。新製品では、Interactを必要に応じて自由に導入し、使用できる柔軟性が加わります。
- オンプレミス/ファイアウォールの背後(新機能) – さらにお好きなクラウドでも使用できます。
- SaaSが提供するスタンドアロン製品として。
- 完全なBlue Prism Cloud SaaS/マネージドサービスプラットフォームの一部として。
以下の表をクリックして、製品の違いの概要をご覧ください。
顧客のユースケースの大半は、人とDigital Workersの両方で使用されるのに理想的であり、デジタルの同僚がユーザーのタスクを補強します。Interactは、人とDigital Workersが共同作業を行うための共通の標準インターフェイスを提供することで、こうしたインタラクションのポイントをスムーズにします。
コラボレーションポイント間で迅速かつシームレスに橋渡しできることによって、あなたのビジネスでは以下が可能になります。
- Digital Workersがバックオフィスで作業を続けられるよう、人からDigital Workersに作業を渡します。
- 人は、Digital Workerの同僚との対話的なコラボレーションをトリガーできます。
- ビジネスでInteractを使用することで、ビジネスロジックの例外を検証し、より高いROIを推進することもできます。Digital Workersは、必要に応じて承認を要求し、従業員に例外を提起することもできます。
結論:Interactは、エンタープライズのフロントオフィス、ミドルオフィス、またはバックオフィスのニーズやユースケース全般にわたり、Digital Workersがアクセスできるようにするものです。
現在、Blue Prism® Interactは本番またはビジネスクリティカルサポートを受けているお客様にご利用いただけます。詳細については、Blue Prismの販売担当者にお問い合わせください。
Interactは、本番またはビジネスクリティカルサポートを受けているBlue Prismのすべてのお客様が利用できます。
はい、Interactにはライセンスが必要です。ライセンスキーは、初回のアベイラビリティプロセスの一部として利用可能になります。
「ヒューマンインザループ」という用語の由来は、シミュレーションと監督された機械学習の世界にあります。その世界では、「ヒューマンインザループ」の注入によってモデルが最適化され、修正され、訓練されます。(Decipher IDPの検証ステージは、このシナリオの良い例です)。Interactは例外の管理によく使用されます。理論的に例外処理はプロセスをさらに最適化するために使われるため、この用語を「人間とデジタルワーカーの協力」という幅広い用語とともに、この文脈で使用してもかまいません。
ロボティックデスクトップオートメーション(RDA)とInteractは異なるテクノロジーです。RDAシナリオでは、ボットは通常、次のようになります。
- ローカルワークステーションで実行する
- 人間の従業員と同じフロントオフィスプログラムを使用したり、同じログインを共有したりする
- ローカルマシンでアクションを実行する
また、ユーザープロンプトや人間がトリガーするイベントにのみ応答します。
一方、Interactは、デジタルの同僚とコミュニケーションをとり、ビジネスプロセスに関連するさまざまな作業を開始、確認、受信、承認するための、安全なWebベースの方法です。このポータルでは、ユーザーは事前に作成された一連のフォームからデータを取得し、Blue Prism Digital Workforceに送信して、自動化されたビジネスプロセスを実行できます。
役割、グループ、顧客分類、ユーザーベースのアクセス制御に基づく、すべてのビジネスユーザーに固有のインターフェイスもあります。Interactは、これらの機能を必要とする組織のために、より安全なレベルの有人オートメーションを提供します。さらに、必要に応じて拡張も可能です。この理由から、Blue PrismとInteractの組み合わせは、コラボレーションの大きな可能性を示します。中でも、最も重要なのはエンタープライズの拡張性です。
はい。Digital Workerは、ユーザー送信を生成することでワークフローを開始できます。詳細については、「送信を生成」を参照してください。
InteractはBlue Prism 6.4.0以降をサポートしています。
サポートされるSQLバージョンの詳細については、インフラストラクチャとインストールの資料を参照してください。
Interactに関する情報は、Blue Prism Universityのコースウェアとともに、オンラインヘルプに記載されています。
Interactには、使用に関するソフトリミットはありません。これには、Interactがサポートするフォームまたはプロセスの数が含まれます。サポートされる同時ユーザーの総数は、サポート対象のインフラストラクチャによって異なります。これは、インフラストラクチャとインストールの資料に反映されています。詳細については、「Interactインフラストラクチャの概要」「」を参照してください。
InteractはBlue Prismポータルからダウンロードできます。
Interactのユーザーインターフェイスでは、英語、フランス語、ドイツ語、中国語、
Interact製品は、通常、内部と外部のエンドユーザーシナリオをサポートするためにデプロイされます。そのため、ポートフォリオ内の他のBlue Prism製品とは異なるユーザーベースを持ちます。
Interactの使用には追加の直接ライセンスコストはありませんが、製品をサポートする追加のインフラストラクチャがあります。
はい、Interactは動作のために他のソフトウェアに依存しています。この情報は、インフラストラクチャとインストールの資料に記載されています。詳細については、「インストールの準備」を参照してください。
Interactはフォーム設計にノーコードアプローチを採用しており、若干のトレーニングを受けたビジネスユーザーが管理できます。Blue Prismに精通している人は、Interactの管理を十分に行えます。エンドユーザーについては、Interactはユーザーエクスペリエンスが簡素化されているため、製品固有のトレーニングなしで使用できます。
はい。Interactには多数の統合ポイントがあります。Digital Workforceへの送信がプッシュされる方法だけでなく、Digital Workersがビジュアルビジネスオブジェクトを介してInteract経由でコミュニケーションを取り、リアルタイムのコラボレーションをサポートする方法もあります。
Service Assistは、ボリュームの多いコンタクトセンター向けに設計、構築された特別なソリューションです。Interactは、幅広いフロントオフィスと人間/Digital Workerコラボレーションの用途に対応するBlue Prismのネイティブ機能です。
ALMとInteractは、個別に購入、導入できます。ただし、Interactのみを購入して導入する場合、インストーラーはALMのプロセス機能を追加して、Interactフォームをビジネスプロセスに関連付けます。その他のALM機能はすべて、ソフトウェアの購入によってのみ利用できます。
製品
使用法
Interactフォームへのアクセスは、Blue Prism Hubの役割および許可の設定で制御されます。これはHubの管理者が利用できるもので、プロファイルアイコンをクリックして設定ページを開くとアクセスできます。
Interactのフォームにアクセスするには、ユーザーにInteractの許可を割り当て、ユーザーとフォームの両方を同じ役割に割り当てる必要があります。
Interactでは、管理ユーザーがフォームデザイナーインターフェイスからファイル形式を指定できます。これにより、ビジネスが課す可能性のある制限を設ける一方で、完全な柔軟性が得られます。
[環境マネージャー]ページでHubとBlue Prismデータベースとの接続が確立すると、ユーザーは接続を更新して、新しいフォームを作成するときに新しく作成されたキューを選択できるようになります。
いいえ。ユーザー名は大文字と小文字が区別されません。
ユーザー情報は、Interactフォームが送信され、Blue Prism内で作成されたワークキュー項目の一部を形成するときに、送信データとともに送信されます。
はい。ユーザーがInteractフォームの管理と、エンドユーザーとしてのInteractへのアクセスの両方の権限を持っている場合、ユーザーは異なるペルソナにログインし直さなくても移動できます。
『インストールガイド』に、既存または新規のBlue Prism環境に必要な許可が示されています。
ユーザーがInteractフォームを保存するには、Interactプラグインへのアクセス権が必要です。フォームを公開するには、Hub管理者からInteractの役割を割り当てられる必要があります。また、別のユーザーによってフォームが「ロック済み」ではないことが必要です。
Interactは、管理アクティビティとエンドユーザーアクティビティの両方に対してブラウザーを介してアクセスします。
Google Chrome(バージョン86以降)と、最新バージョンのMicrosoft EdgeはChromiumベースのためサポートされています。
バージョンとライセンス
Hub、Interact、ALMのアップグレードは、専用のアップグレードツールであるBlue Prism InteractおよびHubアップグレーダーを使用するシンプルなプロセスです。アップグレーダーは、Hub、Interact、ALMのバージョン4.0を4.2にアップグレードする場合にのみ使用できます。アップグレーダーは、Blue Prismカスタマーポータルからダウンロードできます。詳細は、HubとInteractをアップグレードするを参照してください。
Hubでは、ライセンスの有効期限前の30日間、ユーザーに通知が表示されます。
利用可能な製品のバージョンは、アプリケーションのフッターと、適切な権限を持つユーザーの「プラグインストア」内の両方に表示されます。
インストール、アップグレード、アンインストール
はい。このバージョンのInteractは、いくつかの追加コンポーネントを使用します。Blue Prismのコア製品と同様に、Interactにはデータベースサーバーが必要です。これにはSQL Serverを使用します。また、InteractのWebベースのコンポーネントを提供するWebサーバーが必要です。当社ではMicrosoft IISを使用しています。また、プロセス間通信には、オープンソースのメッセージブローカーであるRabbitMQを使用します(技術的な詳細については、このリンクを参照してください)。
これらのソフトウェア要件には、それぞれ独自の前提条件があります。たとえば、RabbitMQでは、Erlangプログラミング言語のランタイムが必要です。詳細については、WindowsインストールのRabbitMQマニュアルを参照してください。
Blue Prismは、自社でもサポートしているソフトウェアを使用しているお客様のみサポートできます。2020年10月からは、3.8.xのバージョンのRabbitMQのみがサポートされるため、旧バージョンはサポートできなくなります。サポート対象外のバージョンはセキュリティ更新対象に含まれないため、旧バージョンを使用しているお客様にはアップグレードをお勧めします。
また、Interactは現在単一のデスクトップコンピューターにインストールできないため、VMはサーバー側の要件をインストールする必要があります。
いいえ。HubとInteractの両方をアンインストールしても、関連するデータベースは削除されません。
Interactは、Blue Prism内のDigital Workersと並行して個別にインストールされるため、InteractのアップグレードがDigital Workersに直接影響することはありません。ただし、Blue Prism Digital Workersは、自動化されたプロセスの一部としてInteractを活用するため、Interactのダウンタイムによってサポートしている自動化にどのように影響するかを考慮する必要があります。
ハードウェア要件と構成の詳細については、インフラストラクチャとインストールの資料を参照してください。詳細については、「インフラストラクチャの概要」を参照してください。
アーキテクチャ
いいえ、リリース済み製品では、Dockerやその他のコンテナ化フレームワークをサポートしていません。
Interactのデプロイメントには、Interactで使用するビジュアルビジネスオブジェクトが付属しています。これにより、Digital Workerは自動化プロセスの一環として送信内容を更新できます。Digital Workerへ返信するとき、InteractはBlue Prismワークキューに項目をロードします。
インフラストラクチャとインストールの資料では、ファイルサーバーの構成を詳しく説明しています。そこに、Interactから送信された添付ファイルが保存されます。
処理用にユーザーから送信されたフォームはパーサーに渡され、Blue Prismワークキューに追加されます。項目は、送信元がわかるようInteractからの送信IDでワークキューに追加されます。項目は、ワークキューオブジェクトから[次のアイテムを取得]アクションを使用してワークキューから取得できます。
フィールドのステータスを更新する場合、またはInteract内の送信を更新する場合は、Blue Prismオブジェクトを介してWebサービスが呼び出されます。このビジネスオブジェクト内のアクションは、取得した送信IDを使用して、必要な送信が更新されていることを確認します。
Interact Web APIサービスとビジネスオブジェクトに関連する機能の全リストは、関連するユーザーガイドに記載されています。
インフラストラクチャとインストール資料内のInteractの標準ドキュメントに、Interactの分散構成のデプロイ方法が記載されています。詳しくは、オンラインヘルプを参照してください。
サポートされるデプロイメントオプションとサポートされるインフラストラクチャタイプの最新のリストについては、インフラストラクチャとインストールの資料を参照してください。
製品アーキテクチャの詳細については、インフラストラクチャとインストールのガイドを参照してください。注:最初のGAから、このドキュメントではエンタープライズ分散セットアップの導入をサポートしますが、単一のサーバーまたは負荷分散されたセットアップには、プロフェッショナルサービスチームからのサポートが必要です。
ロードマップと今後の機能
Blue Prismポータルからアイデア作成ポータルにアクセスできます。新しいアイデアや、既存のアイデアの評価は、ここからアクセスできます。
Interactのオンプレミスバージョンを外部(パブリックフェイシング)ユーザーに公開することは技術的に可能であり、現時点ではBlue Prism Cloudプラットフォーム内全体で行われています。ただし、以下のようなInteractオンプレミス製品に固有の考慮事項とアーキテクチャ適応があります。
- まず、どの顧客組織も、InteractにWeb機能を提供するWebサーバーを保護するための企業ガイドラインに従う必要があります。
- また、Interactをホストしている組織は、適切な許可を持つ外部ユーザーにInteractアカウントを作成する必要があります。
現在、フィールドチームと協力して、Interactの今後のバージョンにこれを追加設定なしで組み込むのにはどのような追加要件が必要かを確認する作業に取り組んでいます。