Hubを使用する

このセクションではBlue Prism® Hubのユーザー機能について詳しく説明します。ユーザーが表示、アクセスできるものは、割り当てられた役割によって決まります。プラグインは役割に割り当てられ、次いでユーザーが特定の役割に割り当てられて、プラグインが継承されます。

このトピックでは以下を説明します。

ダッシュボード

最初にHubを起動すると、デフォルトの表示は空白のHubダッシュボードになります。これは、Hub管理者または標準Hubユーザーのいずれでも同じです。

ダッシュボードは、自動化プロセスをカスタマイズして表示する構成設定可能なページです。ダッシュボードに表示される情報を構成するには、ウィジェットを追加します。また、利用可能な情報の異なるビューを表現する複数のダッシュボードを作成して、自動化を効率的に管理することもできます。

ダッシュボードを作成する

  1. [ダッシュボード]画面で[新しいダッシュボードを作成]をクリックします。
  2. ダッシュボードの名前と説明を入力します。
  3. イメージを割り当てて、ダッシュボードを簡単に認識できるようにします。画像は30KB未満で、200 x 200ピクセル以下であることが必要です。

  4. 保存]をクリックします。

既存のダッシュボードは、[アクション]ボタンから削除および編集ができます。

ウィジェットを追加する

ウィジェットは、さまざまな種類の情報を視覚的に表示するために使用できるダッシュボードコンポーネントです。[ビジネスプロセスの概要]ウィジェットがその例です。

  1. [ウィジェットリポジトリ]ボタンをクリックして、使用可能なウィジェットのリストを表示します。

  2. ウィジェットの詳細を表示するには、[情報]ボタンをクリックします。

    ウィジェットがダッシュボードに追加されたときに表示される内容と、それをどのようにカスタマイズできるかに関する情報が表示されます。

  3. ウィジェットの[+]ボタンをクリックして、ダッシュボードに追加します。
  4. 必要なウィジェットを追加したら、[ウィジェットリポジトリ]ボタンをクリックして、ダッシュボード全体をもう一度表示します。

ウィジェットを構成する

ウィジェットには、以下を行うことができます。

  • 移動とサイズ変更 – ダッシュボード上の必要な位置にドラッグアンドドロップして、ウィジェットを移動します。また、ウィジェットのサイズは、右下隅をクリックしてつかみドラッグして必要なサイズに合わせることができます。

  • カスタマイズ - ウィジェットの多くはカスタマイズ可能です。ウィジェットの設定歯車を選択して設定にアクセスします。

ダッシュボードからウィジェットを削除するには、目的のウィジェットの十字を選択します。

Automation Lifecycle Managementプラグイン

Automation Lifecycle Managementプラグインは、操作に追加のライセンスキーを必要とするオプションサービスです。

Automation Lifecycle Management

Blue Prism Digital Workersは、比類のないスキルと能力を提供し、新しいリリースごとにさらなるユースケースに対応していきます。性能も重要ですが、Blue Prismでは導入サイクルの間の使いやすさを同じように検討し、企業にガードレールが提供されベストプラクティスを確実に満たすことができるようにします。

ロボティックプロセスオートメーション(RPA)とインテリジェントオートメーション(IA)業界にはさまざまな方法論や運用モデルがありますが、これらはドキュメントやトレーニング資料に含まれているのみです。

Hub内でのBlue PrismのAutomation Lifecycle Management(ALM)機能の開発により、RPA/IAへの移行の初期段階にある企業は、アプリケーション主導のコントロールのメリットを得て、デリバリーの成功の主なマイルストーンを確実に達成できます。

ALMは、以下の機能を提供します。

  • プロセスの文書化
  • 例外追跡
  • 自動化の設計と開発
  • サインオフと承認の処理

ALMプラグインは、ビジネスアナリストがビジネスプロセスのプロセス定義をキャプチャするフレームワークを提供し、一貫した方法での例外処理とレビューおよびサインオフ構造を提供します。

詳細については「Automation Lifecycle Management(ALM)を使用する」を参照してください。

Wireframer

Wireframerプラグインを使用すると、自動化プロセスの一部として使用できるビジネスオブジェクトを効率的に定義できます。

この方法論を使用して設計する利点は、自動化されるビジネスプロセスの構造を形成するビジネスオブジェクトとアクションを開発者が迅速にデプロイできることです。

プラグインのシンプルさにより、これらのビジネスオブジェクトとアクションがベストプラクティス手法とともに定義できるようになり、エンタープライズグレードの自動化が常に構築されるようになります。

詳細については「Wireframer」「」を参照してください。

Interactプラグイン

Interactプラグインはオプションのサービスで、操作に追加のライセンスキーが必要です。またこのサービスはInteractサービスの一部を構成します。

フォーム

Digital Workforceがエンタープライズの参照可能な使用事例を展開するにつれ、Digital Workersとユーザーがビジネスプロセスのエンドツーエンドの実行においてコラボレーションする必要性が一層高まっています。また、リソースに対応できる人に対する柔軟性を提供するには、Digital Workforceに仕事を割り当てる革新的な方法が必要です。Blue Prism Interactは、新規および既存のBlue Prismユーザーに、ビジネスプロセス内のDigital Workforceとのエンドユーザーインタラクションのためのコラボレーションインターフェイスを提供します。ビジネスプロセスに関連するさまざまな作業を開始、確認、受信、認証します。また、Blue Prism Interactは、ノーコードのフォームデザイナーを使用するか、Blue Prismビジュアルビジネスオブジェクト(VBO)を使用してビジネスプロセス要件に基づいてフォームを作成することで、ユーザーは動的なWebインターフェイスを作成できるようになるため、必要なスキル基準を減らすことができます。

Blue Prism Interactの機能は、2つのBlue Prismコンポーネントに分割されています。1つめは、開発者がHubとフォームプラグインを使用して、エンドユーザーが利用できるフォームを作成および公開できる機能です。2つめは、公開されたフォームを使用してDigital Workforceと連携できるエンドユーザーインターフェイスです。

詳細については、「 Interactユーザーガイド 」を参照してください。