インストールを検証する
このセクションでは、Blue Prismインストールの基本コンポーネントが期待どおりに動作していることをテストする簡単な自動化シナリオを説明します。
検証ステップには、以下を含みます。
- Microsoft Wordオブジェクトを使用して新しいプロセスを作成する。
- プロセスをテストする。
この手順は、Blue Prismデータベースが空で、Microsoft Wordがデバイスにインストール済みであることを前提としています。これが当てはまらない場合は、既存のプロセスと重複するプロセス名を変更する必要があります。
インストールの検証中に問題が起こった場合は、「インストールのトラブルシューティング」を参照してください。
手順
Microsoft Wordの自動化オブジェクトはリリースパッケージに含まれており、検証プロセスに必要です。
- Blue Prismを起動し、adminユーザー名を使用してサインインします。
- [ファイル] > [インポート]を選択します。
- BPAオブジェクト - MS Word.xmlファイルを選択します。デフォルトのインストール場所の場合、これはC:\Program Files\Blue Prism Limited\Blue Prism Automate\VBOにあります。
- オブジェクトをインポートするには、ウィザードを完了します。
オプションとして、上の手順を繰り返してMicrosoft Excelオブジェクト(BPAオブジェクト - MS Excel.xml)をインポートできます。
- [スタジオ]タブを選択します。
- ナビゲーションペインを右クリックし、[プロセスを作成]をクリックして[新しいプロセス]ウィザードを表示します。
- プロセス名として「文字書き込みテスト」と入力し、[次へ]をクリックします。
-
プロセスの説明として「評価テスト」と入力して、[終了]をクリックします。
新しいプロセスがナビゲーションツリーの[プロセス]の下に表示されます。
- プロセスをダブルクリックして[プロセススタジオ]で開きます。
- プロセスに4つのアクションを追加します。アクションを追加するには、ツールバーから[アクション]を選択して、プロセス図をクリックします。
-
[開始]ステージと[終了]ステージの間にアクションステージを配置します。
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最初のアクションステージをダブルクリックして[アクションプロパティ]ダイアログを開きます。
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アクション名として「ドキュメントを作成」と入力し、[ビジネスオブジェクト]および[アクション]として[MS Word VBO]および[ドキュメントを作成]を選択します。
入力を空白のままにします。
- [OK]をクリックして変更を保存します。
-
次の詳細を使用して、残りの3つのステージでこれらのステップを繰り返します。
元の名前
新しい名前
ビジネスオブジェクト
アクション
アクション2
ドキュメントを表示
MS Word VBO
表示
アクション3
テキストを入力
MS Word VBO
テキストを入力
アクション4
終了
MS Word VBO
終了
- [テキストを入力]ステージをダブルクリックします。
- [入力]タブを選択します。
-
テキスト入力パラメーター用に[値]フィールドにテキストを入力します。テキストを引用符で囲む必要があります。プロセスが実行されると、Word文書に追加されます。
- [OK]をクリックして[プロセススタジオ]に戻ります。
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ツールバーから[リンク]ツールを選択し、ステージを次から次へとドラッグして各ステージを順番に接続します。
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プロセスを保存します。確認メッセージがウィンドウ下部のステータスバーに表示されます。
プロセススタジオでプロセスをテストするには以下のボタンが必要です。
- ステップ - 左に強調表示されます。
- リセット - 右に強調表示されます。
- プロセスを保存したら、[リセット]ボタンをクリックします。
- [ステップ]ボタンをクリックします。これにより、プロセス図の1つめのステージが強調表示され、これが次に実行するステージであることが示されます。次に[ステップ]ボタンをクリックすると、そのステージ内のアクションが実行されます。
- もう一度[ステップ]ボタンをクリックして最初のステージのアクションを実行します。新しいMicrosoft Wordドキュメントが作成されますが、まだ表示されません。
- ステージからステージに移動するには[ステップ]ボタンをクリックし続けます。
- 予期されたアクションが各ステップで実行されることを確認します(新規Microsoft Wordドキュメントが表示され、正しいテキストがドキュメントに入力され、[終了]するとドキュメントが閉じます)。
- プロセスを再度実行したい場合は、[リセット]ボタンをクリックして繰り返します。