リリースを作成する

新規リリースウィザード - クリックして拡大表示

[新規リリース]ウィザードはリリースを作成するために使用されます。リリースとは、パッケージの現在の構成状態で定義されたすべてのコンポーネントを含む出力ファイルです。

ウィザードを正常に実行すると、別のBlue Prism環境にインポートされるファイルが生成され、すべてのコンポーネントと、その状態がターゲットに転送されます。

ウィザードを立ち上げるには、[ファイル] > [エクスポート] > [新規リリース]の順に選択するか、ショートカットキー「Ctrl+R」を使用します。Release managerで[新規リリース]オプションを選択して開始することもできます。

手順

リリースの作成に関連する手順は以下に示すとおりです。

パッケージを選択

既存のパッケージを選択することも、リリースの作成元となるアドホックパッケージを即時作成することもできます。

リリースのコンテンツは、現在インタラクティブクライアントで開いているものではなく、データベースから読み込まれます。該当するコンポーネントがまだ保存されていない場合、リリースには最新バージョンが含まれていない可能性があります。

Release managerでパッケージが選択され、ウィザードがそこで起動された場合は、このステージは省略されます。

ウィザードがRelease managerで選択したパッケージから起動された場合、または既存のパッケージが選択された場合、アドホックパッケージオプションは使用できません。

パッケージステージ

パッケージを構成する

リリースの構築に使用されるパッケージのコンテンツはここで構成できます。

Release managerでパッケージが選択され、ウィザードがそこで起動された場合は、このステージは省略されます。

名前ステージ

リリースに名前を付ける

リリースの名前をここで入力します。リリース名は同じパッケージ内で一意にする必要があります。

リリース名は必須であり、1文字から最大255文字の間で入力します。

名前ステージ

リリースノートを追加する

各リリースには、リリース固有の指示やマニュアル的な内容を含むノートがあります。

ノートは必須ではなく、入力できる文字数に制限はありません。

リリースノートは、リリースが選択されると[リリースの詳細]パネルに表示されます。

リリースノートステージ

出力ファイルを選択する

リリースを保存するファイルをここで設定できます。選択したファイル名がすでに存在する場合は警告が表示されます。

出力ファイルには、選択したリリース名(Release managerウィザードで指定した最後のディレクトリに保存)に基づき、ファイル名が事前に入力されます。

出力ファイルステージ

リリースをエクスポートする

ファイルを選択して[次へ]をクリックすると、ウィザードにパッケージのすべてのコンポーネントが読み込まれ、選択した出力ファイルにエクスポートされます。

エクスポート時にエラーが発生すると、そのエラーが表示されます。ユーザーは、前のステップに戻って修正できます。

リリースステージをエクスポートする

エクスポートされたリリースに含まれるスケジュールがインポート先の環境にもあり、かつその環境で過去オプションが[システム] > [システム - スケジューラー]で有効にされている場合、そのスケジュールがインポート先環境で設定されている開始日時の範囲内にあれば、インポート後にすぐ実行されます。ただし、インポートされるスケジュールでインポート先環境のランタイムリソースにタスクは割り当てられず、最近の活動レポートにスケジュールの失敗ログが表示されるにとどまります。この問題を回避するには、リリースをエクスポートする前に、スケジュールの開始日時を将来の時点に設定することをお勧めします。