ステージのプロパティ - 選択ステージ

選択ステージは、プロセスのフローを簡単に分岐する方法を提供します。この機能が便利な場合があるシナリオには、対象とする銀行口座の種類に応じて異なるアクションが必要となるケースや、所定のビジネスルールに応じてキューから別のジョブを選択する必要があるケースなどあります。

プロパティのフォーム

選択ステージのプロパティのフォームには、選択基準を入力できるリストが表示されます。リストの各行にはわかりやすい名前(「現在のアカウント」や「郵便貯金のアカウント」など)を付けることができ、選択基準を付ける必要があります。基準は、はい/いいえの形式で、決定ステージに入力できる必要があります。

選択基準は直接入力できます。フラグデータアイテムは、データアイテムエクスプローラから基準フィールドにドラッグできます。または、フォームの下部にあるボタンから利用できるポップアップ式ビルダーを使用して複雑な式も作成できます。

行は「上に移動」ボタンと「下に移動」ボタンを使って並べ替えることができます。これが重要なのは、プロセスを実行する際に、プロセスが進行する分岐方向を決めるために「true」の評価をする最初のyes/noの選択基準だからです。

プロセスの分岐

次に、Blue Prismがどのプロセスの分岐でどの流れに進むかを決定する方法を説明します。

各選択基準は、上から下に向かって順に評価されます。1つの行がtrueと評価されるとすぐに、プロセスは対応する分岐点に進み、停止することなく後続の行の評価に進みます。

このため、どの順序で選択基準を入力するかについて慎重に検討する必要があります。順序は、後から「上に移動」ボタンと「下に移動」ボタンを使って並べ替えることができます。