ビジネスオブジェクトとプロセス

ビジネスオブジェクト

ビジネスオブジェクトは、プロセスから呼び出すことができる一連のアクションを提供します。たとえば、ビジネスオブジェクトは、顧客の詳細を含むメインフレームアプリケーションを操作するように設計されている場合があります。高レベルのプロセスでは、顧客住所の更新が必要になる場合があります。有用なビジネスオブジェクトは、「顧客住所の設定」アクションを含み、識別する「顧客ID」パラメーターを顧客の住所が更新される基本システムに渡します。その後、ビジネスオブジェクトは、そのタスクを遂行するためにターゲットメインフレームシステムの「言語を話す」ことになります。

プロセス

Blue Prismプロセスは、一般的なビジネスフロー図のような図として作成されます。プロセスは、Blue Prismの中のプロセススタジオというエリアで作成されます。このエリアは、他のプロセスモデリングアプリケーション(MS Visioなど)に似ており、標準的なフロー図記号や表記を使用します。

Blue Prismの図が一般的なフロー図と大きく異なる点は、プロセスを静的に表した二次元の図ではない点です。Blue Prismの図は、動作中のコンピュータープログラムをグラフィカルに表したものであり、アプリケーションとの相互作用、データの操作、決定や計算が可能です。

プロセス図は、リンクによって相互接続されるさまざまなステージで構成されており、定義したタスクを実行する論理構造を形成します。