入力ステージ
このステージは、Blue Prism Desktopライセンスでのみ使用できます。。
入力ステージを使用すると、プロセスがBlue Prism Desktopクライアントで実行されるときに、フォームを介してDesktopユーザーに追加情報を求めることができます。これにより、Desktopのプロセスが一時停止し、続行する前にユーザーに追加入力を要求できるようになります。
プロセスに入力ステージが含まれている場合、Process StudioでDesktopデバッグモードで実行したときに、デバッグフォームに入力フィールドが表示されます。これにより、Desktopでプロセスを公開して実行することなく、プロセスを作成してテストできます。
Process Studioに表示されるデバッグフォームのスタイルは、Desktopのユーザーインターフェイスで使用されているスタイルと一致しませんが、内容は正確に表現しています。
入力ステージのプロパティ
次の図はProcess Studioで構成された入力ステージと、Blue Prism Desktopに表示される同じ入力ステージを示しています。
入力プロパティ |
説明 |
---|---|
名前 | 入力パラメーターの名前を入力します。これは、Blue Prism Desktopのフォームにフィールドタイトルとして表示されます。 |
説明 | 必要に応じて、入力パラメーターの説明を入力します。フォームの入力名の下に表示され、入力のヘルプテキストを追加するために使用できます。 |
データ型 |
入力パラメーターのデータ型を選択します。次のデータ型がサポートされています。
画像およびバイナリデータ型のデフォルト値の表示は現在サポートされていません。 |
次から値を取得 |
必要に応じて、デフォルトまたは読み取り専用の値を取得できるデータアイテムまたはコレクションを指定します。この入力パラメーターを使用して入力フィールド形式を制御する方法については、「Desktopのフォーム入力フィールドの形式」を参照してください。 [次から値を取得]または[保管先]が設定されていない入力フィールドが作成された場合、入力フォームに表示されません。 |
保管先 |
入力値を保存できるデータアイテムまたはコレクションを指定します。このフィールドを空白のままにすると、このフィールドはフォーム上で読み取り専用になります。この入力パラメーターを使用して入力フィールド形式を制御する方法については、「Desktopのフォーム入力フィールドの形式」を参照してください。 [次から値を取得]または[保管先]が設定されていない入力フィールドが作成された場合、入力フォームに表示されません。 |
Desktopのフォーム入力フィールドの形式
入力フォームに表示する入力フィールドの形式として、以下の3つを構成することができます。
日付、日付/時刻、または時刻のデータ型がデフォルト値なしで追加されている場合、現在の日付/時刻がデフォルトで送信されます。デバッグモードでプロセスを実行すると、空白の値が返されます。 |
入力フォームのタイムアウト(分)
ユーザーがDesktopでフォームを完了しなければならない時間を分単位で設定できます。このオプションのデフォルト設定は0です。0に設定すると、時間制限が適用されず、ユーザーが送信するまでフォームが表示されます。入力ステージに適用できるタイムアウトの最大値は100分です。
時間制限に達してもユーザーがフォームを完了していない場合、構成されていればデフォルト値が返されます。そうでない場合、空白の値が返され、プロセスは引き続き実行されます。
入力フォームが開いている間、必須のセッションタイムアウトは自動的に一時停止されます。