Blue Prism 7.2:2023年4月

このリリースについて

次の表は、このBlue Prism Enterpriseリリースに直接関連するコンポーネントをまとめたものです。

コアコンポーネント

Blue Prism Enterpriseインストーラーには、以下のコンポーネントが含まれています。

データベース

523

このリリースはBlue Prismデータベースのこのバージョンを必要とします。これは、このデータベースバージョンを使用する最初のBlue Prismリリースです。

ブラウザーの拡張機能
(ChromeおよびEdge)

7.2

このリリースで行われた修正と機能強化の詳細については、「ブラウザーの拡張機能」セクションを参照してください。

最新の互換性情報については、Blue Prismオンラインヘルプのブラウザー互換性マトリックスを参照してください。

追加コンポーネント

このBlue Prismリリースでは以下のコンポーネントを使用できますが、お使いのBlue Prism環境で必要な場合は個別にインストールする必要があります。

Login Agent

7.2

Blue Prism 6.7以降、Blue Prism Login Agentの機能更新はありません。このリリースのBlue Prismで提供されるLogin Agentのバージョンは、Blue Prism 6.7で提供されるバージョンと同じ機能を持っています。

Data Gatewaysエンジン

1.4

Blue PrismでData Gatewaysを使用するには、Data Gatewaysエンジンのバージョン1.4をインストールする必要があります7.2

Blue Prismポータルで[製品]>[Blue Prism Enterprise]>[Extras]の順に選択して、インストーラーをダウンロードします。

Blue Prism API

7.2

APIを使用するには、インストールされるBlue Prism APIバージョンが常にBlue Prism Enterpriseのバージョン番号と同じである必要があります。

APIリファレンスおよび機能の強化や改善の詳細については、「Blue Prism API」を参照してください。

Blue Prismポータルで[製品]>[Blue Prism Enterprise]>[Blue Prism 7]の順に選択して、インストーラーをダウンロードします。

互換性のあるBlue Prism Hubコンポーネントとプラグイン

以下のコンポーネントはBlue Prism Hubのリリースの一部ですが、特定のBlue Prism機能を利用するために必要です。

Authentication Server

4.7

Blue Prism Enterprise7.2のリリースでは、今回のBlue Prismのリリースに含まれる関連する新機能を活用するため、このバージョンのAuthentication Serverが必要です。

Authentication Serverの機能強化の詳細については、「Authentication Server」を参照してください。

Control Roomプラグイン

4.7

Blue Prism7.2のリリース機能を活用するには、このバージョンのControl Roomプラグインが必要です。Control RoomのプラグインはBlue Prism APIに依存します。

ブラウザーベースのControl Roomの機能強化と修正の詳細については、「Hubリリースノート」を参照してください。

既知の問題

このリリースで顕著な問題のリストは、知識ベースで維持されます。詳細については、こちらをクリックしてください。

重要なお知らせ

このリリースにアップグレードする前に、「アップグレード通知」で詳細をご確認ください。

セキュアな開発ポリシー

Blue Prismのセキュアな開発プロセスは、市場をリードする組み込み型のセキュリティ文化であり、次の4つの主要原則を通じて優れたセキュリティを提供することに重点を置いています。

  • 教育 – 最新の知識、情報、トレーニングを開発チームに提供します。
  • 評価 – 業界標準のフレームワークとセキュリティツールを使用して、当社製品を定期的にレビューします。
  • 排除 – 基準、コンプライアンス、パフォーマンスの評価を通じて潜在的な脅威を取り除きます。
  • 進化 – 当社のセキュリティプログラムを継続的に改善して、当社の製品技術との整合性を確保し、新たな脅威に効果的に対応します。

Blue Prismのセキュアな開発は、OWASP ASVS、ISO 27034、GDPR第25条の標準と慣行に基づいています。詳細については、Blue Prismの「包括的でセキュアな開発プロセス」を参照してください。

Blue Prismコアコンポーネント

バージョン7.2のBlue Prismコア機能に、以下の機能強化、修正、および若干の改善点が追加されました。

機能強化

本リリースに含まれる機能強化は、次のカテゴリーを対象としています。

Active Directory統合

変更の説明

参考資料

Active DirectoryユーザーのUPNにActive Directoryドメインのドメインネームシステム(DNS)名と異なるエイリアスサフィックスが含まれている場合、telnetコマンドとWebサービスリクエストを使用してそのユーザーを同期し、Blue Prismにログインできます。たとえばcorp.dir.company.com(DNS名)とcompany.com(エイリアスサフィックス)の場合に、UPNが[email protected]のケースです。管理者が手動で構成する場合を除き、ユーザーに使用できるエイリアスサフィックスはBlue Prismで自動的に決定されます。エイリアスサフィックスを構成するオプションのデータベーススクリプトをBlue Prismポータルからダウンロードできます。詳細については、「Active Directory統合」「」を参照してください。

BP-11908

(BP-10681)

検知したActive Directoryドメインを保存するキャッシュの動作に関して次の点が改善されました。

  • データキャッシュを現在入力中であることをActive Directoryユーザーに知らせるメッセージがBlue Prismログインページに追加されました。
  • Active DirectoryユーザーがBlue Prismに最初にログインしたときに生成されるデータキャッシュを含むSQLキャッシュがBlue Prismに追加されました。この機能をサポートするために、新しいデータベーステーブル「dbo.BPACache」が追加されました。
  • 最大キャッシュ期間のデフォルト値が1440分(24時間)に更新されました。以前のデフォルトは30分でした。この更新はユーザーが接続構成画面で[データベースを更新]をクリックすると更新されます。詳細については、「シングルサインオンのトラブルシューティング」「」を参照してください。
  • 新しいAutomateCコマンドラインパラメーター「/requestactivedirectorycacherefresh」を使用する場合、次の時点で入力されたキャッシュ内の保存データの更新がこのパラメーターによりトリガーされます。
    • データベースへの直接接続の確立時。
    • Blue Prismアプリケーションサーバーの起動時。
    • [システム] > [セキュリティ - サインオン設定]でActive Directory認証の有効化時。

      詳細については、「コマンドラインオプション」「」を参照してください。

BP 12502(BP-11271)

BP-12479(BP-11670)

BP-12021(BP-11673)

BP-12409(BP-11675)

AutomateCでは、システム管理者がデータベーススクリプトを使用してActive Directory認証設定を構成するための、次の追加のコマンドラインパラメーターが使用できるようになりました。

  • /setactivedirectoryauth
  • /setactivedirectorygroupbasedroles
  • /mapactivedirectorygrouptorole

詳細については、「コマンドラインオプション」「」を参照してください。

BP-13425

アプリケーションモデラー

変更の説明

参考資料

新しい「JavaScriptイベントを呼び出す」アクションタイプが操作ステージに追加されました。これにより、ユーザーはカスタムJavaScriptを作成しなくても、Blue Prism自動化を介してWeb要素上でネイティブに標準イベントとカスタムイベントをトリガーできます。

これにより、ユーザーが手動でWebアプリケーションを操作し、その操作によって要素にイベントが発生するのと同じ機能を持つ自動化されたプロセスを作成することができます。

ユーザーは、リストからイベントクラスを選択し、イベントタイプとイベント引数を入力することにより、プロセス内でトリガーするイベントを定義できます。また、特定のWebアプリケーションに固有のカスタムイベントを入力できます。

詳細については、「操作ステージ」「」を参照してください。

BP-7530

アプリケーションサーバー

変更の説明

参考資料

Blue Prismの[サーバー構成の詳細]画面の[Application Server Controlled Resources(ASCR)設定]タブでWCFコールバックプロトコルを使用する際に、[インバウンドポート]と[アウトバウンドポート]の両方の値を構成できるようになりました。以前は、WCFで設定可能な[ポート]値は、アウトバウンド機能に適用された値1つのみでした。インバウンド機能はデフォルトでポート80に設定されており、設定できませんでした。

コマンドラインパラメーター/ascrconfigが更新され、<conntype>がWCFの場合に、新しい<outbound port>オプションが表示されるようになりました。詳細については、「ASCR構成」を参照してください。

この変更は、gRPCコールバックプロトコル設定には影響しません。

BP-5647

Blue Prismの[サーバー構成の詳細]画面の[ASCR設定]タブに[ロードバランサー名]フィールドが追加され、コールバック接続の確立にサーバーのホスト名とロードバランサー名の両方が使用されるシナリオに対応できるようになりました。

AutomateCの/ascrconfigコマンドが、新しい/loadbalancername <string>スイッチも受け入れるようになりました。

BP-13510

ASCR接続からのgRPC関連ログがnLogsによって生成されたログに表示され、本番環境のgRPC接続からのエラーメッセージを評価できるようになりました。詳細については、「ASCRのトラブルシューティングとログ」「」を参照してください。

BP-12013

インストール/デプロイメント

変更の説明

参考資料

すべてのBlue Prism Enterpriseコンポーネント(インタラクティブクライアント、ランタイムリソース、アプリケーションサーバー)が、64ビットインフラストラクチャにデプロイされている場合、64ビットアプリケーションとして動作できるようになりました。以前は、アプリケーションサーバーのみにそのような動作が設定されていました。これにより、大規模なデータセットを処理する際のパフォーマンスが向上します。

埋め込み(デフォルト)アプリケーションマネージャーモードが更新され、64ビットアプリケーションとしてインストールされたときに、Blue Prismを64ビットプロセスとして実行できるようにしました。以前は、32ビットプロセスとしてしか実行できませんでした。

64ビットデバイスでBlue Prismを実行し、埋め込み(デフォルト)アプリケーションマネージャーモードが32ビットとして構成されている7.2より前のバージョンで作成されたビジネスオブジェクトを含むリリースをインポートする場合、埋め込みのデフォルトモード(64ビット)または外部32ビットモードのどちらを使用するかを選択するようにユーザーに警告メッセージが表示されます。ユーザーが外部32ビットモードの使用を選択すると、監査ログエントリが[システム] > [監査] > [監査ログ]に追加されます。

BP-12393

BP-12534

BP-12928

現在、Browser Automation Agentが提供する機能は、デフォルトでBlue Prismインストーラーに含まれています。インストールされている場合は、Blue Prism 7.2のインストールウィザードによって、Browser Automation Agentと関連するManifest V3ブラウザー拡張機能が自動的に削除されます。

Blue Prism 7.2のサイレントインストールを実行する場合、Browser Automation Agentは自動的に削除されません。既知の問題BP-14969で説明されている手順に従って、影響を受けるマシンから手動でアンインストールする必要があります。

さらに、マニフェストV3ブラウザー拡張機能が特定のマシンに手動でインストールされている場合は、Blue Prismをインストールする前に手動でアンインストールする必要があります。

BP-12243

BP-12106

バージョン7のBlue Prism VBOの最新バージョンは、Digital Exchange(DX)に保存されるようになりました。ユーザーが最新バージョンにアクセスできるように、DXの場所へのショートカットが、C:\Program Files\Blue Prism Limited\Blue Prism Automate\VBOのVBOフォルダーに追加されました。

BP-3785

新しいAutomateCコマンドラインパラメーター/resetdefaultadminpasswordが追加され、管理者はインタラクティブクライアントにログインすることなく、管理者パスワードをリセットできるようになりました。

このコマンドは、管理者ユーザーのデフォルトのログイン情報が構成済みで、その管理者パスワードの有効期限が切れている場合にのみ使用できます。

詳細については、「コマンドラインオプション」「」を参照してください。

BP-12391

Automateリポジトリ内のターゲットフレームワークが、.NET Framework 4.8にアップグレードされました。

BP-8325

Blue Prismは、Javaアプリケーションを自動化するために、AdoptOpenJDKバージョン8とAzul OpenJDKバージョン8をサポートするようになりました。

BP-9337

BP-9625

Blue PrismはOracle Java 11をサポートするようになりました。64ビットのアプリケーションマネージャーモードでの使用が推奨されます。

BP-12934

Process StudioとObject Studio

変更の説明

参考資料

回復ステージのプロパティウィンドウの新しいオプション[最大試行回数に達したら親ページに例外を提起]により、最大回復試行回数に達したときに例外がトリガーされ、プロセスによってメッセージが表示されます。以前は、最大試行回数に達したときに、スローされた例外を処理できなかったため、セッションが誤って終了していました。

デフォルトではこのオプションは選択されておらず、[この回復ステージが繰り返される回数を制限]オプションが事前に選択されていない場合は有効になりません。

BP-267

役割と許可

変更の説明

参考資料

新しい[匿名ランタイムリソース]ユーザーの役割が、[システム] > [セキュリティ - ユーザーの役割]に追加されました。この新しいユーザーの役割は、匿名ランタイムリソースを自分のユーザーの役割に分離するために導入されました。このリソースは他のユーザーと共有できず、このランタイムリソースのセットがアクセスできる認証情報を明示的に構成できます。

この役割にはランタイムリソースの役割と同じ許可が割り当てられます。この役割に割り当てられた許可は、変更したり、ユーザーの役割を削除したりできません。匿名ランタイムリソースが特定の認証情報にアクセスできない場合、ランタイムで例外がトリガーされます。匿名ランタイムリソースの役割が表示されるのは、[システム] > [セキュリティ - ユーザーの役割]に限定されます。ユーザーの詳細画面の[役割と許可]タブには表示されません。また、[セキュリティ - ユーザーの役割]画面で、[役割メンバーシップを管理]オプションを使用してこの役割を割り当てることはできません。

この変更を反映するために、認証情報アクセス権の構成は匿名ランタイムリソースに適用されないという記述が、[セキュリティ - 認証情報]画面の[アクセス権]タブから削除されました。

システム設定[匿名のパブリックランタイムリソースを許可]は、publicスイッチを使用して、ランタイムリソースを起動する前にコマンドラインから有効にする必要があります。さらに、匿名ランタイムリソースには、必要な各認証情報へのアクセスを個別に許可する必要があります。

BP-11387

システムマネージャー

変更の説明

参考資料

システムマネージャーの[システム - タイムアウト]という新規セクションに、Blue Prism自動化で使用されるタイムアウトパラメーターが表示されます。デフォルトの構成が特定の環境で問題を引き起こしている場合にこれらを変更し、環境全体で自動化を最適化できます。変更は必ずBlue Prismのガイダンスに基づいて行い、開発環境でテストしてください。パラメーターとその機能の詳細については、「タイムアウトパラメーター」「」を参照してください。

[システム] > [システム - タイムアウト]でタイムアウトパラメーターに加えられた変更が、監査ログに記録されるようになりました。次の値が記録されます。

  • 変更を行ったユーザー。
  • 変更されたタイムアウトパラメーター。
  • パラメーターの以前の値。
  • パラメーターの新しい値。
  • 変更の日時。

BP-11331(BP-11330)

BP-12836

新しい[href属性のJavaScriptによりコンテンツセキュリティポリシー違反が引き起こされる可能性のあるclickイベントを防止]が[システム] > [システム - 設定]に追加され、href属性内にJavaScriptが存在するWeb要素のクリックを禁止するかどうかを制御できるようになりました。

クリックアクションはブラウザーで評価されるようになりました。コンテンツセキュリティポリシー違反の可能性がある場合、選択するとアクションが拒否され、Blue Prismで例外が発生します。このような状況では、ユーザーは代わりにWeb要素をUIオートメーション要素としてスパイし、これを使用してアクションを実行できます。

選択しない場合、違反の可能性は無視され、ブラウザーコンソールでエラーが発生し、クリックアクションが期待どおりに動作しないことがあります。

詳細については、BP-12840とナレッジベースの記事「ブラウザーの自動化でhref JavaScriptの問題を回避するにはどうすればよいですか?」を参照してください。

BP-13445

修正と小規模な改善

このリリースに含まれる修正および小規模な改善は、次のカテゴリーを対象としています。

Active Directory統合

変更の説明

参考資料

Active Directory(AD)認証を使用してBlue Prismにログインする際、AD認証情報の復号に問題があると、エラーメッセージが表示されます。このエラーメッセージは、ユーザーにわかるように、問題を具体的に表示するようになりました。

BP-7701

ドメイン認証情報を追加中または編集中に認証情報を確認するときに、Active Directoryドメイン向けに手動で構成されるドメインコントローラー名のマッピング(こちらの説明を参照)がBlue Prismに読み込まれない問題が修正されました。この問題が原因で、ドメインコントローラー名のマッピングをドメインに設定する必要があるActive Directory環境(たとえば、Active Directoryマルチサイトインフラストラクチャを使用する環境)のユーザーはActive Directory認証を使用してBlue Prismにログインできなくなっていました。

BP-12496

(BP-11085)

以前は、シングル認証ADデータベースをバージョン7.1にアップグレードする前に、Blue PrismのActive Directory(AD)既存ユーザーがActive Directoryから削除され、かつ削除されたユーザーと同じユーザープリンシパル名(UPN)を持つ新規ユーザーがアップグレード後に追加された場合、ADユーザーリストがBlue Prismと同期されると、削除されたユーザーのアカウントが誤って再アクティブ化され、新規ADユーザーの一意のセキュリティ識別子(SID)で更新されていました。

この問題の原因は、Active Directoryで削除されたユーザーのSIDをシステムが検出できず、UPNを使用して検索したことにあります。これが誤ったマッチング動作につながっていました。今回のリリースでこの動作が更新され、Active DirectoryでSIDに基づいて検出されないユーザーは、Blue Prismデータベースで自動的に削除され、UPN経由で検索されなくなりました。

BP-11010

(BP-10970)

Blue PrismでActive Directoryユーザーを同期し、1人以上のユーザーの識別名(DN)がnullである場合、エラーは発生しなくなりました。

BP-11953

(BP-11651)

構成済みActive Directoryドメイン名設定とデータベースのActive Directoryドメインレコードの間で、大文字・小文字の違いにより発生していたエラーは、Active Directoryユーザーがデータベースに直接接続してBlue Prismインタラクティブクライアントにログインすると発生しなくなります。

BP-12498

(BP-11274)

ユーザーのActive Directoryグループメンバーシップを認証中に判断する際のパフォーマンス、およびユーザーに割り当てられた役割をBlue Prismに表示する際のパフォーマンスが改善されました。詳細については、「シングルサインオンのトラブルシューティング」「」を参照してください。

BP-12500

(BP-12047)

Active Directoryユーザーが既存ユーザーまたは削除されたユーザーと同じユーザープリンシパル名(UPN)を持つ場合でも、セキュリティ識別子(SID)が異なれば、追加できるようになりました。

BP-13154(BP-13060)

Blue PrismデータベースのActive Directory認証でAzure SQLを使用しているユーザーについて、Blue Prism 7.1.2へのアップグレード後にエラーが発生しなくなりました。Microsoft.Identity.Client.dllファイルがないことにより発生したこのエラーにより、ユーザーはBlue Prismインタラクティブクライアントにログインできませんでした。不足していたファイルがインストーラーに追加されました。

BP-14174

アプリケーションモデラー

変更の説明

参考資料

値が0を超える[インデックスを照合]属性を使用するアプリケーション要素で作業する場合の次の問題が修正されました。

  • BP-5374でバージョン6.10.3に、BP-6163でバージョン7.0.1に導入されたJavaの変更点により、Java Access Bridgeスパイモードを使用して自動化されるJavaアプリケーションが断続的にクラッシュすることがなくなりました。
  • Javaアプリケーションから値を動的に読み取る読み取りステージのGet Element Boundsアクションが、正の値ではなく負の値を誤って返すことがなくなりました。

BP-9214

BP-10759(BP-10711)

以前は、[待機] > [存在を確認]([待機] > [Webで存在を確認]ステージと条件の組み合わせでなく)を使用する場合、アプリケーションモデラーが[すでに実行されているブラウザー]に設定されると、修復可能な検証警告の代わりに修復不能なエラーメッセージが表示されていました。今後はアプリケーションモデラーで選択したアプリケーションタイプに関係なく、検証警告が表示されます。

BP-12011

Blue Prismバージョン7.0と7.0.1では、Process StudioおよびObject Studioのアプリケーションモデラーからブラウザーアプリケーションを操作する際、[デタッチ]ボタンをクリックしても、想定どおりにブラウザーアプリケーションがデタッチされず、アプリケーションを再アタッチできませんでした。ブラウザーアプリケーションで使用するときの[デタッチ]ボタンのロジックが更新され、操作ステージの[デタッチ]アクションと同様に機能するようになりました。

BP-9938

Windows 11を使用し、ステージのプロパティウィンドウで項目を強調表示した場合、強調表示されたテキストが見えるように、Windowsのデフォルトの強調表示テキストの色が使用されるようになりました。以前は、テキストの強調表示色が白だったため、テキストは表示されませんでした。 BP-12516

Blue Prismがアプリケーションへのアタッチに断続的に失敗する問題が修正されました。この問題は、アタッチの試みが行われたのと同じタイミングでマシンの他のアプリケーションが閉じられたか、開かれた場合にのみ発生しました。

BP-11138

アプリケーションサーバー

変更の説明

参考資料
更新されたライセンスの使用権を[システム] > [システム – ライセンス]に反映するために、アプリケーションサーバーを再起動する必要がなくなりました。以前は、Blue Prismデータベースにインポートされた新しいライセンスを認識するために、アプリケーションサーバーを再起動する必要がありました。 BP-12652

Control Room

変更の説明

参考資料

開始日時]フィルターのデフォルト値が、Blue Prismでサポートされるすべての言語で[すべて]に設定されるようになりました。以前は、英語以外の言語のフィルターのデフォルト値は[今日]に設定されていました。1つの言語で保存されたControl Roomのフィルターは、サポートされているすべての言語で機能します。この変更は、新たに保存されたフィルターにのみ影響します。

BP-8985
以前は、ラインタイムリソースでプールコントローラーの役割を担っていたものの接続が失われるかオフラインになった場合、そのランタイムリソースは再起動後に引き続きプールコントローラーの役割を果たそうとしていました。ただし、別のランタイムリソースがすでにプールコントローラーの役割を引き受けていたため、再起動後に再びオフラインになっていました。この動作が更新され、以前プールコントローラーの役割を担っていたランタイムリソースは、再起動後に通常のリソースプールに追加され、別のアクティブなランタイムリソースがプールコントローラーの役割を引き受けるようになりました。

BP-12412

(BP-11751)

以前は、リソースプールコントローラーのステータス通知の送信に時間がかかり、ループに陥ってしまい、結果的に接続がタイムアウトし、スケジュールがトリガーされないことがありました。これは、リソースとの接続のタイムアウトを防ぐためにリソースプールコントローラーの通知を最適化することで修正されました。

BP-12976

処理されていない例外によってセッションが終了した場合に、ワークキュー項目に2つの再試行アイテムが誤って作成されるという、Blue Prism 7.0で発生した問題が修正されました。

BP-4809

多数のタスクを含むスケジュールに更新を適用するときの、インタラクティブクライアントのパフォーマンスが改善されました。以前は、スケジュールを保存すると、スケジュール内のタスクが[完了時]シナリオと[例外発生時]シナリオで同じタスクを実行するように設定されている場合、インタラクティブクライアントが応答しなくなることがありました。

BP-11548

認証情報マネージャー

変更の説明

参考資料
以前は、[認証情報の詳細]画面の[追加プロパティ]セクションに認証情報のパスワードプロパティを順番に追加すると、すべて最後に入力したパスワードとして保存されていました。この問題は修正され、現在では追加された順序で保存されるようになっています。

BP-12528

(BP-12470)

データベース設定

変更の説明

参考資料

Blue Prism 7.1へアップグレード後に既存のデータベース名を使用して[接続構成]で[テスト接続]ボタンをクリックしたとき、エラーは発生しなくなりました。このエラーは[データベースを作成]オプションを使用して古いデータベースを置き換える場合にのみ発生し、[データベースをアップグレード]オプションを使用した場合は発生しませんでした。

BP-12497

(BP-11285)

Blue Prismインタラクティブクライアントの接続構成画面で[スクリプトを生成]をクリックした後に作成されるスクリプトが更新され、データベースに必要なネイティブ管理者ユーザーが作成され、スナップショット分離が有効になりました。バージョン7.1ではこの機能は[データベースを構成]ボタンが削除されたときに誤って削除されました。

BP-1281

(BP-12226)

AutomateCを使用して生成されたデータベースアップグレードスクリプトの実行時に、構文エラーが誤って発生することがなくなりました。

BP-11891

インタラクティブクライアントとランタイムリソース

変更の説明

参考資料

Control Flow Guard(CFG)は、C++やActivator(32ビットと64ビット)プロジェクトなどのBlue Prism Automateアプリケーションの非管理コードプロジェクトで、情報セキュリティ業界標準に従ってアクティブ化されています。

BP-11567(BP-9228)

BP-11566(BP-9648)

[Blue Prismについて]画面に表示される.NET Frameworkバージョンに、ユーザーのマシンにインストールされている正確なバージョンが常に表示されるようになりました。

BP-6604

Blue Prism Automateアプリケーションに含まれるすべてのDLLファイルは、情報セキュリティ業界標準に従ってデジタル署名されるようになりました。

BP-11560(BP-9298)

アプリケーションサーバーへの接続が一時的に失われたときに、ユーザーに多数の例外メッセージが表示されないように、Blue Prismインタラクティブクライアントが改善されました。代わりに、接続の再確立を試みている間は、[サーバーに接続しています]ダイアログが表示されます。アプリケーションサーバーと正常に再接続されるまで、ユーザーはBlue Prismクライアントでアクションを実行できません。

サーバーがWCFメッセージまたはトランスポートの暗号化を使用するように構成されている場合は、接続がタイムアウトした後にのみダイアログが表示されます。この間、ユーザーインターフェイスはロックされ、接続タイムアウトが発生するまで応答していないように見えることがあります。

BP-12911

SOAP Webサービスを追加し、ローカルマシンまたは現在のユーザーに保存されている証明書を追加しようとしたときのエラーは発生しなくなりました。

BP-10221

Control Roomを最初に開き、WCF接続を使用したときに、ランタイムリソースとリソースプールがアルファベット順に表示されない問題が修正されました。この問題はBlue Prism 6.5で発生したものであり、直接データベース接続を使用する場合は発生しませんでした。

BP-10879

Process StudioとObject Studio

変更の説明

参考資料
Blue Prismが6.10以前から7.1にアップグレードした後に、[説明]フィールドにブレース(波括弧)が含まれる場合、既存のプロセス、ビジネスオブジェクト、アクションが利用できないか、エラーになる問題を修正しました。

BP-11466

(BP-11022)

ビジネスオブジェクトアクションの情報アイコンをクリックするか、Process StudioおよびObject Studioで[APIドキュメント]メニューオプションを選択すると、関連するビジネスオブジェクトの製品内ヘルプがユーザーのデフォルトブラウザーで開くようになりました。以前は、ユーザーのデフォルトのブラウザーに関係なく、Internet Explorerでヘルプが開かれていました。

BP-8273

Blue Prismを日本語で使用するときに、ネストされたコレクションに初期値が追加されない問題が修正されました。

BP-572

Process StudioおよびObject Studioで、自動化のデバッグ中に、例外メッセージが前面ではなくウィンドウの背景に表示されるため、発見が困難になり、見落としやすくなる問題が修正されました。

BP-13499

アクションからのパスワードのデータ型の出力がテキストデータアイテムに誤って保存される可能性がある問題が修正されました。この問題は、パスワードが最初にパスワードデータアイテムに書き込まれ、後にテキストデータアイテムに更新された場合に発生することがありました。Process StudioおよびObject Studio、さらには実行時にチェックが行われるようになり、パスワードのデータアイテムがパスワードデータアイテムでない場合、エラーメッセージが表示されるようになりました。

BP-14035

Blue Prismを日本語ロケールで使用する際に、ネストされたコレクション内の子コレクションを開くことができず、エラーがトリガーされる問題が修正されました。

BP-5064

データベーススキーマ名へのハードコードされた参照を削除することにより、管理情報(MI)データの更新中に表示されていたエラーを解決しました。

BP-6265

メンバーが存在しない制限されたリソースグループが存在する場合、すべての必要な役割と許可を持つユーザーに対してプロセスログが表示されない問題が修正されました。プロセスログは、必要な役割と許可を持つユーザーに対して常に表示されるようになりました。 BP-14248

コレクション内のデータアイテムが、[編集] > [依存関係] > [高度な検索]ダイアログ > [依存関係を検索]タブの依存関係のリストに含まれるように、問題が修正されました。以前は、コレクションデータアイテムはリストに含まれませんでした。この機能はバージョン6.7で誤って削除されましたが、復元されました。

BP-9582

次のアイテムを取得]アクションを使用してプロセスを実行すると、ランタイムリソースが、別のリソースによってすでに選択され、更新およびロック解除の処理中になっているキューからワークキュー項目を受信する問題が修正されました。

複数のリソースが同じワークキューに割り当てられ、別のリソースがそのキュー内のアイテムのデータベース更新をコミットしている丁度そのときに、あるリソースが[次のアイテムを取得]クエリをトリガーした場合にのみ発生したことから、この問題が発生する可能性は高くはありませんでした。[次のアイテムを取得]アクションで使用されるストアドプロシージャが更新され、SQL Serverでスナップショット分離機能が使用されるようになりました。これにより、ストアドプロシージャによって読み取られるデータが、トランザクション開始時のデータの状態と整合するようになったため、並行処理の問題によるトランザクション失敗の可能性が低くなり、全体的な信頼性が改善されました。

BP-5157

セキュリティの改善

変更の説明

参考資料

Webサービスを使用する際のSQLインジェクションに関連する潜在的なセキュリティ脆弱性が解決されました。

BP-12873

潜在的なセキュリティ脆弱性を解決するため、パスワードの有効期限のリマインダーは、ユーザーがBlue Prismに正常にログインした後でのみ表示され、それより前には表示されなくなりました。

BP-6811

システムマネージャー

変更の説明

参考資料

[システム - スケジューラー]画面の[耐障害性]セクションのフィールドラベルが更新され、Application Server Controlled Resources(ASCR)を使用するバージョン7へのアップグレード後の動作がより明確になりました。

BP-12938

7.1.2より前のバージョンのBlue Prismでは[匿名のパブリックランタイムリソースを許可]オプションが[システム] > [システム - 設定]で選択されている場合に、[システム] > [セキュリティ - ユーザーの役割]にある[役割メンバーシップ]画面でランタイムリソースの役割を更新すると、匿名リソースが役割から誤って削除されていました。この問題により、/resourcepc /publicスイッチを使用する場合、このリソースは開始されませんでした。今後この問題は解消されます。

BP-12896(BP-12856)

完全なシステム管理者ユーザー許可がなくても、廃止されたランタイムリソースに関連付けられたセッションログを、[監査 - プロセスログ]または[監査 - オブジェクトログ]の権限を持つすべてのユーザーが表示できるようになりました。

BP-14338

ブラウザーの拡張機能

ブラウザーの拡張機能を使用すると、Blue Prismはブラウザーで表示されるWebページやアプリケーションと連携して、それらのアプリケーションやWebページを含むビジネスプロセスを簡単にモデル化できます。

ブラウザーの拡張機能のバージョン

以下の表は、このリリースと互換性のある各Blue Prism拡張機能が導入された時期と、評価対象となるブラウザーのバージョンを示しています。主要な機能の詳細については、ブラウザー拡張機能リリースノートを参照してください。

ブラウザー Blue Prism拡張機能のバージョン

利用可能日

Chrome

Blue Prism 7.2ブラウザー拡張機能

2023年4月

Edge Chromium

Blue Prism 7.2ブラウザー拡張機能

2023年4月

ブラウザーの拡張機能のバージョンと互換性のあるブラウザーの詳細については、「ブラウザーの拡張機能の互換性」を参照してください。

更新の適用方法

Blue Prismでは、最新のブラウザー拡張機能が自動的にインストールされます。アクティブなインターネット接続がある場合、ブラウザーが読み込まれると、リリース後に使用可能になるブラウザー拡張機能が自動的に更新されます。または、デバイスがインターネットに接続されていない場合は、各デバイスについて手動で更新をプッシュすることもできます。オフラインパッケージを使用して拡張機能をインストールする方法の詳細については、「」「ChromeとEdgeの統合ガイド」を参照してください。

ブラウザー拡張機能リリースノート

変更の説明 参考資料

Firefoxブラウザー拡張機能は、このリリースではインストールできません。詳細については、「アップグレード通知」を参照してください。

BP-13878

ブラウザーベースのアプリケーションモードを使用してスパイされたWebブラウザー要素が、アプリケーションモデラーで強調表示されたときのエラーをトリガーしなくなりました。この問題はBlue Prism 7.1.0でのみ発生しました。

BP-8331

ChromeまたはEdgeのブラウザー拡張機能を使用してWebページがスパイされた場合、そのWebページからファイルがダウンロードされると、そのページを強調表示したり再度スパイしたりすることができない問題が修正されました。ChromeまたはEdgeのブラウザー拡張機能は、ダウンロードがトリガーされるとBlue Prismから切断されなくなります。

BP-12266

(BP-12070)

ネイティブメッセージホストがブラウザータイプを検出する方法が、パフォーマンスカウンターに依存しない方法に更新されました。侵害または無効にされたパフォーマンスカウンターによってネイティブメッセージングホストが正しく起動しない問題があったためです。

BP-12525

32ビットまたは64ビットの外部アプリケーションマネージャーモードを使用した場合に、Blue Prismがブラウザーアプリケーションを正常に終了できるようになりました。以前は外部アプリケーションモデルを使用してアタッチされたブラウザーアプリケーションを終了しようとすると、エラーが発生していました。

BP-11374

(BP-8741)

以前のBlue Prism7.0.1から7.1.1のバージョンでは、ページのタイトルを指定せずに、プロセスID(PID)のみを使用してChrome、Edge、またはFirefoxのブラウザーページへのアタッチを試みると、エラーが発生しました。PIDの入力時にウィンドウタイトルのチェックを排除することで、このエラーは修正されました。

BP-12663

(BP-9101)

Blue Prism Enterpriseの64ビットと32ビットの両方のバージョンが、ネイティブメッセージングホスト(NMH)の32ビットバージョンをデプロイするようになりました。

BP-12427

Chrome、Edge、またはFirefoxのブラウザーの自動化時に[待機]ステージで使用される[親ドキュメント読み込み完了]アクションによって、親ドキュメントが読み込まれたかどうかがチェックされるようになりました。以前は常にtrue値を返すように誤設定されていました。

BP-11373

(BP-9336)

ウィンドウのタイトルが変更されてもBlue PrismがWebページにアタッチされたままになります。以前はブラウザーインスタンスのウィンドウタイトルが変更されると、ブラウザー拡張機能が検出されずエラーメッセージが表示されていました。

BP-12515

(BP-12246)

アタッチを試みているブラウザーに指定したウィンドウタイトルが間違っている場合、具体的なエラーを示すメッセージがすぐに表示されるようになりました。以前は60秒間待ってから、ブラウザーの拡張機能を検出できなかったという一般的なメッセージがBlue Prismに表示されていました。

BP-12636

(BP-12292)

ブラウザー自動化で使用されるシステムタイムアウトパラメーターをChrome、Edge、Firefoxのブラウザー拡張機能設定で構成できるようになりました。これによりシステム管理者は、特定のマシンの自動化を最適化できます。

BP-11329

操作ステージの[リストアイテムを選択]アクションが変更され、ネイティブの値セッターを使用するようになりました。Webドロップダウンでリストアイテムが選択されると、変更イベントが正しくトリガーされ、Webコンポーネントがデジタルワーカーによって処理された場合も、手動で処理された場合と同様に動作するようになりました。

BP-9120

ChromeのUIオートメーションモードで要素をスパイする場合に、読み取りステージで[相対座標位置を取得]アクションを使用したときのエラーが発生しなくなりました。境界が正しく取得されるようになりました。

BP-7239

Webドライバーがない場合、またはChromeもしくはEdgeのブラウザー拡張機能バージョンと一致しない場合は、Windowsイベントログにエラーメッセージが表示されます。

BP-13407

(BP-11595)

ブラウザーの自動化中に非ブラウザーアプリケーションがアタッチされたときに生成されるエラーメッセージが改善され、アプリケーションが有効なタイプではないことが示されるようになりました。以前は、生成されたエラーメッセージには明確に記載されていませんでした。

BP-8614

ネイティブメッセージングホストが構成されていないか、実行されていないためにネイティブメッセージングホストが検出できない場合に、トラブルシューティングガイダンスへのリンクを含むわかりやすいエラーメッセージが表示されるようになりました。これにより、「ブラウザー拡張機能が検出されない」エラーが生成されるシナリオの数が減少します。

BP-7567

IEモードでMicrosoft Edgeのスナップショットプロセス中に書き込みステージを使用した場合にBlue Prism 7.1.0で発生していたパフォーマンスの問題が修正されました。書き込みステージのすべてのステップが、順番ではなく並列で実行されるようになりました。 BP-12445
[システム - タイムアウト]画面で[新しいブラウザーの起動]タイムアウトパラメーターの値を更新すると、Blue Prismインタラクティブクライアントを再起動しなくても反映されるようになりました。 BP-13542
Selenium Webドライバーに固有のJavaScriptの呼び出しまたは挿入に関する問題に関するエラーメッセージが、イベントログに追加されるだけでなく、インターフェイスでユーザーに表示されるようになりました。 BP-13292

ネイティブメッセージングホストをJavaScript invokerに接続する名前付きパイプの名前とIDが、Automate NLogファイルにログ記録されるようになりました。

BP-13485

警告が表示されるのは、Chromeのメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンとWebドライバーが異なる場合のみとなりました。以前は、ChromeとWebドライバーのバージョンには互換性があったが、ビルドのバージョンが異なる場合に警告が誤って表示されていました。

BP-13263

Webページのhref要素にJavaScriptが存在するためにブラウザーの自動化が失敗する可能性があるときに、エラーメッセージがユーザーに通知されるようになりました。詳細については、BP-13445とナレッジベースの記事「ブラウザーの自動化でhref JavaScriptの問題を回避するにはどうすればよいですか?」を参照してください。

BP-12840

ビジュアルビジネスオブジェクト(VBO)の更新

Blue Prismリリースには多数のビジュアルビジネスオブジェクト(VBO)が用意されています。新規のVBOまたは更新されたVBOは次のとおりです。VBO内の変更は、VBOが明示的に環境にインポートされた場合にのみ適用されます。

VBOの動作は変更しない予定ですが、機能を再確認してバージョン間の互換性を確認することをお勧めします。

ユーティリティ - ファイル管理VBO

変更の説明 参考資料

ユーティリティ - ファイル管理VBOの64ビットバージョンが、Blue Prism Enterprise 7.2以降の64ビットインストールと共に提供され使用できるようになりました。

BP-12393

OLEDB VBO

変更の説明 参考資料

OLEDB VBOの64ビットバージョンが、Blue Prism Enterprise 7.2以降の64ビットインストールと共に提供され使用できるようになりました。

BP-12393

追加コンポーネント

このBlue Prismリリースでは以下のコンポーネントを使用できますが、Blue Prism環境で必要な場合は、個別にインストールする必要があります。

Blue Prism API

Blue Prism APIは、Blue Prism HubなどのコンポーネントがBlue Prismデータベースに接続するための共通のインターフェイスを提供します。また、カスタムソリューションがRESTful APIを使用してプログラム的にBlue Prismと対話するために使用できる、一連の定義済み機能も提供しています。

このリリースでは、Blue Prism APIに対して、次の機能強化、小規模な改善、修正が行われました。本リリースのAPIリファレンス、インストールガイド、使用許諾契約書は、こちらで確認できます。

機能強化

本リリースに含まれる機能強化は、次のカテゴリーの改善を対象としています。

  • カレンダー – タスクとカレンダーを外部システムと同期させ、デジタルワークフォースがビジネスニーズに確実に対応できるようにします。

  • 環境変数 – 環境変数を設定および管理し、環境間でのデータの移動を可能にします。自動化する外部システムがない場合に、ITシステムがデジタルワークフォースに通知できるようにし、環境データを検索およびフィルタリングする機能を提供します。

  • 健全性 – APIとその関連コンポーネントの健全性を監視し、システムが期待どおりに機能していることをユーザーが確認できるようにします。

  • ライセンス – ライセンス使用状況の詳細を取得し、Blue Prism環境にプログラムでライセンスを適用します。

  • リソース – リソースタイプがBlue Prism EnterpriseまたはBlue Prism Desktopのいずれであるかを判断します。

  • セッション管理 – プロセスの実行を停止し、セッションログの詳細を調べる機能を提供するように拡張されています。

  • ワークキュー管理 – ワークはプログラムでキューに入れられ、更新され、デジタルワーカーによる処理の準備が整います。

カレンダー

エンドポイント

変更の説明

参考資料

/api/v7/calendars

エンドポイントは、以下の変更内容で更新されました。

  • [システム – カレンダー]ユーザーに許可が必要になりました。

  • リクエストはworkingWeekregionIddisabledPublicHolidaysIdsを返すようになりました。

BP-10630

GET calendarsリクエストが更新され、フィルタリングと並べ替えができるようになりました。このエンドポイントから呼び出されたカレンダーリストは、calendarIDnameregion別に並べ替えることができ、calendarIdnameregionworkingWeekなどのパラメーターを使用してフィルタリングできます。

BP-11357

新しいPOST calendarsリクエストが追加されました。このリクエストは、新しいカレンダーを作成します。

BP-10870

/api/v7/calendars/{calendarId}

次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

  • GET calendar - 指定したカレンダーを返します。

  • DELETE calendar – 指定したカレンダーを削除します。

  • PATCH calendar – 指定されたカレンダーを更新します。週の稼働日、地域、無効になった休日などの詳細を変更できます。

BP-10630

BP-11157

BP-10871

/api/v7/calendars/{calendarId}/
clones

新しいPOST calendarリクエストが追加されました。このリクエストは指定されたカレンダーを複製し、新しいカレンダーIDを返します。

BP-11423

/api/v7/calendars/{calendarId}/
references

新しいGET calendar referencesリクエストが追加されました。このリクエストは、指定されたカレンダーを使用するすべてのプロセスとオブジェクトのリストを返します。このエンドポイントから呼び出された参照リストは、referenceNameprocessTypedescriptionで並べ替えまたはフィルタリングできます。

BP-11482

BP-11572

/api/calendars/{calendarId}/
otherHolidays

新しいエンドポイントとGGET other holidaysリクエストが追加されました。このリクエストは、指定されたカレンダーの他の休日を返します。

BP-11298

/api/calendars/{calendarId}/
otherHolidays/batch

次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

  • POST other holidays - 指定したカレンダーに他の休日を作成します。

  • DELETE other holidays - 指定したカレンダーに構成されている他の休日を削除します。

BP-11299

BP-11313

/api/v7/holidayRegions

新しいエンドポイントとGGET regionsリクエストが追加されました。このリクエストは、休日の地域とそれに関連付けられたIDのリストを返します。

BP-11162

/api/v/7/holidayRegions/
{holidayRegionId}/publicHolidays

新しいGET public holidaysリクエストが追加されました。このリクエストは、指定した地域の祝日のリストを返します。祝日は、daydayIdnamedateとともに返されます。

BP-11169

環境変数

エンドポイント

変更の説明

参考資料

/api/v7/environmentVariables

次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

  • GET environment variables – 環境変数のリストを返します。変数は、名前、データ型、説明、値とともに返されます。

  • POST environment variables – 環境変数を作成します。

このエンドポイントから呼び出された環境変数リストは、namedescriptiondataTypeなどのパラメーターを使用してフィルタリングまたは並べ替えできます。

BP-9415

BP-9418

BP-9781

/api/v7/environmentVariables/
{environmentVariableId}

次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

  • PATCH environment variable – 指定された環境変数を更新します。

  • DELETE environment variable – 指定した環境変数を削除します。

BP-9570

BP-9573

/api/v7/environmentVariables/
{environmentVariableId}
/references

新しいGET environment variable referencesリクエストが追加されました。このリクエストは、指定した環境変数の参照のリストを返します。参照は、名前、タイプ、説明、プロセス、オブジェクトIDとともに返されます。このエンドポイントから呼び出された参照リストは、namedescriptionprocessTypeなどのパラメーターを使用してフィルタリングまたは並べ替えできます。

BP-9575

BP-9923

健全性

エンドポイント

変更の説明

参考資料

/api/v7/health

新しいエンドポイントとGET Healthリクエストが追加されました。このリクエストはAPIと関連データベースの健全性を返します。データベースが正常状態ではないことを示す場合、このリクエストはfalseの値を返します。これには、次のシナリオが原因として考えられます。

  • データベースのアップグレードが必要。

  • データベースの認証情報が正しくない。

  • データベースサーバーがオフラインである。

BP-6898

ライセンス

エンドポイント

変更の説明

参考資料

/api/v7/licenses

次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

  • GET Licenses – 環境内のすべてのライセンスのリストを返します。ライセンスは、ステータス、所有者、タイプ、有効期限などの詳細とともに返されます。

  • POST Licenses – 新しいライセンスを追加します。

このエンドポイントから呼び出されたライセンスは、licenseIdactivationStatusownertypeなどのパラメーターを使用してフィルタリングまたは並べ替えできます。

BP-10105

BP-10106

BP-10533

 

/api/v7/licenses/{LicenseId}

新しいDELETE Licenseリクエストが追加されました。このリクエストは、指定されたライセンスを削除します。

BP-10187

/api/v7/dashboards/
currentLimitsAndUsage

新しいGET license usageリクエストが追加されました。このリクエストは、環境内のアクティブなライセンスの使用状況と制限を返します。プロセス、セッション、ランタイムリソース、プロセスアラートマシンの詳細が返されます。無制限ライセンスの場合、制限にnullが表示されます。

BP-10520

/api/v7/dashboards/
licensesEntitlement

新しいGET license entitlementリクエストが追加されました。このリクエストは、環境内のアクティブなライセンスの使用権を返します。プロセス、セッション、リソース、プロセスアラートマシンの詳細が返されます。無制限ライセンスの場合、制限にnullが表示されます。

BP-10196

リソース

エンドポイント

変更の説明

参考資料

/api/v7/resources

GET resourcesリクエストのresourceTypeパラメーターが更新され、リソースがBlue PrismEnterpriseかBlue PrismDesktopワーカーかに基づいて、データセットを取得およびフィルタリングできるようになりました。

BP-11749

スケジュール管理

エンドポイント

変更の説明

参考資料

/api/v7/schedules/{scheduleId}/
clones

新しいPOST scheduleリクエストが追加されました。このリクエストは、指定されたスケジュールを複製し、新しいスケジュールIDを返します。

POST /api/v7/schedulesリクエストでcopyFromパラメーターを渡す既存のクローン作成機能は廃止され、今後のリリースで削除されます。

BP-11663

/api/v7/schedules/{scheduleId}​/
runs

POST schedule sessionリクエストが新たに追加されました。このリクエストは、指定した日時でスケジュールが実行されるセッションを作成します。

これは、既存の/api​/v7​/schedules​/{scheduleId}​/sessionsエンドポイントに対するPOSTリクエストと同じ機能です。これは今後のリリースで廃止され、削除される予定です。

BP-8254

/api/v7/schedules/{scheduleId}​/runs/
active

DELETE schedule sessionリクエストが新たに追加されました。このリクエストを使用すると、現在実行中のスケジュールを停止できます。

これは、既存の/api​/v7​/schedules​/{scheduleId}​/sessionsエンドポイントに対するDELETEリクエストと同じ機能です。これは今後のリリースで廃止され、削除される予定です。

BP-8255

/api/v7/schedules/{scheduleId}/tasks

/api/v7/schedules/{scheduleId}/
tasks/{taskId}

このエンドポイントは、タスクのsessionCountプロパティを返すようになりました。これによりユーザーはタスクのスケジュールされたセッション数を簡単に確認できます。

BP-10091

/api/v7/schedules/{scheduleId}/
tasks/{taskId}/
scheduledSessionParameters

GETリクエストおよびPUTリクエストが更新され、ラジオボタンデータ型をサポートするようになりました。これにより、ユーザーはラジオボタンデータ型を使用するパラメーターを管理および構成できます。

BP-10491

BP-10499

/api/v7/scheduleLogs

/api/v7/scheduleLogs/{scheduleId}

エンドポイント向けのGETリクエストが更新され、新しい期間パラメーターが追加されました。これによりユーザーはスケジュール期間別にスケジュールログをフィルタリングできるようになりました。期間は開始時刻から終了時刻までの時間の長さで、「D.HH:MM:SS」形式で表示されます。日付値はオプションで、返されない場合、形式は「HH:MM:SS」になります。

BP-9525

セッション管理

エンドポイント

変更の説明

参考資料

/api/v7/sessions

/api/v7/sessions/{sessionId}

GETリクエストが更新され、新しいsessionSourceパラメーターが追加されました。これにより、ユーザーはセッションがBlue PrismDesktopまたはBlue Prism Enterprise環境で実行されているか、実行されていたかを判断できます。パラメーターは、AllEnterpriseDesktopの値をサポートしており、取得したセッションリストをフィルタリングするために使用できます。

さらに、既存の並べ替えパラメーター、processAttributesIncludeprocessAttributesExcludeが削除されました。

BP-11286

BP-12130

/api/v7/sessions/{sessionId}

新しいDELETE sessionリクエストが追加されました。このリクエストは、保留中のセッションを削除します。Pendingステータスのセッションのみ削除できます。

BP-4699

PATCH sessionリクエストが更新され、ユーザーがセッションを停止できるようになりました。セッションは以下のいずれかになる場合があります。

  • 現在の操作を完全に終了する停止要求。これは、status: StoppingrequestBodyで渡すことによって実行されます。

  • 直ちに停止。status: StoppedrequestBodyで渡すことによって実行されます。

RunningステータスまたはWarningステータスのセッションのみ停止できます。

BP-9662

BP-9659

/api/v7/sessions/{sessionId}/logs

GET session logsエンドポイントが更新され、次のフィールドを返すようになりました。

  • logNumber

  • processName

  • resultType

  • resourceEndTime

  • bluePrismMemory

  • targetAppId

  • targetMemory

  • stageId

  • pageName

  • objectName

  • actionName

BP-10837

このエンドポイントから呼び出されたログリストは、logIdsessionNumberstageIdprocessNameresultstartDateTimeなどの複数のパラメーターでフィルタリングまたは並べ替えできるようになりました。

BP-11662

/api/v7/sessions/{sessionId}/parameters

GETリクエストおよびPUTリクエストが更新され、ラジオボタンデータ型をサポートするようになりました。これにより、ユーザーはラジオボタンデータ型を使用するパラメーターを管理および構成できます。

BP-10501

BP-10502

/api/v7/sessions/{sessionId}/
logs/{logId}/parameters

GET session log parametersリクエストが更新され、ラジオボタンデータ型を返すようになりました。これにより、ユーザーはこのタイプのデータを取得できます。

BP-10503

ワークキュー管理

エンドポイント

変更の説明

参考資料

/api/v7/workQueues

POST work queuesエンドポイントが更新され、[予期しないセッション終了が発生した場合に、このキューのアイテムを再試行]オプションを有効にし、アクティブキュープロセスまたはリソースグループを定義できるようになりました。

BP-7982

POST work queuesエンドポイントが更新され、新しく作成されたワークキューが追加されるワークキューグループを定義できるようになりました。

BP-8131

/api/v7/workQueues

/api/v7/workQueues/{workQueueId}

GETリクエストが更新され、次のプロパティを返すようになりました。

  • isRetryItems – ワークキューで[予期しないセッション終了が発生した場合に、このキューのアイテムを再試行]が有効になっている場合。

  • isSnapshotEnabled – ワークキューに[ワークキューのスナップショット]オプションが構成されている場合。

  • isActiveQueue – キューがアクティブキュータイプの場合。

  • activeWorkQueueConfigurationassignedProcessIdassignedResourceGroupIdを含むアクティブなワークキューの詳細を含むコレクション。

BP-7951

/api/v7/workQueues/{workQueueId}

GET work queuesリクエストが更新され、アクティブなワークキューに固有の統計とプロパティを返すようになりました。これにはactiveSessionsavailableResourcestimeRemainingelaspedRemainingETAが含まれます。

BP-12001

PATCH work queuesエンドポイントの検証が更新され、nameおよびkeyFieldパラメーターに255文字の最大文字数制限が追加されました。さらに、keyFieldを空の値とともに渡すことができるようになりました。 BP-8047

PATCH work queuesエンドポイントが更新され、[予期しないセッション終了が発生した場合に、このキューのアイテムを再試行]オプションを有効にできるようになりました。これにより、キューに構成された最大再試行回数に応じて、ワークキュー項目の再試行が作成されます。ユーザーは、アクティブキュープロセスまたはリソースグループを定義できるようになりました。

BP-8039

PATCH work queuesエンドポイントが更新され、指定したワークキューのワークキューグループを構成できるようになりました。

BP-8124

/api/v7/workQueues/{workQueueId}/
references

GET work queue referencesリクエストが新たに追加されました。このリクエストは、指定されたワークキューを使用するすべてのプロセスとオブジェクトのリストを返します。このエンドポイントから呼び出された参照リストは、namedescriptionprocessTypeなどのパラメーターを使用してフィルタリングまたは並べ替えできます。

BP-8199

BP-9920

/api/v7/workQueues/{workQueueId}/
items/batch

 

POST work queue itemsリクエストが更新され、存在しないワークキューに項目を追加しようとすると404エラーを返すようになりました。以前は500エラー応答が返されていました。

BP-12131

/api/v7/workQueues/{workQueueId}/items

/api/v7/workQueues/items/
{workQueueItemId}

/api/v7/workQueues/{workQueueId}/
items/{workQueueItemId}

このエンドポイントは、ワークキュー項目のsessionIdを返すようになりました。

BP-9096

/api/v7/workQueues/{workQueueId}/
items/{workQueueItemId}

GET work queue itemsリクエストが更新され、ラジオボタンのデータ型が返されるようになりました。これにより、ユーザーはこのタイプのデータを取得できます。

BP-10506

/api/v7/workQueues/{workQueueId}/
items

/api/v7/workQueues/{workQueueId}/
items/batch

GETワークキュー項目POSTワークキュー項目のリクエストが更新され、次のプロパティを返すようになります。これによりユーザーは次のデータを使用してフィルタリングと並べ替えを実行できます。

  • sla – サービスレベルアグリーメント(SLA)の基準が達成されなくなる前に、ワークキュー項目の完了に要した時間。これは「DD:HH:MM:SS」形式で渡されます。

  • slaDateTime – SLAの基準を達成するために項目の完了が必要な日時。「DD:MM:YYYY HH:MM:SS」形式で渡されます。ワークキュー項目がこの日時より前に処理された場合、SLAの基準内にあります。

  • withinSLA – ワークキュー項目がSLAの基準内で完了したかどうかを示します。

  • processName – ワークキュー項目のプロセス名。

  • isSuggested – Directorコンポーネントが次に処理する最適な項目としてキュー項目を推奨した場合。

BP-12245

/api/v7/workQueues/{workQueueId}/items/
{workQueueItemId}/attempts

次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

  • GET work queue item attempts - 指定したワークキュー項目のすべての試行のリストを返します。

  • POST work queue item attempts - ワークキュー項目の試行を作成します。このリクエストを使用すると、例外ステータスの項目を強制的に再試行できます。

BP-8275

BP-7763

/api/v7/workQueues/{workQueueId}/items/
{workQueueItemId}/attempts/{attemptId}

次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

  • PATCH work queue items – ワークキュー項目を更新します。このリクエストは、次の目的で使用できます。

    • ワークキュー項目のステータスを変更する。
    • 保留中のワークキュー項目を後の日時に延期する。
    • ワークキュー項目を例外としてマークする。
    • ワークキュー項目のロックを解除する。
  • DELETE work queue items – ワークキュー項目を削除します。ステータスが完了または例外の項目のみ削除できます。

BP-7818

BP-7744

BP-7715

BP-7735

BP-7810

 

/api/v7/workQueueGroup

新しいエンドポイントとPOST work queue groupsリクエストが追加されました。このリクエストは、ワークキューグループを作成します。parentGroupIdrootとして渡されたリクエストは、ルートワークキューグループを作成します。

BP-8061

BP-9742

/api/v7/workQueueGroups/
{workQueueGroupId}

次のリクエストを含む新しいエンドポイントが追加されました。

  • GET work queue groupIDnameparentGroupId、グループが子グループまたは項目を含むかどうかなど、指定されたワークキューグループの詳細を返します。

  • PATCH work queue group – ワークキューグループを更新します。

  • DELETE work queue group – ワークキューグループを削除します。ワークキューグループが空でなく、項目を移動できる親グループがない場合、そのワークキューグループを削除することはできません。親グループがある場合、項目は自動的に移動し、グループを削除できます。

さらに、このエンドポイントへのリクエストのワークキュー識別子をrootに置き換えると、ワークキューグループがrootグループ/api/v7/workqueuegroups/rootであるかどうかを判断できます。

BP-8179

BP-8086

BP-8102

BP-9742

/api/v7/workQueueGroups/
{workQueueGroupId}/items

新しいエンドポイントとGET work queue group itemsリクエストが追加され、指定されたワークキューグループの項目のリストが返されるようになりました。このエンドポイントから返された項目リストは、nameパラメーターを使用してフィルタリングまたは並べ替えできます。

BP-8947

BP-9914

/api/v7/workQueueGroups/
{workQueueGroupId}/child-groups

新しいエンドポイントとGET work queue child groupsリクエストが追加され、指定されたワークキューグループの子グループのリストが返されるようになりました。このエンドポイントから返された子グループリストは、namehasChildGroupshasChildItemsなどのパラメーターを使用してフィルタリングまたは並べ替えできます。

BP-8946

BP-9907

APIの修正とマイナーな改良

変更の説明

参考資料

POST /api/v7/workqueuesおよびPATCH /api/v7/workqueues/{workQueueId}エンドポイントが更新され、サーバーベースの暗号化キーを持つワークキューのエラーメッセージが返されるようになりました。これらのエンドポイントを使用できるのは、暗号化されていないワークキュー、またはデータベースベースの暗号化キーを使用するワークキューのみです。さらに、使用できない暗号化方式を使用しようとすると、エラーメッセージが返されるようになりました。

BP-9737

BP-9697

POST /api/v7/workqueuesおよびPATCH /api/v7/workqueues/{workQueueId}エンドポイントが更新され、使用できない暗号化方式を使用しようとするとエラーメッセージが返されるようになりました。

BP-9736

BP-9696

GET /api/v7/sessionsリクエストから返されるセッションリストは、他の並べ替えが適用されていない場合、デフォルトで降順に並べ替えられるようになりました。 BP-10762

API仕様で時間間隔要素が正しく表示されなかった問題が修正されました。

BP-11027
PATCH /api/v7/sessions/{sessionId}リクエストのエラーメッセージが改善され、ステータスフィールドで無効な値が渡されたときに、よりわかりやすいメッセージが表示されるようになりました。 BP-9389

GET /api/v7/sessionsリクエストが更新され、processIDパラメーターが必須としてマークされるようになりました。

BP-10672
既存のリクエストのページネーショントークンを含むAPIリクエストが誤って正常に渡される問題が修正されました。間違ったページネーショントークンを含むリクエストは、400エラーで失敗するようになりました。 BP-3820

APIエンドポイントのコレクションが更新され、リクエストで無効なパラメーターが渡された場合のエラーメッセージが改善されました。

BP-10861

互換性のあるBlue Prism Hubコンポーネント

以下のコンポーネントはBlue Prism Hubリリースの一部ですが、特定のBlue Prism機能を利用するために必要です。

Authentication Server

Authentication Serverは、Blue Prismプラットフォームの3つの主要コンポーネント (Blue Prism Enterprise、Blue Prism API、Blue Prism Hub)にまたがるユーザーに一元化された共通の認証を提供します。詳細については、「Authentication Server構成ガイド」「」を参照してください。このリリースでは、Blue Prism EnterpriseのAuthentication Server構成に、次の機能強化、小規模な改良、修正が加えられました。

変更の説明

参考資料

RabbitMQメッセージングを介したAuthentication Serverの同期メカニズムは、Blue Prismアプリケーションサーバー構成から削除されました。Blue Prismの[サーバー構成の詳細]画面の[Authentication Server統合]タブには、クライアントIDとシークレットのみが表示されるようになりました。ユーザーとサービスアカウントとBlue Prism 7.2以降のAuthentication Serverの同期は、Blue Prismインタラクティブクライアントの[セキュリティ - ユーザー]画面のメニューボタンから利用できる[ユーザーをAuthentication Serverと同期]オプションを使用して、手動でのみ実行できます。

詳細については、「Authentication Server構成ガイド」を参照してください。

BP-8776
WebView2ブラウザーに埋め込まれたAuthentication Serverログインページが無期限に読み込まれ、応答しなくなることがあるという問題が解決されました。 BP-9219

AutomateC /serverconfigコマンドに次のオプションのスイッチとパラメーターが追加されました。

/serviceaccount <clientId> <clientSecret>

これによりユーザーはクライアントIDとサービスアカウントのシークレットを指定できるようになります。このアカウントはBlue PrismがAuthentication Serverと通信し、Authentication Serverインスタンスを指定しているときに、Blue Prismサーバーのユーザーインターフェイスを使用せずに、スクリプトを使用してBlue Prismのインストールを実行するために作成されます。

上記のパラメーターを既存のサーバー構成で使用すると、既存の認証情報は入力された新しい値で上書きされます。

詳細については、「コマンドラインオプション」「」を参照してください。

BP-13415(BP-10945)