ワークキューのスナップショット

ワークキュー分析により、Blue Prismは指定した間隔でワークキューデータのスナップショットを定期的に取得し、現在のデータの値を以前のスナップショットのデータと比較して、傾向を比較し追跡できるようになります。

たとえば、現在の平均ケース期間を通常の月曜日の朝と比較した結果を知りたいことがあります。 あるいは、月曜日朝のキューにあるケース数が過去7日間でどのように上昇または下降したのかを追跡したい場合もあります。ワークキューを分析することで、この情報を簡単に計算、取得できるようになります。

前提条件

ワークキューの統計を集め、傾向データを計算するには次のことが必要になります。

  • 少なくても1つのBlue Prismアプリケーションサーバーが環境内に展開され、稼働していること。
  • [システム] > [レポーティング]画面で選択する[使用率と生産性の統計を収集]オプション。

構成

[ワークキュースナップショット]画面は、追加でMIレポーティングを実行する際にワークキューの統計の収集を構成できる主要インターフェイスです。

現在の構成を表示、またはスナップショットコントロールの追加、編集、削除にアクセスするには、[システム] > [レポーティング] > [ワークキューのスナップショット]の順に選択します。

ワークキュースナップショット構成

ワークキュースナップショットデータを比較する

スナップショットは、BPDS_QueueSnapshotComparisonデータソースからその内容を取得するダッシュボードタイルを使って比較できます。

スナップショットを比較するためにダッシュボードタイルを構成する方法の詳細については、「キュースナップショットの比較」を参照してください。

ワークキュースナップショットデータを作成、削除する

ワークキューが有効になっているスナップショット構成に関連付けられたら、ワークキュースナップショットがBlue Prismアプリケーションサーバーにより自動的に作成されます。

ワークキュースナップショットデータは、28日後にシステムテーブルから自動的に削除されます。この操作を実行するのにユーザーによるアクションは必要ありません。