ナビゲートステージ
Object Studioの操作ステージでは、対象アプリケーションでナビゲーションステップ(またはアクション)を実行できます。たとえば、ボタンをクリックしたり、ダイアログを開いたり、ウィンドウを閉じたり、キーストロークを送信したりできます。ナビゲートステージは、プロセスではなくビジネスオブジェクトにのみ追加できます。
操作のプロパティフォーム
ナビゲートプロパティフォームのアクションリストには、ナビゲートステージで実行可能なナビゲーションアクションが表示されます。各ナビゲーションアクションは、アクションの対象(たとえば、クリックされるメニューアイテム)にあたるアプリケーション要素と、要素に対して行われる動作の内容を説明するアクション(たとえば、クリック、開く、最小化など)で構成されます。
アクションは上から下へ順番に実行されるため、ナビゲーションアクションは正しい順序で追加する必要があります。たとえば、1つ目のアクションとして[ファイル]メニューを開くこと、2番目のアクションとして[保存]をクリックすることが考えられます。
[アクション]リストでナビゲーションアクションを選択すると、そのアクションの入力が以下のリストに表示されます。たとえば、アクションがクリックの場合、そのクリックアクションの入力として座標を指定する必要があります。
ナビゲーションアクションを追加する
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[追加]をクリックします。
新しい行がアクションリストに追加されます。
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アプリケーションエクスプローラから要素フィールドにアプリケーション要素をドラッグアンドドロップします。
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アプリケーション要素のマッチタイプが作成時に[動的]に設定された場合、[パラメーター]フィールドの[...](省略記号)をクリックして、アプリケーション要素にパラメーターを指定する必要があります。これにより、ビジネスオブジェクトがプロセスの一部として実行されるときに要素が識別可能になります。詳細については、「要素パラメーター」を参照してください。
このボタンは、アプリケーション要素のマッチタイプが動的の場合のみ使用できます。
- ドロップダウンリストからアクションを選択します。このリストは、選択したアプリケーション要素の種類によって動的に変化します。リストに表示されないアクションは、選択したアプリケーション要素に対して実行できません。
[入力セット]フィールドに、選択されたアクションに対して何らかの入力(下のリストに記入するアイテム)があるかどうかと、それらが提供されたかどうかが示されます。
各ステップの後に一時停止
ナビゲートステージに構成される各アクションの後にプロセスが一時停止されるように設定するには、[各ステップの後に一時停止]に式を追加できます。設定されていない場合、ステージで生じたステップの後にプロセスは一時停止しません。
フィールド内の式は、一時停止する秒数を表す数値、または一時停止する時間を表す時間間隔のいずれかに解決される必要があります。数値が指定されている場合、小数部はプロセスによって受け入れられます。負の値はゼロとして扱われるため、一時停止は行われません。