Java自動化

この機能はライセンスの制限を受けます。詳細については、ライセンスのページを参照してください。

Java自動化は、Javaプログラミング言語で書かれたアプリケーションとやりとりするための一連の専門的な技法を提供します。 これらの機能を活用するには、アプリケーションモデラーウィザードの実行中に、アプリケーションがJavaタイプであることを指定する必要があります。 または、アプリケーションモデラーウィザードで適切なアプリケーションパラメーターが選択されている場合は、ブラウザーアプリケーション内からJava統合技術を利用することもできます。

要件とインストール

Java自動化にはJava Access Bridgeのインストールが必要です。本記事の執筆時点で、個別に入手可能な最新バージョンは2.0.2です。JREの最新バージョンには、Access Bridgeが標準装備されています。

Blue PrismはJABバージョン2.0.0および2.0.2以上をサポートしています。バージョン2.0.1にはBlue Prismとの併用に問題をもたらす欠陥があるため、このバージョンの使用は避けてください。

Blue Prismで使用するためのJava Access Bridgeのインストール方法の詳細については、Java Access Bridgeインストールガイドを参照してください。

使用法

Javaアプリケーションには、アプリケーションモデラーのスパイツールを使用して、オブジェクトスタジオの他のアプリケーションと同じようにアクセスします。 対象アプリケーション内の要素を識別する方法の詳細については、スパイツールによって返されるJava属性のリストを参照してください。

  • 32ビットオペレーティングシステムを使用しているお客様はJava Access Bridge 2.0.0以降を使用できます。アプリケーションを組み込みまたは外部の32ビットモードで起動するように設定できます
  • 64ビットオペレーティングシステムを利用する場合は、Java Access Bridge 2.0.2以降を使用する必要があります
  • 64ビットJavaアプリケーションをモデルにするビジネスオブジェクトは、「外部64ビット」モードに設定する必要があります

制限事項

SunのJava Access Bridgeは、Java Runtime Environment(JRE)のバージョン1.3.xを限定的にサポートします。特に、テキストを直接編集フィールドに書き込むことはできません。ただし、それぞれの制限事項には回避策があるため、Java自動化はJRE 1.3にとって引き続き有効なツールです。ヘルプトピック32808も参照してください。

Java Access Bridgeでは、モーダルダイアログとの連携はできません。このことはSunのメーリングリストに文書化されています。ただし、Blue Prismは、ビットマップ認識、フォント認識、基本的なユーザー操作(マウスクリックなど)のための領域の使用を含む、モーダルダイアログとの連携を可能にするその他のいくつかのツールを提供します。

トラブルシューティング

トラブルシューティングのヒントが利用可能です。

パフォーマンスのヒント

「descendtree」モードを使用すると、AncestorCount、MatchIndex、MatchReverse識別子を使用してクエリの範囲を制限することで、パフォーマンスを大幅に向上できます。