ブラウザーの拡張機能の自動更新を無効にする
Firefoxブラウザーの拡張機能は、Blue Prism 6.10.6のインストールでは入手できません。Firefoxの拡張機能を含む最新のBlue Prism 6.10は、Blue Prism 6.10.5です。詳細については、「アップグレード通知」「」を参照してください。
デフォルトでは、ブラウザーの拡張機能は最新のバージョンに自動で更新されます。しかし、特定のバージョンでテストや調査が実施される場合など、必ずしもこれが望ましいとは限りません。
ChromeとEdgeChrome、Edge、Firefoxでは、ブラウザーによる拡張機能の自動更新を安全に無効にする方法として、以下の2つを推奨しています。
- 拡張機能をサイドロードする – サイドローディングでは、デフォルトの共通インストーラーを使用せずに拡張機能をインストールできます。個々のユーザーが拡張機能をより細かく制御できるため、開発者やテスターがよく使用します。
- ローカルグループポリシー - この方法では、組織内の特定のユーザーグループに対して拡張機能のルールを適用できます。ルールにより、拡張機能の管理方法と変更できるユーザーを決定します。組織全体の自動更新を制御するには、ローカルグループポリシーを使用することをお勧めします。
これらの方法に加えて、Firefoxには以下のように、追加のカスタマイズなしですべての自動更新を無効にするオプションもあります。
- Firefoxで、[アプリケーションメニューを開く]アイコン をクリックし、[アドオンとテーマ] > [拡張機能]を選択します。
- [アドオンツール]アイコン をクリックし、[アドオンを自動更新する]オプションを無効にします。
拡張機能をサイドロードする
拡張機能のサイドロードには、特定のバージョンの拡張機能を手動でインストールすることも含まれます。この方法を使用すると、ブラウザーは自動的に拡張機能を別のバージョンに更新したり、拡張機能に変更を加えたりすることはできません。
以下のブラウザー別のセクションを参照してください。
Chrome
- Chromeブラウザーで[Google Chromeのカスタマイズと制御]アイコン をクリックし、[その他のツール] > [拡張機能]を選択するか、新しいタブを開いてchrome://extensionsを入力します。
-
[デベロッパーモード](A)を有効にして、[展開して読み込み](B)をクリックします。
[拡張機能のディレクトリファイルを選択]ブラウザーが開きます。
-
必要なファイルを参照し、[OK]をクリックして拡張機能をインストールします。
Edge
- Edgeブラウザーで[設定など]アイコン をクリックし、[拡張機能] > [拡張機能の管理]を選択するか、新しいタブを開いてedge://extensionsを入力します。
-
[デベロッパーモード](A)を有効にして、[展開して読み込み](B)をクリックします。
[拡張機能のディレクトリファイルを選択]ブラウザーが開きます。
-
必要なファイルを参照し、[OK]をクリックして拡張機能をインストールします。
Firefox
Firefoxブラウザーの拡張機能は、Blue Prism 6.10.6のインストールでは入手できません。Firefoxの拡張機能を含む最新のBlue Prism 6.10は、Blue Prism 6.10.5です。詳細については、「アップグレード通知」「」を参照してください。
- Firefoxブラウザーで、[アプリケーションメニューを開く]アイコン をクリックし、[アドオンとテーマ] > [拡張機能]を選択するか、新しいタブを開いてabout:addonsを入力します。
-
[アドオンツール]アイコン をクリックし、[ファイルからアドオンをインストール...]を選択します。
[インストールするアドオンファイルを選択]ブラウザーが開きます。
-
必要なファイルを参照し、[開く]をクリックして拡張機能をインストールします。
ローカルグループポリシー
ローカルグループポリシーは、組織内のより大きなグループユーザーに対する設定を管理するルールを使用します。各ブラウザーに対して定義されたカスタムJSONデータオプションを使用して、ドメインコントローラーまたはローカルマシンでブラウザーの自動更新を無効にするグループポリシールールを作成できます。
ブラウザー別の手順を実行する前に、以下を実行する必要があります。
- 以下のリンクから、各ブラウザーのグループポリシーテンプレートをダウンロードしてインストールします。
- Chrome – ポリシーの設定
- Edge – WindowsデバイスでMicrosoft Edgeポリシー設定を構成する
- Firefox – グループポリシーを使用してFirefoxをカスタマイズする(Windows)
-
関連するブラウザー拡張IDを取得します。IDはブラウザーの拡張機能マネージャーに表示されます。このChromeの例では、拡張機能IDは「pgdpmkfahhejhfpgejaendjeeacoknjf」です。
以下のブラウザー別のセクションを参照してください。
Chrome
次のJSONデータ(公式なChrome拡張機能設定ドキュメントの例に基づく)を使用し、プレースホルダーに拡張機能IDと適切な無効なURLを代入します。
{"Your extension ID":
{
"installation_mode":"normal_installed",
"update_url":"Any invalid address",
"override_update_url":true
}
}
override_update_urlオプションはtrueに設定され、ブラウザーは強制的にupdate_urlを参照します。これは無効なhttpアドレスであるため、更新はダウンロードされません。
- ローカルグループポリシーエディターを開きます。
-
[ユーザー設定] > [管理用テンプレート] > [Google] > [Google Chrome] > [拡張機能]の順に進み、[拡張機能の管理設定]をダブルクリックします。
[拡張機能の管理設定]ウィンドウが開きます。
-
[有効]を選択し、選択した拡張機能IDのJSONデータを[オプション]フィールドに貼り付けます。改行せずに一行で入力する必要があります。この例は、拡張機能IDがpgdpmkfahhejhfpgejaendjeeacoknjfで、無効なアドレスがhttps://localhostの場合です。
コピー{"pgdpmkfahhejhfpgejaendjeeacoknjf":{"installation_mode":"normal_installed","update_url":"https://localhost","override_update_url":true}}
- オプションで、参照用にコメントフィールドにJSONデータを貼り付け、その他の適切なコメントを記入することもできます。
-
[適用]、[OK]の順にクリックして、Chromeブラウザー拡張機能のグループポリシー設定を更新します。
Edge
次のJSONデータ(公式なEdge拡張機能設定ドキュメントの例に基づく)を使用し、プレースホルダーに拡張機能IDと適切な無効なURLを代入します。
{"Your extension ID":
{
"installation_mode":"normal_installed",
"update_url":"Any invalid address",
"override_update_url":true
}
}
override_update_urlオプションはtrueに設定され、ブラウザーは強制的にupdate_urlを参照します。これは無効なhttpアドレスであるため、更新はダウンロードされません。
- ローカルグループポリシーエディターを開きます。
-
[ユーザー設定] > [管理用テンプレート] > [Microsoft Edge] > [拡張機能]の順に進み、[拡張機能管理設定を構成する]をダブルクリックします。
[拡張機能管理設定を構成する]ウィンドウが開きます。
-
[有効]を選択し、選択した拡張機能IDのJSONデータを[オプション]フィールドに貼り付けます。改行せずに一行で入力する必要があります。この例は、拡張機能IDがbcbgfmbngklahikmeloakcpkaakelojdで、無効なアドレスがhttps://localhostの場合です。
コピー{"bcbgfmbngklahikmeloakcpkaakelojd":{"installation_mode":"normal_installed","update_url":"https://localhost","override_update_url":true}}
-
オプションで、参照用にコメントフィールドにJSONデータを貼り付け、その他の適切なコメントを記入することもできます。
-
[適用]、[OK]の順にクリックして、Edgeブラウザー拡張機能のグループポリシー設定を更新します。
Firefox
Firefoxブラウザーの拡張機能は、Blue Prism 6.10.6のインストールでは入手できません。Firefoxの拡張機能を含む最新のBlue Prism 6.10は、Blue Prism 6.10.5です。詳細については、「アップグレード通知」「」を参照してください。
次のJSONデータ(公式なFirefox拡張機能設定ドキュメントの例に基づく)を使用し、プレースホルダーに拡張機能IDと適切な無効なURLを代入します。
{"Your extension ID":
{
"installation_mode":"normal_installed",
"install_url":"Any invalid address",
"updates_disabled":true
}
}
updates_disabledオプションはtrueに設定され、ブラウザーは強制的にinstall_urlを参照します。これは無効なhttpアドレスであるため、更新はダウンロードされません。
- ローカルグループポリシーエディターを開きます。
-
[ユーザー設定] > [管理用テンプレート] > [Mozilla] > [Firefox] > [拡張機能]の順に進み、[拡張機能の管理]をダブルクリックします。
[拡張機能の管理]ウィンドウが開きます。
-
[有効]を選択し、選択した拡張機能IDのJSONデータを[オプション]フィールドに貼り付けます。改行せずに一行で入力する必要があります。この例は、拡張機能IDが{1f30db44-0f0f-4d09-887b-92127c35941f}で、無効なアドレスがhttps://localhostの場合です。
コピー{" {1f30db44-0f0f-4d09-887b-92127c35941f}":{"installation_mode":"normal_installed","install_url":"https://localhost","updates_disabled":true}}
-
オプションで、参照用にコメントフィールドにJSONデータを貼り付け、その他の適切なコメントを記入することもできます。
-
[適用]、[OK]の順にクリックします。
-
コマンドプロンプトを管理者として開き、gpupdate /forceを実行します。
-
Firefoxブラウザーのハード再読み込み(Ctrl + F5)を実行するか、ブラウザーを閉じて開きます。
追加情報
以下のブラウザー別の情報も参照してください。
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Chrome - 管理コンソールを使用すると、組織内の拡張機能の設定を個別に定義できます。Chromeブラウザー拡張機能の管理について詳しくは、「Enterpriseでの拡張機能の管理」を参照してください。
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Microsoft Edge – セルフホスト型のガイドは、パッケージを構築し、組織に展開するためのガイダンスを提供します。