ユーザーを管理する

Blue Prismのユーザータイプは、各ユーザー向けに構成される認証方法に応じて次のとおり複数あります。

  • ネイティブユーザー
  • Active Directoryユーザー
    • マルチ認証環境で
    • シングル認証環境で
  • 外部認証ユーザー

各ユーザータイプの詳細については、「Blue Prismでの認証」を参照してください。

ユーザーと、Blue Prismプラットフォーム内でユーザーに許可を付与する関連役割は、[システム] > [セキュリティ - ユーザー]画面で管理されます。

[セキュリティ - ユーザー]画面では、左側のツリービューにグループに分類された既存のユーザーが表示されます。ツリーでグループを選択すると右側のリストにそのグループのメンバーが表示されます。ツリーでユーザーを選択すると右側にユーザーの詳細ペインが表示されます。

[ユーザー]ルートノードでは、ユーザーを階層的なツリー構造に編成またはグループ化できます。実行できるアクションは、右クリックのメニューオプションから利用できます。

ユーザーリストビュー

ユーザーのリストと、フルネーム、ユーザーアカウントの有効期限、パスワードの有効期限日、ユーザーが最後にサインインした日時、使用された認証タイプなどの各ユーザーレコードに関する概要情報が表示されます。

コンテキストメニューには、使用されている認証タイプに基づいて利用可能なオプションが表示され、ユーザーが現在選択されているかどうかに基づいてさまざまなオプションが表示されます。

管理者は、上部の検索フィールドを使用して、ツリービューで特定のユーザーを検索できます。

ユーザー詳細ビュー

認証タイプ、ユーザーアカウントの有効期限、パスワードの有効期限日、ユーザーが最後にサインインした日時など、ユーザーに関する読み取り専用の情報が表示されます。

コンテキストメニューには、使用されている認証タイプに基づいて利用可能なオプションが表示され、ユーザーが現在選択されているかどうかに基づいてさまざまなオプションが表示されます。

右クリックメニューのオプション

右クリックメニューは、ツリー表示でグループノードを右クリックするか、個々のユーザーを右クリックするかによって、利用できるオプションが決まります。これらのオプションは、環境用に構成された認証メソッドと、特定のユーザー用に構成されたアカウントタイプによって異なります。特に指定がない限り、オプションはBlue Prismで利用可能なすべてのアカウントタイプに適用されます。詳細については「Blue Prismでの認証」を参照してください。

すべてのユーザータイプで利用可能なオプション

  • グループユーザー - ユーザーは、ユーザーツリーのルートノードまたは既存のグループを右クリックして、グループに編成できます。
  • すべてのユーザーを表示 - すべてのユーザーとアクティブなユーザーのみの間でツリーとリストビューを切り替えます。
  • 新規ユーザーを作成する - 管理者は新しいユーザーを作成し、設定された認証方法に基づいてBlue Prismでの役割と許可を割り当てることができます。
  • 既存のユーザーを編集する - 管理者は、設定されている認証タイプ方法に基づいて、既存のユーザーの詳細を編集できます。
  • プロセスアラートを構成する - 管理者は選択したユーザーのプロセスアラートを構成できます。

ネイティブユーザーのみ利用可能なオプション

  • ユーザーのロックを解除する - 管理者は、ログインオプションで構成された回数を超えて間違ったパスワードを入力してロックされたユーザーのロックを解除できます。

マルチ認証環境のネイティブユーザーとActive Directoryユーザーのみ利用可能なオプション

  • 既存のユーザーを削除する - 管理者はシステムにアクセスする必要がなくなったユーザーを削除できます。削除されたユーザーはユーザーリストに表示されませんが、ユーザーツリーを右クリックして[すべてのユーザーを表示]を選択すると表示されます。

  • 既存のユーザーを外部認証ユーザーに変換する - Blue Prismで外部認証が有効になっている場合、マルチ認証データベース内のネイティブまたはActive Directoryアカウント資格情報で現在認証している既存のBlue Prismユーザーを外部IDプロバイダーを介して認証するよう変換できます。ユーザー変換は元に戻せません。変換の完了後は、外部ユーザーは、新しい外部ユーザーIDを介してしか認証できなくなります。

シングル認証環境のActive Directoryユーザーのみが使用できるオプション