リソースPCのHTTPインターフェイス

この文書では、HTTPを使ってBlue PrismのリソースPCをコントロールするためのメカニズムを説明します。

HTTPメカニズム - 概要

通信は、HTTP GETまたはHTTP POSTのどちらでも可能です。それぞれのメカニズムは、telnetインターフェイスを介して発行できる基本的なリソースPCコマンドをラップします。

HTTP GETリクエスト

コマンドはURLの形式で発行できます。対象のコマンドは(引数と一緒に)、取得される文書の名前であるかのように表示されます。次のURLの例を見てみます。

http://localhost:8181/create%20name%20MyProcess

これは、次のコマンドに対応します。

create name MyProcess

特殊文字はエスケープする必要があることに注意してください。たとえば、スペース文字は「%20」と表記する必要があります。プロセス名などに含まれる英数字以外の文字もエスケープする必要があります。JavaScriptで「escape()」関数を使用するか、または.NETフレームワークで「System.Web.HttpUtility.UrlEncode()」関数を使用すればこれを実現できます。

複数のコマンドをインラインで指定できます。たとえば、次のように一度にまとめて、(userコマンドおよびpasswordコマンドを使用して)自分自身を認証し、(runコマンドを使用して)プロセスを開始できます。

http://localhost:8181/user%20admin&password%20MyPassword&create%20name%20My%20Brilliant%20Process

コマンドが&文字で区切られていることに注意してください。

HTTP POSTリクエスト

コマンドは、HTTP POSTリクエスト内のパラメーターとして発行できます。たとえば、「/automate」に投稿された次のメッセージは、上のHTTP GETの例と同じように、認証を実行してプロセスを開始します。

POST / HTTP/1.1
Host: localhost:8181
User-Agent: Mozilla/4.0
Content-Length: 92
Content-Type: text/plain

param1=user%20admin&param2=password%20MyPassword&param3=create%20name%20My%20Process

リソースPCリスナーはパラメーター名を無視するので、パラメーターの命名は重要ではありません。