Blue Prismデータベースサーバーを保守する

このセクションに含まれる指示および推奨事項は、あくまで参考情報として考えてください。データベースを管理する際には、データベース固有の設定だけでなく、ホストインスタンスや、特定のサーバー上のすべてのインスタンスに関連する多数のオプションがあります。

業界標準のベストプラクティスと、経験豊かなデータベース管理者による推奨事項の両方を求めることをお勧めします。これらは、環境全体への影響を考慮して検討する必要があります。

データベースをカスタマイズする

データベースまたはそのスキーマを直接操作することを検討する場合は、次の制限とアドバイスを認識しておく必要があります。

データベースの変更

Blue Prism製品とともに、またはBlue Prism製品で使用するために作成または提供されるデータベースを直接更新することはサポートされていません。これには、データの追加、更新、変更、削除、データベーススキーマへの変更(新しいテーブルの追加、テーブル列の変更、インデックスの変更、外部キーの制約などを含みますがこれらに限定されません)を含みます。変更は、Blue Prismグローバルカスタマサポートの指示に基づいてのみサポートされます。または、Blue Prismのドキュメントで提供されている場合、および、そのような変更が適用される場合はサポートを推奨する声明文が添付されている場合にのみサポートされます。データベーススキーマ、およびBlue Prismによる各列の目的と使用方法は、変更される可能性があり、Blue Prismのバージョン間で一貫性を保つことは期待できません。

データベースを照会する

手動でデータベースをクエリしたり、サードパーティのツールを使用したりすることは推奨しておりませんが、報告目的など、必要な場合があるかと思います。データベースに対してクエリを実行する場合、ユーザーの皆さまには、以下の責任があることをご理解ください。

  • クエリの複雑さ、コスト、頻度を検討し、クエリがシステムのパフォーマンスや動作に影響を与えたり、妨げたりしないことを確認します。
  • クエリの内容や頻度を把握し、サポートチケットを発行する際には、グローバルカスタマーサポートと積極的に詳細を共有してください。
  • トラブルシューティングの一環として必要な場合、または問題の調査中にこれらのクエリを無効にしてください。
  • 有害な動作やパフォーマンスの原因となっている疑いのあるクエリを永久に無効にします。